Netflixオリジナル映画『愛なき森で叫べ』特報映像解禁!不気味に微笑む“最狂の詐欺師・村田”がいざなう狂気の世界ー

『冷たい熱帯魚』、『恋の罪』と同様に実際の事件からインスパイアされた、狂気と愛憎が渦巻く戦慄のサスペンス・スリラー、Netflixオリジナル映画『愛なき森で叫べ』が2019年10月11日(金)より配信される。監督は、『自殺サークル』、『愛のむきだし』、『ヒミズ』など、数々の衝撃作で世界中の映画ファンを魅了してきた、日本を代表する鬼才・園子温
このたび、『愛なき森で叫べ』がシッチェス・カタロニア国際映画祭2019 ニュー・ビジョンズ部門への正式出品が決定し、ワールドプレミアとして上映されることが決定した。それに伴い、ティザーキーアート、特報が解禁された。

本作にはこれまでの園監督作品を彷彿とさせるシチュエーションや、『HAZARD』(06)、『自殺サークル』(02)、『Strange Circus 奇妙なサーカス』(05)、『冷たい熱帯魚』(11)、『恋の罪』(11)などに登場した村田、美津子、妙子、シンといった同じ名前の人物が次々と現れ、園監督ならではのユーモアとバイオレンスで突き進む。
特に『冷たい熱帯魚』で狂気に満ちた存在感を見せつけた、でんでんによる初代”村田”は、熱狂的なファンを生み出し話題になったが、『愛なき森で叫べ』で椎名桔平が演じる”村田丈”は軽妙な話術で人の心を操りながら、人を人と思わぬ冷酷さを持つ“最狂の詐欺師”。大げさなポーズや誇大妄想のような嘘に笑いながらも、徹底した自己中心的な言動に背筋が凍るキャラクターとなっている。

物語の舞台は1995年。上京したばかりのシン(満島真之介)は、ジェイ(YOUNG DAIS)とフカミ(長谷川大)に声をかけられ彼らの自主映画制作に参加。ジェイたちの知人である妙子(日南響子)と美津子(鎌滝えり)に出演を依頼する。彼女たちは高校時代、憧れであったクラスメイトが交通事故で急逝するという衝撃的な事件から未だ逃れられずにいた。引きこもりとなっていた美津子に村田(椎名桔平)から電話がかかってきたのは、世間が銃による連続殺人事件に震撼していたころ。
村田は「10年前に借りた50円を返したい」という理由で美津子を呼び出し、巧みな話術とオーバーな愛情表現で彼女の心を奪っていく。だが、村田は冷酷な天性の詐欺師だった。自身の姉も村田に騙されていた妙子によって彼の本性を知ったシンたちは、村田を主人公にした映画を撮り始める。やがて村田は、美津子の父・茂(でんでん)や母・アズミ(真飛聖)をも巻き込み、事態は思わぬ方向へ転がり始める…。

今回解禁されるティザーキーアートは、血糊が飛び散る撮影現場シーンを切り取ったもの。果たしてこれは、『愛なき森で叫べ』の撮影シーンなのか、それともシンたちが撮る村田を主人公にした映画なのか…虚構と現実が入り混じるデザインとなっている。
30秒の特報は、とある女子校の卒業アルバムを元に、結婚詐欺の標的を探す村田が美津子と繋がるという、事件の発端からスタート。真っ赤なスポーツカーに真っ白なスーツで現れ、出会った途端にプロポーズをするという怪しさ満点の村田。普通ならば絶対に騙されないであろうシチュエーションだが、奇想天外な嘘ほど人は信じてしまうのか。美津子はこの後、村田に心も体も支配されていく。

世界中で蔓延している事件の被害者の姿、そして、彼らが加害者に転じてしまう人間社会の恐ろしさと闇を炙り出す、園監督ならではのユーモアとバイオレンスで突き進む『愛なき森で叫べ』は、2019年10月11日(金)、Netflixオリジナル映画として全世界190か国へ配信予定。世界は再び、園子温に震撼する。

作品タイトル:Netflixオリジナル映画『愛なき森で叫べ』
出演:椎名桔平、満島真之介、日南響子、鎌滝えり、YOUNG DAIS、長谷川大 / 真飛聖、でんでん
監督・脚本:園子温
プロデューサー:武藤大司
撮影:谷川創平 美術:松塚隆史 照明:李家俊理
配信:2019年10月11日(金)、Netflixにて全世界配信予定

公式サイト:https://www.netflix.com/jp/title/81133621

2019年10月11日(金)、Netflixにて全世界配信予定


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