『めぐみへの誓い』スタッフ&キャストからのメッセージ到着!クラウドファンディングを含む支援者が5,300人を突破

13歳の時から現在に至るまで、拉致されたままの横田めぐみさんの人生を縦軸に、田口八重子さんを含む拉致被害者の苦悩と闘いを、綿密な取材に基づきリアルな描写で表現した映画『めぐみへの誓い』が、2021年2月19日(金)より、池袋シネマ・ロサ、AL☆VEシアター(アルヴェシアター/秋田市)他全国順次公開される

先月10月24日に行われた横田滋さん(めぐみさんの父)のお別れ会には菅首相、安倍元首相も参加し、拉致問題の早期解決に向けての日本の決意も伺われた。

2019年7月7日から10月4日の期間、『めぐみへの誓い』クラウドファンディングが実施され、その他のご支援を含め、今年2020年10月31日時点で、支援者が5,307人、支援額が69,963,884円となっている
支援者には著名人の方も名を連ねるなど、各界でも拉致問題に対する関心が高まっている。
尚、支援参加募集は現在も継続中。

そしてこのたび、監督、キャストより、支援者の方々のおかげで製作が実現した本作に込められたメッセージが到着した。(※以下、敬称略)

監督・脚本:野伏翔
私たちは、『めぐみへの誓い」という映画を、民間の力だけで作り、国内外に発信し、拉致被害者たちが今現在、無慈悲な独裁国家の中で、強制収容所や公開銃殺という、この現代にある事が信じられない体制の中で、恐怖と背中合わせに、ギリギリに生きている現実を伝えたいと思います。北朝鮮に監禁されていることを描かないと、過去40年前の誘拐事件と認知されてしまうから、現在も監禁されていることを強く伝えたいです。

総合プロデューサー:松村譲裕
私は日本国は拉致被害者を本気で取り返そうとしていないと認識しています。何が何でも取り返すには、悔しいけど世論の力しかない。まずはこの映画で国内外の方々の心を揺り動かし、日本だけでなく世界のリーダー達に行動を起こさせ、被害者を取り戻したいと思ってます。これからが本番です。ぜひ情報の拡散、また多くの方々にこの映画を観て頂ける様ご協力をよろしくお願い致します。

横田めぐみさん役:菜月
映画を通じて、めぐみさんを始め拉致被害にあわれている方に、一日、一秒でも早く日本に帰ってきてもらえるように、できることは大きくはないかもしれないですけど、一生懸命全力で演じました。そして、クラウドファンディングに参加してくださった皆様、本当にありがとうございます。また、追加の応援もぜひよろしくお願いいたします!

めぐみへの誓い

横田滋さん役:原田大二郎
横田滋さん本人とお会いした時、この方はめぐみさんを何十年もずっとめぐみさんを待って過ごしたんだなあと思って、涙が止まらかった。何しろ、貧乏所帯で作った映画ですので、卵一個、沢庵一切れでも持ってきていただけたら、それが本当にうれしい差し入れになるわけでございますから、頑張って皆さんが感動できる作品を作り上げました。映画を何回も何回も観ていただいて、応援の方をよろしくお願いいたします!

横田早紀江さん役:石村とも子
どうしてこんな目に合わなければいけないのかと、常に常に、疑問と怒りを覚えつつやって来ました。舞台だと一回で1,000人ほどの観客なので、もっと多くの方に観ていただきたく、映画を作りました。応援よろしくお願いします!

辛光春役:大鶴義丹
『めぐみへの誓い』クラウドファンディングに貢献してくださった皆さん、ありがとうございます!朝鮮語のセリフが難しく、今年2020年は1月から4月までずっと練習の日々でした。ある瞬間からお経のようにセリフが入りましたね。めぐみちゃん(菜月さん)なんかは受験世代ですぐ覚えるからズルいんだよ(笑)俺だってねぇ、35年前の国立(くにたち)予備校通っている頃だったら…(笑)
みんなで力を合わせて作り上げた、政治的にも強いメッセージ性がある映画なんですけど、そうじゃない娯楽作品としてもこういう歴史があったんだ、のような感覚で観れる映画なので、ぜひ観ていただきたいと思います。

