アンナ・ウォルツの児童文学「ぼくとテスの秘密の七日間」が映画化『恐竜が教えてくれたこと』2020年3月上旬公開決定!

恐竜が教えてくれたこと

アンナ・ウォルツの児童文学「ぼくとテスの秘密の七日間」を映画化した「My Extraordinary Summer with Tess」(原題)が邦題『恐竜が教えてくれたこと』として2020年3月上旬より、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開されることが決定した。

オランダ北部の島に、家族で夏のバカンスにきていた11歳の少年サム。彼は、「地球最後の恐竜は、自分が最後って知ってたのかな」と悩む、小さな哲学者のような男の子。そんな彼が不思議な魅力にあふれた少女テスと出会う。そんなテスにサムはどんどん魅かれていく。ある日サムは、テスからある重大なことを打ち明けられる。死んだと知らされていたパパを、ママには内緒で島に招待したというのだ。娘がいるなんて知らないパパに、娘の存在をどんな風に知らせるのか…。テスとサムの秘密の計画が実行される―。

恐竜が教えてくれたこと

オランダの児童文学「ぼくとテスの秘密の七日間」を原作に、ひと夏の冒険を経て、人生の宝石を見つけたサムとテス。美しい海とその風景をバックに、繰り広げられる“秘密の計画”は、子供たちだけでなく、多くの大人たちのかけがえのない思い出や記憶を呼び覚まし、生きていくことの豊かさを心に刻んでいく。

恐竜が教えてくれたこと

都会の喧噪とは遠く離れた避暑地の島を舞台にした本作は、ヨーロッパ映画らしいきらびやかなバカンスムービーとして幕を開ける。バラエティ誌の〈2019年に観るべきヨーロッパの監督10人〉に選出されたオランダの新たな才能、ステフェン・ワウテルロウト監督は、本作で長編デビューを飾り、現実と空想の狭間を行き来する少年の姿を繊細なタッチで描くとともに、風変わりで謎めいたテスにぐんぐん心惹かれていくサムの甘酸っぱい初恋物語を軽やかなユーモアたっぷりに映像化。子供たちが家族や大切な人たちと触れ合いながら、目覚ましい成長を遂げていくひと夏の一瞬一瞬を愛おしく輝かせている。

恐竜が教えてくれたこと
原作「ぼくとテスの秘密の七日間」

アンナ・ウォルツ作
野坂悦子/訳
きたむらさとし/絵
フレーベル館

第61回青少年読書感想文全国コンクール小学校高学年向け課題図書
全国学校図書館協議会選定図書
日本図書館協会選定図書

 


作品タイトル:『恐竜が教えてくれたこと』
出演:ソンニ・ファンウッテレン、ヨセフィーン・アレンセンほか
監督:ステフェン・ワウテルロウト
脚本:ラウラ・ファンダイク
原作:アンナ・ウォルツ「ぼくとテスの秘密の七日間」(野坂悦子訳、フレーベル館)
2019年/オランダ/オランダ語・ドイツ語/カラー/84分/
英題:My Extraordinary Summer with Tess
配給:彩プロ

コピーライト:(c)2019 BIND & Willink B.V. / Ostlicht Filmproduktion GmbH

2020年3月上旬より、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開


 
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