『WAVES/ウェイブス』のトレイ・エドワード・シュルツ監督デビュー作『クリシャ』限定ロードショー急遽決定!

クリシャ

カンヌ国際映画祭批評家週間オフィシャルセレクション選出、SXSW映画祭では審査員特別賞と観客賞をW受賞したほか、アメリカン・インディペンデント・フィルムでは作品賞や監督賞を含めて5冠に輝くなど、数々のインディペンデント映画祭を席巻。ジョン・ウォーターズ監督の2016年のベスト映画にも1位に選ばれたトレイ・エドワード・シュルツ監督のデビュー作『クリシャ』が4月17日(金)より限定ロードショーされることが決定した。

本作で映画界に震撼を巻き起こした新星トレイ・エドワード・シュルツ監督は、本作をきっかけにA24にその才能を買われ、『イット・カムズ・アット・ナイト』、『WAVES/ウェイブス』を監督することにもなった。今、もっとも注目を集める映画監督の1人、シュルツ監督のエッセンスが詰まった本作は、残念ながら日本では未公開。京都みなみ会館でのイベント上映をはじめ、限られた一部の劇場と期間限定の配信でしか見られる機会のなかった幻のデビュー作がついに公開となる。

トレイ・エドワード・シュルツ(監督・脚本・編集・製作|トレイ役)

1988年、テキサス州ヒューストン生まれ。映画界に足を踏み入れた最初のきっかけは、テレンス・マリック監督の『ボヤージュ・オブ・タイム』で、シュルツ監督は、その作品でフィルムの装填係りとして参加。その後、『ツリー・オブ・ライフ』のインターンを経て、『Song to Song』(2017)でも撮影アシスタントを務める。

『クリシャ』の元となった同名の短編『Krisha』は、2014年SXSWの短編コンペティションで初公開され、撮影賞を受賞。
この短編はハリウッドにある独立系短編映画祭の「HollyShorts Film Festival」をはじめとする多くの映画祭で上映された。

翌年、初の長編として完成した『クリシャ』は、SXSWの長編ナラティブ部門で審査員大賞と観客賞をW受賞。
そのほかど数々の映画祭を席巻。さらにはジョン・ウォーターズ監督の2016年ベスト映画に選出され、映画界に衝撃を与えた。

アメリカの独立系スタジオA24にもその才能が買われ、2017年に『イット・アット・カムズ・ナイト』、『WAVES/ウェイブス』を監督する。

クリシャ

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イントロダクション
数々の映画祭で賞を受賞し、ジョン・ウォーターズ監督の2016年ベスト映画にも選出され全米インディペンデント映画祭を席巻したトレイ・エドワード・シュルツ監督の衝撃の長編デビュー作。主人公のクリシャをはじめ、監督の親族が多く出演し、監督自らもクリシャの息子トレイ役を演じている。また本作で展開される家族ドラマはシュルツ監督の実の叔母と親族との軋轢、そして薬物・アルコール中毒者でもあった父親との実体験が元となっている。

ストーリー
親族から疎まれているクリシャが感謝祭に参加するべく、かつて捨てた家族の元へ戻ってくる。そこには妹夫婦や姉夫婦とその子供たちが勢ぞろいしていた。クリシャは過去の出来事を後悔し、息子トレイに自分が変わったことを証明しようとする。そんなクリシャを受け入れようとした家族たちだが、トレイはクリシャの帰還を快く思っていなかった。精神的に不安定のクリシャは、やめていたはずのアルコールに手を出してしまい、感謝祭は醜悪なものへと変わっていく……。

作品タイトル:『クリシャ』
監督・脚本・出演:トレイ・エドワード・シュルツ
出演:クリシャ・フェアチャイルド、ロビン・フェアチャイルド、ビル・ワイズ、クリス・ダベック、オリヴィア・グレース・アップルゲイト
製作:ジャスティン・R・チャン、トレイ・エドワード・シュルツ、ウィルソン・スミス、チェイス・ジョリエット
製作総指揮:ジョナサン・R・チャン、JP・カステル
撮影:ドリュー・ダニエルズ
音楽:ブライアン・マコーマー
アメリカ/83分/カラー/アメリカン・ビスタ&シネマスコープ&スタンダード/2015年
配給:グッチーズ・フリースクール

4月17日(金)、アップリンク渋谷・吉祥寺・京都にて限定ロードショー

 
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