『クライ・マッチョ』イーストウッド3大傑作が12/24より再上映!特別上映の「シネマティック・レガシー」からコメント到着

クライ・マッチョ

クリント・イーストウッド監督・主演・製作の『クライ・マッチョ』が2022年1月14日(金)日本公開となるのを記念して、イーストウッド“珠玉の三大傑作”が、12月24日(金)~2022年1月13日(木)の3週間限定で新宿ピカデリーとなんばパークスシネマで上映される。

半世紀以上に渡り一線で活躍を続ける名優にして、『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で監督として2度のアカデミー賞(R)に輝くクリント・イーストウッド。1971年の『恐怖のメロディ』での監督デビューから50年、本作が40作目となるアニバーサリー作品となる。

今回上映される3作品は、第65回アカデミー賞(R)にてイーストウッド自身の主演男優賞部門を含む9部門でノミネート、監督賞と作品賞でオスカー初受賞となった傑作『許されざる者』(92)、米映画批評会議賞の最優秀主演男優賞を獲得した大ヒット作『グラン・トリノ』(08)、第87回アカデミー賞Rにて最優秀作品賞を含む米アカデミー賞6部門にノミネートされるなど高評価を得た『アメリカン・スナイパー』(14)の“珠玉の3大傑作”だ。

『クライ・マッチョ』は、落ちぶれた元カウボーイのマイク(イーストウッド)と14歳の少年ラフォ(エドゥアルド・ミネット)の旅を通して、夢、希望、友情、愛情を描き、本当の[強さ]を問いかける、まさにイーストウッドの集大成となる作品。ふたりの変化の過程を通して、正しい行いとは何か、良き人間とはどうあるべきかを問う『許されざる者』や『グラン・トリノ』を彷彿とさせる。加えて、狙撃手として葛藤する兵士の姿を描き、2014年にアメリカで最高額の興行収益をあげた実話に基づく強烈なドラマ『アメリカン・スナイパー』がラインナップ。『許されざる者』と『グラン・トリノ』は初のデジタル上映となる。

さらに、イーストウッドの長年の功績を辿るドキュメンタリー「クリント・イーストウッド:シネマティック・レガシー」から、各作品それぞれの舞台裏をとらえた特別映像が初上映となる。映像では、イーストウッド監督が映画製作へのこだわりを語るだけでなく、大物俳優やベテラン製作陣たちが集い、イーストウッドの演出についてコメントを寄せている。

イーストウッドが「作品の成功を決めるのは、脚本が5割、キャスティングが4割、後の1割は失敗していい」と微笑む。複数のイーストウッド作品に出演しているモーガン・フリーマンは、「脚本が途中の段階では絶対に撮り始めない。全部完成してから撮り始める。脚本通りにね」と言及する。『アメリカン・スナイパー』の脚本家ジェイソン・ホールは、「誇張した描写がない。クリントは鋭い直観と自信に加えて、真実を見いだす天性の能力があるんだ」と、演出家としての特別な資質を讃えている。映画界の巨匠マーティン・スコセッシ監督は、イーストウッドの俳優としての実力を「彼は動かなくても表情と目で表現できる」と高く評価する。『マディソン郡の橋』(95)で共演したメリル・ストリープは、実は西部劇が苦手だと明かしながらも、「『許されざる者』を見て思った。“なんて才能があるの”とね」と、自身の好みを超越したイーストウッド作品に感銘を受けた。レオナルド・ディカプリオブラッドリー・クーパースティーヴン・スピルバーグ監督なども続々登場する必見の映像となっている。

この映像は、2022年1月7日(金)よりデジタル配信を予定している、傑作の撮影の裏側を記録した9つのエピソードからなるドキュメンタリー「クリント・イーストウッド:シネマティック・レガシー」の内の3本となり、配信に先駆けて劇場の大スクリーンで特別上映される。

さらに、来場者へのスペシャルプレゼントとして「監督デビュー50周年アニバーサリーステッカー」も配布予定。(※数量限定につき、無くなり次第配布終了)

監督デビュー50周年記念作品『クライ・マッチョ』の新春公開を前に、『許されざる者』、『グラン・トリノ』、『アメリカン・スナイパー』の“珠玉の3大傑作”を大スクリーンで存分にご堪能いただきたい。

勇気、希望、友情、そして愛…。これまで数々の人生を描いてきたイーストウッドが描く真の [強さ] とは。原作との出会いから40年、イーストウッドが満を持して放つ集大成にして新境地『クライ・マッチョ』は、2022年1月14日(金)日本公開。

クリント・イーストウッド監督50周年記念作品『クライ・マッチョ』公開記念特別上映

【上映劇場】
東京:新宿ピカデリー、大阪:なんばパークスシネマ

【上映期間】
2021年12月24日(金)~2022年1月13日(木)

【上映作品】
「シネマティック・レガシー A Director’s Vision」(2021)【約18分】
『許されざる者』(1992)

「シネマティック・レガシー Triple Threat」(2021)【約17分】
『グラン・トリノ』(2008) PG12

「シネマティック・レガシー The Heart of a Hero」(2021)【約15分】
『アメリカン・スナイパー』(2014) R15+


ストーリー
誘拐から始まった少年との出会いが、二人の人生を大きく変えてゆく―
アメリカ、テキサス。ロデオ界のスターだったマイクは落馬事故以来、数々の試練を乗り越えながら、孤独な独り暮らしをおくっていた。そんなある日、元雇い主から、別れた妻に引き取られている十代の息子ラフォをメキシコから連れ戻すという依頼を受ける。犯罪スレスレの誘拐の仕事。それでも、元雇い主に恩義があるマイクは引き受けた。男遊びに夢中な母に愛想をつかし、闘鶏用のニワトリとともにストリートで生きていたラフォはマイクとともに米国境への旅を始める。そんな彼らに迫るメキシコ警察や、ラフォの母が放った追手。先に進むべきか、留まるべきか?少年とともに、今マイクは人生の岐路に立たされる――。

作品タイトル:『クライ・マッチョ』
出演:クリント・イーストウッド、エドゥアルド・ミネット、ナタリア・トラヴェン(『コラテラル・ダメージ』)、ドワイト・ヨアカム(『ローガン・ラッキー』)、フェルナンダ・ウレホラ(『ブルー・ミラクル』)
監督・主演・製作:クリント・イーストウッド
原作:N・リチャード・ナッシュ「CRY MACHO」
脚本:ニック・シェンク(『グラン・トリノ』『運び屋』)、N・リチャード・ナッシュ
製作:アルバート・S・ルディ(『ゴッドファーザー』『ミリオンダラー・ベイビー』)、ティム・ムーア(『グラン・トリノ』『アメリカン・スナイパー』)、ジェシカ・マイヤー(『グラン・トリノ』『アメリカン・スナイパー』)
配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:crymacho-movie.jp #クライマッチョ
コピーライト:(c) 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

2022年1月14日(金)全国ロードショー

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