桜田ひよりと木戸大聖がW主演を務める映画『モブ子の恋』の場面写真が公開された。

本作は、田村茜による漫画「モブ子の恋」(コアミックス)を、テレビドラマ「silent」(22)、「海のはじまり」(24)、『バジーノイズ』(24)を手掛けた風間太樹が監督を務め実写映画化。
桜田が、人見知りで控えめな性格の女子大生、“モブ子”こと田中信子役を、木戸が、信子が初めて恋心を寄せるアルバイト先の大学生・入江博基役を演じる。そのほか、早瀬憩、唐田えりか、草川拓弥、荒木飛羽、古舘寛治らが集結した。
20年間、ずっと片隅で“脇役”として生きてきた信子。そんな彼女が初めて恋心を寄せるのが、同じスーパーでアルバイトをしている大学生・入江だ。穏やかで控えめながら、周囲の小さな変化にも気づくやさしい性格の入江は、信子の日常にこれまでなかった温もりをもたらす存在。何気ない会話やさりげない気遣いの積み重ねが、信子の心を少しずつ動かしていく。静かに相手と向き合う入江の姿は、観る者にやわらかな余韻を残す。
そんな入江を演じる木戸は、「First Love 初恋」(22)で注目を集め、爽やかなルックスと人懐っこいキャラクター、そして繊細な感情表現を駆使した高い演技力で多くの人を魅了してきた。本作では、派手なアプローチではなく、相手を思いやる静かなやさしさを持つ入江という役柄を、細やかな表情や佇まいで丁寧に体現。信子の変化に寄り添いながら、そっと背中を押す存在として、物語に温かな空気をもたらしている。

本作への出演について木戸は、「原作を読ませていただいて、このやさしさと温かさに包まれたラブストーリーは、他にはない『モブ子の恋』だけの世界観だと感じました」と語り、「入江という役は、これまであまり演じてこなかったキャラクターだったので、自分にとって良いトライができる作品だと思い、オファーをお受けしました」と明かした。
また入江のキャラクターについて、「他人に対して『こう言ったらどう思うかな?』と、いろんな想定しながら言葉を選ぶところは、似ているなと思います」と述べ、相手を思いやるがゆえに慎重になるところに共感したという。静かで控えめながらも、確かなやさしさを持つ入江という人物像を、木戸は表情と佇まいを巧みに使い分けて見事に表現している。

今回公開された場面写真では、入江のさりげないやさしさがにじむ瞬間が切り取られている。バイト先のスーパーで、揃いの青いジャケットを羽織り、やさしい眼差しで信子を見守る入江。夜のファミレスでは、信子の言葉に静かに耳を傾けながら、やわらかく微笑む。そして、夕暮れの淡い光が差し込む公園で、信子にそっと飲み物を手渡すひとコマなど、二人の距離が少しずつ近づいていく様子が映し出されている。

『モブ子の恋』は、6月5日より公開。
ストーリー
モブ(mob)とは、群衆、脇役、背景と同化しているキャラクターのことである。田中信子(桜田ひより)は、その定義に自分を重ね合わせ、常に誰か別の主人公たちが輝く世界を遠くから眺めて生きてきた。そんな彼女の視線の先に、スーパーで働く入江博基(木戸大聖)が現れる。誰も気づかぬ足元の小さな花を、力いっぱいカートを操って避ける入江の姿。その自然なやさしさに触れた信子は、次第に入江に惹かれはじめる。
その出会いをきっかけに、「人とちゃんと関わりたい」――自らを縛っていた殻を破ろうともがき始めた信子。
しかし、現実は甘くない。就職活動の面接では「あなたのことを話して」という問いに言葉が詰まり、厳しい現実を突きつけられる。そんな彼女の背中を静かに押してくれるのは、お節介なほど明るい後輩の安部ちゃんや、厳しくも温かい先輩の篠崎さんといった仲間たち。一方の入江もまた、彼女が隅っこで魅せる静かなやさしさに気づき、その存在をまっすぐに見つめていた。
お祭りの灯りや、二人で運ぶ荷物の重みといったささやかな日常の積み重ねが、やがて二人に前を向く強さを与えはじめる。誰かに見つけてもらうのを待つだけではない、新しい人生のあり方を見つけた二人に待つものとは…?
『モブ子の恋』
出演:桜田ひより 木戸大聖 早瀬憩 唐田えりか 草川拓弥 荒木飛羽 蒼戸虹子 占部房子 吉田ウーロン太 TheWorthless 中村優子 古舘寛治
監督:風間太樹
脚本:倉光泰子
音楽:坂本秀一
主題歌:にしな「クローバー」(ワーナーミュージック・ジャパン)
原作:田村茜「モブ子の恋」(ゼノンコミックス/コアミックス)
製作:映画「モブ子の恋」製作委員会
制作プロダクション:AOI Pro.
配給:イオンエンターテイメント、東京テアトル
(C)田村茜/コアミックス (C)映画「モブ子の恋」製作委員会
https://mobukoi-movie.jp/
6月5日(金)全国公開



