【レポート】アニメ映画『思い、思われ、ふり、ふられ』アフレコ収録の様子が到着!掛け合いで生まれたリアルな表現や感情

思い、思われ、ふり、ふられ

咲坂伊緒が描いた大人気少女コミック「ストロボ・エッジ」と「アオハライド」(集英社マーガレットコミックス刊)。2014年に「アオハライド」が実写映画化&テレビアニメ化、15年に「ストロボ・エッジ」が実写映画化されると、ティーンを中心に社会現象となり、咲坂伊緒の世界に日本中がときめき、青春した。そして2020年、両作の系譜を継ぐ「咲坂伊緒 青春三部作」の最終章、累計部数500万部を突破する「思い、思われ、ふり、ふられ」が満を持して映像化。史上まれにみるアニメーション&実写での連動W映画化プロジェクトが始動。アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』が5月29日(金)に公開となる。(※実写版『思い、思われ、ふり、ふられ』は2020年8月14日(金)公開)

監督は黒柳トシマサ、アニメーション制作は、大ヒットシリーズ「ソードアート・オンライン」のA-1 Pictures。脚本には『ヒロイン失格』(15)、『センセイ君主』(18)の吉田恵里香、音楽を担当するのはスタジオジブリ作品『耳をすませば』(95)、『猫の恩返し』(02)などで高い評価を受けている野見祐二と、豪華スタッフが集結。

声優には、恋愛に対して現実的で積極的だが本当の気持ちを出すのが苦手なヒロイン【山本朱里】に潘めぐみ、朱里の義理の弟で、ある葛藤を抱える【山本理央】を演じるのは島﨑信長、由奈の幼馴染で真っ直ぐな好青年だが、どこか周囲を冷静に見てしまう【乾 和臣】を演じるのは斉藤壮馬、朱里とWヒロインとなる夢見がちで恋愛に対して消極的な【市原由奈】を、オーディションにて満場一致で選ばれた大注目の新人声優、鈴木毬花が参加。

この度、本作のメインキャラクター4人の声優陣が揃う形で先日行われた、アフレコ収録の様子が到着した。

本作で初めてヒロイン役に抜擢された鈴木はメインの役どころが初めてということもあり緊張を隠せない様子だったが、もう一人のヒロイン朱里を演じたが「大丈夫だよ」、「緊張してる?」と先輩声優として優しく声をかけるなど収録は和やかにスタート。

朱里が由奈をフォローしていく劇中での2人の関係性のように、かけあいでも鈴木をリード。鈴木も回数を重ねるごとに役をどんどんつかんでいき、その吸収力と天性のピュアでみずみずしい声に黒柳監督も感心。

収録後、は朱里を演じるに当たり「鈴木さんの真っ直ぐさに、島﨑さんの優しさに、斉藤さんの心強さに、幾度となく救われました」とコメント。

和臣役の斉藤も「実際に掛け合いをするからこそ生まれ得る表現や感情が心地よかったですね。もっとこのメンバーで掛け合っていたい!と4人とも言っていました」と4人で掛け合いながら収録できたことへの充実感を伝えている。

理央役の島﨑も「とても素敵なスタッフ・キャストの仲間たちのおかげで、“そこに生きている”理央を感じることができた気がします。出来上がりが本当に楽しみです。」と絵に描いたような王子様キャラクターの理央がどのように息づいているのか必見だ。

そして初めてヒロインに声を吹き込んだ鈴木は「皆さんお優しくて、私が何度も録り直しをして焦ってしまっていた時に空気を変えようと違うお話をして下さり、その優しさがとても嬉しかったです。このような作品に関われて幸せだと感じました。」と笑顔を覗かせた。

本アフレコによって、確かな実力を持つ4人の豪華声優陣による掛け合いによって生み出されたリアルな表現や感情、そして今後の続報にもご期待いただきたい。

思い、思われ、ふり、ふられ

 

キャスト コメント全文(敬称略)

潘めぐみ/山本朱里役
掛け合いの中で生まれてくるものを大切にしようと思ったので、あまり固めていきませんでした。
実際に、由奈、理央、和臣、そして家族やまわりの人たちから想いを受け取ることで、朱里の心の輪郭が見えきたように思います。
朱里の器用でいて不器用なところや素直になり切れない葛藤と向き合っていく中で、鈴木さんの真っ直ぐさに、島﨑さんの優しさに、斉藤さんの心強さに、幾度となく救われました。