めぐみへの誓い

めぐみへの誓い

 

『めぐみへの誓い』最新のお知らせ

・本作のチラシが完成し、劇場での設置が開始されました。
・全国共通特別鑑賞券(¥1,200)が完成し、劇場他での販売を、11/13(金)より開始します。
・10月には、政府の拉致問題対策本部がYouTubeチャンネル「政府拉致問題対策本部公式動画チャンネル,HQ for the Abduction Issue,GOJ」を開設しました。
https://www.youtube.com/c/rachitaichannel

 

めぐみへの誓い

めぐみへの誓い

めぐみへの誓い

めぐみへの誓い

めぐみへの誓い

めぐみへの誓い

めぐみへの誓い

めぐみへの誓い

ストーリー
1977年11月15日夕刻、新潟。学校のバドミントン部の練習の帰り道で一人の少女が忽然と姿を消した。横田めぐみ(以下敬称略)13歳である。拉致工作員の手によって船底に閉じ込められためぐみは助けを求めて泣き叫び、壁をかきむしり爪をはがしてしまう。
北朝鮮に着いてからは「朝鮮語を覚えたら日本に帰してやる」と言う工作員の言葉を信じ、ひたすら勉強に励んだ。然し彼女が18歳になった時、その約束が嘘であったことが分かる。日本に帰してもらえないことを知った彼女は遂に精神に破綻を来たしてしまう。
1970年代の同じ頃、日本各地で行方不明事件が多発していた。工作員のリーダー、シンガンシュンは暴力的に、時には甘言を弄し、日本の若者を騙し北朝鮮に拉致していた。「スパイを防止する法律のない日本は、俺たちにとって楽な仕事場さ」と笑う工作員たち。

拉致被害者田口八重子、当時22歳は日本に1歳と3歳の幼子を残して拉致された。彼女は若い工作員キムヒョンヒの日本人化教育の教師として日を送っていた。次第に姉妹のように心を通わせる二人だったが、その後キムヒョンヒは大韓航空機爆破の指令を受けて実行犯となってしまった。
日本ではめぐみの両親とその支援者たちの必死の署名活動が続く。一方めぐみは平壌の915病院の精神病棟にいた。ある夜彼女は両親が自分を助けに来てくれた夢を見る。だがその夢の舞台は恐ろしい強制収容所の中だった。暴動をおこし脱走を図るめぐみとその両親、そして多くの囚人たち。炎を上げて燃え上がる強制収容所。だが彼らは警備隊の銃弾になぎ倒される。・・・・・・然し不思議なことに母早紀江と父滋の励ましに、再び立ち上がるめぐみと囚人たち。吹雪と火の粉が舞う中を、何度撃たれても立ち上がり、日本を目指してひたすら歩き続けるめぐみたち・・・・・・。
この夢を見てから、めぐみの中にこの国で生き抜く新たな決意が生まれる。「・・・・・そして、いつの日か必ず!」

作品タイトル:『めぐみへの誓い』
出演:菜月 原田大二郎 石村とも子 大鶴義丹 小松政夫 仁支川峰子 坂上梨々愛 安座間美優 小林麗菜
監督・脚本:野伏 翔
企画:野伏翔 上島嘉郎 佐々木俊夫 総合プロデューサー:松村譲裕 原作:野伏翔
拉致問題監修:荒木和博 助監督:平波亘 撮影:神野誉晃 美術監修:安宅紀史 照明:斉藤徹
音楽:許平和 許真弓 録音:岡部聡 ヘアメイク:榎本愛子 キャスティング:永嶋晶
2020/カラー/日本/102 分/アメリカンビスタ/5.1ch 映倫区分:G
製作:映画「めぐみへの誓い」製作委員会
配給・宣伝:株式会社アティカス

公式サイト:http://www.megumi-movie.net/
コピーライト:(C)映画「めぐみへの誓い」製作委員会

2021年2月19日 (金)より
池袋シネマ・ロサ、AL☆VEシアター(アルヴェシアター/秋田市)他全国順次公開!

 

 

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