『アメリカン・アニマルズ』「007」次回作の監督候補にもなった今最も注目すべき映画監督、バート・レイトン氏が来日!

アメリカン・アニマルズ「事件」をセンセーショナルな手法で描き、“ネクストレベルのクライム・ムービー”と話題の映画『アメリカン・アニマルズ』が5月17日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショーとなる。この度、本作品の監督・バート・レイトン氏の来日が決定となった。

ドキュメンタリー映画『The Imposter』で英国アカデミー賞最優秀デビュー賞を受賞し、長編ドラマとしては本作が初監督作品となるバート・レイトン氏。事件を起こした本人たちを劇中に登場させ、ドキュメンタリーとドラマのハイブリッドにスタイリッシュな映像と音楽を盛りこみ、センセーショナルな作品を誕生させた。「ドキュメンタリーで培われた直感から、関係者と接触することを考えた。たとえ犯した罪で長期の刑に服していたとしてもね」と語るように、レイトン監督は服役中の若者たちと文通を始めた。4人の受刑者たち(すなわちウォ-レン・リプカ、スペンサー・ラインハード、エリック・ボーサク、そしてチャールズ・“チャス”・アレン2世)にあてた手紙は最終的に本作の脚本の基礎となった。

アメリカ公開時には、有名レビューサイトRotten Tomatoesで98%という高いスコアを打ち出し、映画ファンだけではなく、映画関係者からも注目されたレイトン監督を映画界が放っておくはずもなかった。本作公開後すぐに「007」シリーズの次回作監督にオファーが入ったことがメディアで取り上げられたが、それに対し監督は「自分にはまだその準備ができていない、007のような大作を現時点で受けることよりも今は原点に戻り制作したいものがある。もちろん、いつかは受けたいオファーです。」と丁重に断っていた。

アメリカン・アニマルズ

脚本・監督バート・レイトン プロフィール
『アメリカン・アニマルズ』が長編監督デビュー作品となる。2012年に監督したドキュメンタリー映画『The Imposter』(12)でその独創性と語り口により批評家から広範囲の支持を得て、オースティン映画批評家協会賞、英国アカデミー賞BAFTA(英国脚本家・監督・プロデューサーデビュー賞)、英国インディペンデント映画賞(最優秀ドキュメンタリー賞ほか2部門)をはじめ、世界中の映画祭で30ノミネート、12受賞を果たした。斬新なスタイルとジャーナリスティックな手法で挑戦的なテーマにも果敢に取り組むことで知られているクリエイターとして知られている。12 年間イギリスの大手制作会社Raw の創作局長を務めており、賞に輝くドキュメンタリー作品やシリーズ物の数々を手掛けてきた実績がある。『The Imposter』は英国歴代最高収益を上げたドキュメンタリーとして記録されている。

クリエイターも必見!コメント一覧

高橋諭治(映画ライター)
「世にも奇怪な失踪ミステリー・ドキュメント『The Imposter』が圧巻だったバート・レイトン監督。衝撃実話を再構成する手法をトリッキーに進化させ、もはやクライム・ジャンルの鬼才であることを証明した。その非凡な手並みを目撃せよ!」

長谷川町蔵(文筆家)
「犯人になりきった俳優と、俳優のような犯人が、ドキュメンタリーとフィクションの境界線を打ち破る。これはまさにネクスト・レベルのクライム・ムービー。」

山崎まどか(映画ライター)
「出てくる人々の誰が俳優で誰が事件の当事者か分からない!虚構&現実のシャッフル具合と一瞬の真実にクラクラする、これは実録映画のネクスト・レベル。」

岩田和明 (映画秘宝編集長)
「最高に笑った!ポンコツたちの一攫千金ドタバタ強盗計画!今年の『カメラを止めるな!』枠はコレだ!」

時価12億円のヴィンテージ本を狙った前代未聞の強盗事件。
犯人は、4人の大学生。まさかの実話。

ストーリー
アメリカ・ケンタッキー州で退屈な大学生活を送るウォーレンとスペンサーは、自分が周りの人間と何一つ変わらない普通の大人になりかけていることを感じていた。そんなある日、2人は大学図書館に時価1200万ドル(およそ12億円相当)の超える画集「アメリカの鳥類」が保管されていることを知る。
「その本が手に入れば、莫大な金で俺たちの人生は最高になる」そう確信したウォーレンとスペンサーは、大学の友人エリックとチャズに声をかける。『スナッチ』『レザボア・ドッグス』『オーシャンズ11』などの犯罪映画を参考に作戦を練ることにした4人は、特殊メイクで老人に扮し図書館に乗り込む計画を立てる。来たる決行日、老人の姿に変装した4人は図書館へと足を踏み入れる――。そこで彼らを待ち受ける運命とは?これは、刺激を求めて道に迷ったアメリカン・アニマルズ達の物語。

作品タイトル:『アメリカン・アニマルズ』
出演:エヴァン・ピーターズ、バリー・コーガン、ブレイク・ジェナー、ジャレッド・アブラハムソン
監督・脚本:バート・レイトン『The Imposter』(英国アカデミー賞受賞)
原題:American Animals
(2018年/アメリカ・イギリス/116分/スコープサイズ/5.1ch)
提供:ファントム・フィルム、カルチュア・パブリッシャーズ
配給:ファントム・フィルム

公式サイト:phantom-film.com/americananimals/
コピーライト:(C) AI Film LLC/Channel Four Television Corporation/American Animal Pictures Limited 2018

5月17日(金)新宿武蔵野館、HTC渋谷ほか全国ロードショー!


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