鈴木毬花/市原由奈役
マイク前で掛け合いをするのが初めてでとても緊張していたのですが、皆さんお優しくて、私が何度も録り直しをして焦ってしまっていた時に空気を変えようと違うお話をして下さり、その優しさがとても嬉しかったです。先輩方と演じる中で、掛け合いの難しさ、先輩方の凄さを感じ、自分の未熟さにショックを受けましたが収録の度に課題を見つけ、前回よりも良いお芝居ができるよう頑張りました。この収録を通して、先輩方に追いつけるように自分自身の力をもっとつけたいと思うとともに、このような作品に関われて幸せだと感じました。

島﨑信長/山本理央役
理央の外見ではなく中身を、人間くささを大切にできればという思いで演じさせていただきました。とても素敵なスタッフ・キャストの仲間たちのおかげで、フィクションではあるのですが、“そこに生きている”理央を感じることができた気がします。みんなのおかげで、とっても楽しくお芝居させていただきました。出来上がりが本当に楽しみです。

斉藤壮馬/乾 和臣役
本線が何日かに分かれている劇場版のアフレコはあまり経験したことがなかったのですが、ぼくの参加初日に偶然4人が揃って収録ができたので、とてもありがたかったです。やはりオーディションやPVのときとは異なり、実際に掛け合いをするからこそ生まれ得る表現や感情が心地よかったですね。終始穏やかな収録でしたが、もっとこのメンバーで掛け合っていたい!と4人とも言っていました。とにかく刺激的で豊かなアフレコでした!楽しかったです!

 

<咲坂伊緒青春三部作>とは

-ピュアとリアルで揺れ動く青春-

「ストロボ・エッジ」-ピュアがリアルを変えていく―
連載開始にあたって咲坂が意識したのがデビュー時の“本気の”ピュアな気持ち。主人公、仁菜子は“ピュア”を前面に押し出した子。一方、ヒーローの蓮は「学校一のモテ男」。ゆえに彼女がいるという“リアル”な設定。そこからの蓮の心変わりを丁寧に描いた“ピュア”が“リアル”を変えていく物語。

「アオハライド」-リアルがピュアを求める―
連載開始当初は『ストロボ・エッジ』をライバル視していたという咲坂。主人公、双葉はあえて自分をサバサバ系に演出している“リアル”な女子。ヒーローの洸も「学校一のモテ男」蓮にくらべればより“リアル”な高校生男子。その“リアル”なふたりは洸の両親の離婚をはじめ過酷な『現実』に直面し、揺さぶられる。ふたりを支えたのは中学時代の“ピュア”な思い出だった。

「思い、思われ、ふり、ふられ」-ピュアとリアルがぶつかり、成長する―
アオハライド終了時のインタビューで「恋心の多彩な可能性を表現していきたい。」と語っていた咲坂が『思い、思われ、ふり、ふられ』で描いたのが由奈と朱里のWヒロイン。恋愛に夢見がち、“ピュア”な由奈、現実的な恋愛を志向する“リアル”な朱里。“ピュア”と“リアル”。ふたりがたがいに影響を及ぼし合い成長していく様を描いた「ふりふら」が「ストロボ」と「アオハ」を経て咲坂伊緒がたどり着いた青春三部作の掉尾を飾ります。

時代が移っても変わらない、『人を好きになる』という恋愛において普遍的な想い。
咲坂伊緒が“生っぽさ”を大事に描き上げた、ピュアとリアルの間で揺れる青春三作品です。


ストーリー
偶然出会ったタイプの全く違う【朱里】と【由奈】、朱里の義理の弟の【理央】と由奈の幼馴染の【和臣】は同じマンションに住み同じ学校に通う高校1年生。理央に憧れる由奈、朱里に言えない想いを抱える理央、秘密を抱える朱里、ある秘密を目撃してしまった和臣。
それぞれの思いは複雑に絡み合い、相手を思えば思うほどすれ違っていき――
切なすぎる恋が動き出す。

思い、思われ、ふり、ふられ作品タイトル:アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』
原作:咲坂伊緒「思い、思われ、ふり、ふられ」(集英社マーガレットコミックス刊)
キャスト:島﨑信長 斉藤壮馬 潘めぐみ 鈴木毬花
監督:黒柳トシマサ
キャラクターデザイン:山下 祐
脚本:吉田恵里香
美術監督:平間由香
色彩設計:安部なぎさ
CGディレクター:野間裕介
撮影監督:岡﨑正春
編集:三嶋章紀
音楽:野見祐二
音響監督:長崎行男
アニメーション制作:A-1 Pictures
製作:アニメ映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会
配給:東宝

公式サイト:furifura-movie-animation.jp
公式twitter:@furifura_anime
公式Instagram:furifura_anime
コピーライト:(c) 2020 アニメ映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 (c) 咲坂伊緒/集英社

<アニメーション映画>2020年5月29日(金)全国公開
<実写映画>2020年8月14日(金)全国公開


 

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