第72回カンヌ国際映画祭エキュメニカル審査員賞受賞『名もなき生涯』来年2/21公開決定!予告編&ティザービジュアル解禁

名もなき生涯『シン・レッド・ライン』(1998)『ツリー・オブ・ライフ』(2011)で知られる巨匠テレンス・マリック監督最新作、第72回カンヌ国際映画祭において「人間の内面を豊かに描いた作品」に贈られるエキュメニカル審査員賞を受賞した、FOXサーチライト作品『A Hidden Life』が『名もなき生涯』の邦題で、2020年2月21日(金)日本公開となることが決定した。

これまでにカンヌ国際映画祭でパルム・ドールや監督賞、ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞するなど、五感を揺さぶる唯一無二の映像体験によって観る者を別次元へと誘い、今や生ける伝説と呼ばれる映画監督テレンス・マリックが、46年のキャリアの中で初めて実在の人物を描いた本作。世界に再び争いの季節の足音が響き始めた今だからこそ、76歳を迎えた巨匠が作家生命をかけて、知られざる〈名もなき生涯〉を力強く崇高に描き切った感動の一大ヒューマン・ドラマが誕生した。

第二次世界大戦時のオーストリアに実在した、ヒトラーへの忠誠を拒絶し自らの信念に殉じた一人の農夫フランツを演じるのは、『イングロリアス・バスターズ』(09)のアウグスト・ディール。美しい村でフランツや娘たちと暮らす妻フランチスカには『エゴン・シーレ 死と乙女』(16)のヴァレリー・パフナー。そして本作が遺作となった、ドイツ映画界最高峰の名優ブルーノ・ガンツが、判事役でスクリーンに厳粛で深い感動をもたらす。

予告編やティザービジュアルに映し出されるのは、神の存在すら身近に感じさせるあまりにも美しい光と風景のなか、あまりに不条理な現実を前にしても、妻や娘への愛と自身の信念を貫き通そうとしたフランツの姿。今、伝えなければと巨匠を駆り立てた、人間の真実と尊厳に迫る〈名もなき者の生涯〉が、魂を揺さぶってやまないかつてない感動へと誘う。

ストーリー
第二次世界大戦時、ヒトラーへの忠誠を拒絶し、ナチスに加担するより自らの信念に殉じた一人の農夫がオーストリアに実在した。彼の名はフランツ(アウグスト・ディール)、山と谷に囲まれた美しい村で、妻のフランチスカ(ヴァレリー・パフナー)と3人の娘と暮らしていた。戦火が激化し戦争に駆り出された彼は、ヒトラーへの忠誠を頑なに拒む。直ちに収監され裁判を待つフランツを、フランチスカは手紙で励ますが、彼女自身も村でひどい仕打ちを受け始める──。

作品タイトル:『名もなき生涯』
出演:アウグスト・ディール、ヴァレリー・パフナー、ブルーノ・ガンツ ほか
監督:テレンス・マリック(『ツリー・オブ・ライフ』)
原題:A Hidden Life
全米公開:2019年12月13日(予定)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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コピーライト:(C)2019 Twentieth Century Fox

2020年2月21日、日本公開
 


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