映画『母性』愛せない母:戸田恵梨香×愛されたい娘:永野芽郁の場面写真一挙解禁!原作・湊かなえの絶賛コメントも

母性

映画『母性』(11月23日(水・祝)公開)より、場面写真と原作者・湊かなえからのコメントが解禁された。

累計発行部数360万部を超え、2010年に映画興行収入38.5億円を記録した超ヒット作『告白』から12年。数々の傑作を生み出し日本中を震撼させてきたベストセラー小説家・湊かなえが「これが書けたら、作家を辞めてもいい。そう思いながら書いた小説」とまで語った渾身の作品で、累計発行部数100万部を突破した「母性」(新潮文庫刊)が、廣木隆一監督のメガホンでついに映画化。

娘を愛せない母親:ルミ子役に戸田恵梨香。母に愛されたい娘:清佳役には永野芽郁。ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」で先輩・後輩役として息の合ったユーモラスな掛け合いを見せた2人が、本作では一転、”母性”に翻弄される母娘に挑戦するとあって、今回2人がどんな演技を見せるのか注目を集めている。

ドラマの時とはまた違った迫真の演技を披露する戸田&永野の熱演は勿論のこと、母と娘の不穏な関係性が、事件にまつわる2人の視点の違いとも描かれるのも、映画の大きな見どころのひとつ。母の証言では「娘を強く抱きしめた」というシーンがある一方で、その同じ場面を娘は「母に首を絞められた」と証言をする。

このたび解禁となったのは、そんな180度真逆の証言に終始惑わされるであろうことを予想させる場面写真。”母性”を巡る〈1つの事件〉と、母と娘〈2人の食い違う証言〉によって浮かび上がる衝撃の物語の全貌とは。

そして、完成した作品を鑑賞した原作者・湊かなえは今回、その仕上がりはもちろん、豪華俳優陣が魅せる迫真の演技にも感激し、絶賛するコメントを寄せている。

なお、本作のムビチケ前売券は、全国の劇場(一部除く)・オンラインにて8月11日(木・祝)より発売開始となる。

湊かなえ(原作者)コメント全文(※敬称略)

多くの企画者が映像化を熱望した「母性」。今回、映画化を許諾された決め手について
娘(母親から愛される立場)であり続けたいまま子どもを産んだ母親と、その母親から愛されたい娘。その二人の物語であることをきちんと汲み取った内容の脚本だったので、ぜひお願いしたいと思いました。
女性は子どもを産めば必ずしも母性が芽生えるわけではない、といったことなど、「母性」について年齢や性別を問わず多くの方が考えてくださる作品になってほしいと思いました。

完成した映画をご覧になって
俳優の方々の演技がすばらしい。背景が美しい。母と娘の思い違いの場面が、観客に自然に伝わる構成になっている。音楽もよい。と、完成度の高さに喜びしかありません。戸田さんの鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。永野さんの表情での演技もすばらしかったです。大地さん、高畑さんはじめ、女優の方々おひとりずつの演技がすばらしく、またそれらが化学反応を起こすかのように、作品全体に深みや広がりを与えている。エンターテインメント作品のおもしろさと、芸術作品の感動が融合した作品になっていると思います。
自分の中にこんな感情があったのかと気づくように、心の奥底にある感情が素手でえぐりだされるような作品を、どうか体感してみてください。見ないと、損、損。

母性
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ストーリー
女子高生が自ら命を絶った。その真相は不明。事件は、なぜ起きたのか?
普通に見えた日常に、静かに刻み込まれた傷跡。愛せない母と、愛されたい娘。
同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、ふたりの話は次第に食い違っていく…
母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」―2つの告白で事件は180度逆転し、やがて衝撃の結末へ。
母性に狂わされたのは母か?娘か?・・・この物語は、すべてを目撃する観客=【あなたの証言】で完成する。

作品タイトル:『母性』
出演:戸田恵梨香 永野芽郁
三浦誠己 中村ゆり 山下リオ
高畑淳子 大地真央
原作:湊かなえ『母性』(新潮文庫刊)
監督:廣木隆一
脚本:堀泉杏
音楽:コトリンゴ
製作:映画「母性」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:bosei-movie.jp
公式Twitter:@bosei_movie
コピーライト:(c)2022映画「母性」製作委員会

2022年11月23日(水・祝)全国ロードショー

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