映画館で”圧巻の音楽”を!『ミラベルと魔法だらけの家』ほか、この冬公開のミュージカル映画3作品をご紹介

ミラベルと魔法だらけの家

映画館も通常営業が再開され、以前のように劇場へ足を運ぶ方も徐々に増えてきたのではないだろうか。映画館で見る映画の醍醐味は、やはり臨場感あふれる迫力の音響。ゆったりとした座席で極上の音を味わえる映画館では、音楽を楽しめる映画がぴったり。この冬は特にミュージカル映画が豊作で、観ると心も体も踊りだしてしまうような作品が目白押しだ。今回は、映画館だからこそ味わえる“圧巻の音楽”が楽しめるミュージカル映画3作品をご紹介する。

『ミラベルと魔法だらけの家』11月26日(金)公開
新星ディズニーヒロイン・ミラベルは魔法に溢れる家で情熱的に歌い、踊る―
“ミュージカル界が誇る天才”リン=マニュエル・ミランダがラテンの音楽を世界中に響かせる!

ディズニー長編アニメーション60作品目を飾る記念すべき作品で、新たなディズニーヒロインとして誕生したミラベルは、魔法溢れる大家族・マドリガル家に生まれる。この一家では、5歳の誕生日を迎えると一人ひとり違う“魔法のギフト”を家から授かり、町の人々を助けたり楽しませたりして日々を過ごしていた。しかし、なぜか一人だけ魔法のギフトを与えられなかったミラベル。特別なギフトを持たない普通の女の子である彼女だが、持ち前の明るさで楽しい日々を送っていた。

そんなある日、家に大きな亀裂が入っているのをミラベルだけが発見。このままでは家族や大切な家が危機にさらされると知った彼女は、「魔法の力がないからこそ、どんなことも私ならできる!」と悟り、家族で“唯一の希望”として一人勇敢に立ち上がることとなる。

本作は『モアナと伝説の海』(2017)以来4年振りの新作オリジナル・ミュージカルとして公開される。本作を彩る音楽を手掛けたのは、今年待望の映画化を果たしたブロードウェイミュージカル「イン・ザ・ハイツ」(2008)やトニー賞4冠・グラミー賞も受賞した伝説のミュージカル「ハミルトン」(2015)を手掛け、今やエンターテイメント界には欠かせない存在となったリン=マニュエル・ミランダ。プエルトリコにルーツを持つ彼が得意とするのは、ラテン音楽や伝統的な音楽とヒップホップなど現代のカルチャーとの融合だ。

今回のヒロイン・ミラベルは、これまでのディズニーヒロインからさらにパワーアップし、歌うだけでなくラテンを基調とした音楽に乗って激しいダンスでも魅了してくれている。アニメーションでありながらも熱い息遣いを感じられる本作は、音楽と物語が絶妙に融合しており、アップテンポな曲に心も体も踊らされること間違い無し!

ミラベルと魔法だらけの家

『ディア・エヴァン・ハンセン』11月26日()公開
友人や家族にも心を開けずにいた孤独な高校生の人生を変えたのは“自分宛の手紙”
現代の若者に共感必至!心震わすミュージカルがついに映画化

トニー賞6部門・グラミー賞・エミー賞受賞と、名だたる賞を総なめにしたミュージカルを映画化した作品。孤独な日々を過ごす高校生のエヴァン・ハンセンは学校や家でも心を寄せることができずにいた。ある日彼は、自分宛てに書いた“Dear Evan Hansen(親愛なるエヴァン・ハンセンへ)”から始まる手紙を、同じく孤独を抱えていた同級生のコナーに持ち去られてしまう。

後日、校長からコナーが自ら命を絶った事を知らされたエヴァンは衝撃を受けるも、悲しみに暮れるコナーの両親はエヴァンの〈手紙〉を見つけ、息子とエヴァンが親友だったと勘違いしてしまう。誤解を解こうとするものの、彼らをこれ以上苦しめたくないエヴァンは、思わず「自分たちは親友だった」話と”優しい嘘“をつく。促されるままに語った“ありもしないコナーとの思い出”は両親に留まらず周囲に勇気を与え、SNSを通じて世界中に広がっていく。“嘘”から始まった奇妙な出来事だったが、やがて孤独なエヴァンの人生を変えるような出来事に発展していく――。

製作には『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』の音楽チームが集結し、ミュージカルには無い映画オリジナルソングも書き下ろされている。主演のベン・プラットはブロードウェイ版でも初代主人公を務め、トニー賞主演男優賞に輝くなど、その歌唱力にも期待が集まる注目の一作だ。

『ウエスト・サイド・ストーリー』12月10日(金)公開
世代を超えて人々を魅了し続ける名作を巨匠スティーヴン・スピルバーグが映画化

原作の「ウエスト・サイド物語」は、1957年に誕生したオリジナル・ブロードウェイ・ミュージカル。1957年のニューヨークを舞台に、移民が多く暮らすウエスト・サイドという町でストーリーが展開される。ポーランド系のジェット団と、プエルトリコ系のシャーク団という敵対する2つの少年非行グループの闘争の中、若い男女が許されざる恋に落ちる様を描いた作品。

「ロミオとジュリエット」を元にして作られたという物語のテーマは、「立場の異なるもの同士は手を取り合えるのか?」というもの。初演から64年が経つ現代でも、人種差別やあらゆる分断は残念ながら無くなっていない。いつの時代でもつきまとう問題を歌とダンスに昇華させて、スピルバーグ監督はどう描いていくのか?世界中から注目が集まっている。本作では、一度は聞いたことのあるような、往年の名曲となっているサウンドトラックを劇場で堪能できる絶好のチャンスだ。

主演は『ベイビー・ドライバー』で人気を博した実力派俳優アンセル・エルゴートが務め、ヒロインには3万人のオーディションを勝ち抜いた新人のレイチェル・ゼグラーが務め、良質なミュージカル映画として楽しめることが期待される。


作品タイトル:『ミラベルと魔法だらけの家』
監督:バイロン・ハワード『塔の上のラプンツェル』『ズートピア』、ジャレド・ブッシュ『ズートピア』
音楽:リン=マニュエル・ミランダ『モアナと伝説の海』
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/mirabel.html
公式Twitter:@disneystudiojp
コピーライト:(C) 2021 Disney. All Rights Reserved.

11月26日(金)公開

 

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