『キーパー ある兵士の奇跡』マンCのレジェンドGK、トラウトマンの壮絶な生い立ちに迫る!新場面写真も4点解禁

キーパー ある兵士の奇跡2019年にドイツのバイエルン映画祭で最優秀作品賞に輝き、アメリカ、イギリス、フランスなどの映画祭で次々と観客賞を贈られた映画『キーパー ある兵士の奇跡』が10月23日(金)新宿ピカデリーほか全国公開となる

本作は、第二次世界大戦で捕虜としてイギリスの収容所に送り込まれたナチス兵士のバート・トラウトマンが、終戦後にイギリスとドイツを結ぶ平和の架け橋となり、やがて国民的ヒーローとして敬愛されたという驚くべき実話から生まれた物語。

元ナチス兵から、いかにして敵国で英雄となったのか!?今回は、マンチェスター・シティFCのレジェンドGK、トラウトマンのその壮絶な生い立ちに迫るほか、あわせて新場面写真4点も解禁された。

サッカーファンの間では「マンチェスターシティのGKとして活躍したレジェンド」「シティ史上最高のGK」「1956年のFAカップで首を骨折しながらラストまでプレーをし優勝メダルをかけた化け物」と伝説として知られているバート・トラウトマン。そんな彼が、元ナチス兵士という逆境のなかから、いかにしてヒーローに上り詰めたのか。

 

サッカーファン、そして映画ファン必見!
波乱万丈なバート・トラウトマンの生い立ち

・1923年
ドイツで生まれたトラウトマン。ナチスが台頭する時代に幼少期を過ごす。

・1933年
10歳から18歳の少年少女が加入させられた【ヒトラーユーゲント】に10歳の誕生日を機に入隊。

・1940年
17歳の時に軍の入隊を希望し、空挺兵に配属。
その後、第二次世界大戦の東部戦線の活躍で、第一級鉄十字勲章を含む5つの勲章を授与される。
しかし、戦争が進むに従い、ヒトラーや戦争に対して懐疑的な思いを抱くように。

・1944年
フランスにいる部隊へと送られ、クレーヴェで連合国軍の捕虜となる。

・1945年
22歳でイギリスにある捕虜収容所に入れられ、終戦を迎えた。
収容所内でプレーをしていたトラウトマンに目をつけた、地元のクラブ(セントへレンズ・タウンAC)を率いるジャックが彼をスカウト、並外れたその才能は地元でも評判に。

・1949年
あの世界的名門リーグ「マンC」ことマンチェスター・シティFCのマネージャー、ジョック・トンプソンが試合を見に来て、トラウトマンをチームに入れることを決意。これがやがて彼の運命を変えることに…!

 

しかし、待望の初試合では、マンチェスターにある大規模なユダヤ人コミュニティからのブーイングの嵐、さらには試合の負けをも責められ絶望的な状況に…。それでも彼の試合出場を擁護したラビに救われたトラウトマンは、ユダヤ人コミュニティに、独裁政権下で育つことの悲劇を丁寧に説明し、その誠実な態度が、マンチェスターの人々の心を動かし、次第に受け入れられるように。そこからイギリスを代表するサッカー選手として活躍し、まさに、レジェンドの道へと歩んでいくのであった。

また、解禁された場面写真では、トラウトマン(デヴィッド・クロス)が収容所内でサッカーをしている場面、地元クラブのジャック(ジョン・ヘンショウ)とともに車で試合会場へと向かっている様子、マンCのマネージャー ジョック・トンプソン(ゲイリー・ルイス)との親しげな姿を捉えたカット、ロッカールームで腰掛けているシーンなどが切り取られている。

元ナチス兵として敵とみなされ、想像を絶するようないくつもの苦境に立たされながらも、その実力と真摯な人柄で未来を切り開いていく彼の姿には、きっと誰もが勇気をもらえるはずだ。

キーパー ある兵士の奇跡

キーパー ある兵士の奇跡

キーパー ある兵士の奇跡

キーパー ある兵士の奇跡

イントロダクション
トラウトマンには『愛を読むひと』のデヴィッド・クロス、彼の妻のマーガレットには『サンシャイン/歌声が響く街』のフレイア・メーバー。脇を固めるキャストには『天使の分け前』のジョン・ヘンショウ、『ハリー・ポッター』シリーズのハリー・メリング、『リトル・ダンサー』のゲイリー・ルイスと、英国屈指の実力派俳優が揃った。監督は、ドイツ国内で数々の賞を受賞してきたマルクス・H・ローゼンミュラー

いくつもの逆境に立たされながらも、唯一自分にできる〈素晴らしいプレー〉を貫くことで、人々に勇気を与え続けたトラウトマン。どんな悲しみも憎しみも、自らが選んだ生き方で愛に変えることができると教えてくれる感動の実話がこの秋、いよいよ日本で公開される。

ストーリー
1945年、ナチスの兵士だったトラウトマンはイギリスの捕虜となる。収容所でサッカーをしていた時、地元チームの監督の目に留まり、ゴールキーパーとしてスカウトされ、名門サッカークラブ「マンチェスター・シティFC」に入団。ユダヤ人が多く住む街で、想像を絶する誹謗中傷を浴びながらも、トラウトマンはゴールを守り抜いた。やがて彼の活躍によって、世界で最も歴史ある大会でチームを優勝へ導き、トラウトマンは国民的英雄となる。だが、彼は誰にも打ち明けられない〈秘密の過去〉を抱えていた。そしてその秘密が、思わぬ運命を引き寄せてしまう──。

作品タイトル:『キーパー ある兵士の奇跡』
出演:デヴィッド・クロス『愛を読むひと』、フレイア・メーバー『ベロニカとの記憶』、ジョン・ヘンショウ『天使の分け前』、デイヴ・ジョーンズ『わたしは、ダニエル・ブレイク』
監督:マルクス・H・ローゼンミュラー
2018年/イギリス・ドイツ/英語・ドイツ語/119分/スコープ/カラー/5.1ch/英題:The Keeper/日本語字幕:牧野琴子
配給:松竹

公式サイト:movies.shochiku.co.jp/keeper/
コピーライト:(c)2018 Lieblingsfilm & Zephyr Films Trautmann

10月23日(金)新宿ピカデリーほか全国公開

 

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