【プレゼント】世界各国で絶賛!照屋年之監督による珠玉の感動作『洗骨』公開直前舞台挨拶付き試写会に15組30名様ご招待☆

洗骨 照屋年之監督長編2作目にして、世界各国で高く評価されている注目作、死者の骨を洗う風習・儀式を丹念に描いた感動作『洗骨』が、2019年1月18日より沖縄先行公開、2月9日より丸の内TOEIほか全国公開となる。
日本に留まらず、海外映画祭での評価が際立つ照屋年之監督。十数年に渡り地道に短編映画を発表し続け、遂に短編『born、bone、骨。』でアジア最大級の国際短編映画祭であるショートショートフィルムフェスティバル&アジアのジャパン部門・優秀賞、SKIPシティ国際Dシネマ・観客賞など数々の賞を受賞し、その才能が認められた。そして長編第二作である本作『洗骨』は、モスクワ国際映画祭を始め、上海映画祭、ハワイ映画祭など数々の国際映画祭に選出。

ニューヨークで開催された北米最大の日本映画祭・第12回JAPANCUTSでは28本の作品の中から見事観客賞を受賞、その評価は確固たるものとして確実に広がりつつある。
このたび、本作の公開に先駆け、公開直前舞台挨拶付き試写会の実施が決定いたしました!話題の本作をいち早くご鑑賞いただける機会となりますので、どうぞお見逃しなく…!皆様のご応募を心よりお待ちしております。※応募締切:12月26日(水)

『洗骨』公開直前舞台挨拶付き試写会15組30名様ご招待!

【日時】2019年1月17日(木) 18:00開場/18:30開演(舞台挨拶:約30分)/19:00開映(上映時間:111分)
【会場】丸の内TOEI①(東京都中央区銀座3丁目2-17)
【登壇者(敬称略)】奥田瑛二、筒井道隆、水崎綾女、坂本あきら、鈴木Q太郎、照屋年之監督ほか(予定)

【ご注意事項】
※本イベントは郵送(招待状)での当選通知となります。
※予告なくイベントが中止、日程や時間が変更となる可能性がございます。
※やむを得ず、ゲストの登壇が当日変更・キャンセルとなる場合がございます。
※開映後のご入場は堅くお断りいたします。
※当日は、メディア取材が入る予定です。お客様が取材等で写り込む場合がありますので予めご了承下さい。
※録画・録音機器などのお持込はご遠慮ください。
※会場までの交通費、宿泊費などは、当選者様ご自身のご負担となります。
※当選の途中経過や当選結果に関するお問い合わせは承ることができませんので、ご了承ください。


※プレゼントは終了いたしました。たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
※当選の発表は、当選者のみに招待状(郵送)の発送をもって代えさせていただきます。


「バラバラだった家族をひとつにしてくれたのは、骨になった母でした。」

沖縄の一部離島には、今もなお、文字通り「骨」を洗う「洗骨」という風習が残っている。
粟国島(あぐにじま)では、島の西側に位置する「あの世」に風葬された死者は、骨だけになった頃に再び縁深き者たちの手により骨をきれいに洗ってもらうことで、ようやく「この世」と別れを告げることになる。愛する者の亡骸を再び棺桶から拾い上げる悲しみと苦しみ、そして骨を洗うという行為を通して込み上げる人々の想いが、「弔う」という言葉の本来の意味、そして生きる喜びを、我々に教えてくれるのではないだろうか。

愛する人の死から洗骨までの時の流れを、“親から子への生命のバトンタッチ”と“家族の再生”とともに描いた本作。
一見、シリアスになりがちな題材ながら、粟国島が持つ美しくのどかな風土の魅力と随所に散りばめられたコミカルなシーンによって笑って泣ける珠玉のヒューマンドラマが誕生した。

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主演には日本を代表する名優・奥田瑛二。妻を亡くしたことで酒浸りになった父親が、息子と娘、周囲の人々とのやり取りを経て徐々に現実に向き合っていく様を見事に演じ切った。共演には実力派俳優・筒井道隆、カンヌ国際映画祭出品作『光』で堂々の主演を演じた水崎綾女。わだかまりを抱えた兄妹の繊細な心の動きを熱演した。
その他、大島蓉子、坂本あきら、鈴木Q太郎を始め、個性豊かな実力派俳優陣が集結。そして主題歌には、数々のアーティストによって歌い継がれてきた古謝美佐子の名曲「童神」が起用され、その余韻が涙を誘う。

ニューヨーク JAPAN CUTS 観客賞受賞
上海国際映画祭 アジア新人賞部門正式出品
モスクワ映画祭 正式出品
ハワイ国際映画祭 正式出品


「洗骨」とは
洗骨とは、一度土葬あるいは風葬を行い遺体が骨となった後、その骨を海水や酒などで洗い、再度埋葬する葬制である。その風習は全世界で確認されており、北米先住民族、アフリカやインド洋諸島、東南アジア、オセアニアなど広く分布、実施されていた。日本では、沖縄県や鹿児島県奄美群島などで、その風習が確認できる。なぜそのような風習を行うのか。死者を一時埋葬しただけでは、死霊のままで子孫の役に立たないどころか病や死をもたらす危険な存在だが、洗骨によって第2の葬儀をすることにより、子孫に幸福と豊穣をもたらす祖霊となると考えられていた。つまり「死霊の浄化による祖霊化」が洗骨の目的であるとする説が有力である。沖縄においては、洗骨される前の遺体、死者は穢れていて神仏の前に出られないので、骨を洗い清めて初めて神仏の前に出られ成仏できる、という信仰が伝わっていた為とされる。
洗骨の儀式後には、宴が開かれるのが通例であったが、飲むのは男性だけで、女性は準備・接待・後片付けの全てをさせられることが常であったという。それが理由のひとつとなり、沖縄県では女性解放運動の一環として反対された。また、洗骨そのものが肉親の遺体を洗うという過酷さがある上、衛生的な問題もあいまって、火葬場での火葬が推奨され、さらに保健所の指導により沖縄本島では戦後消滅したといわれている。それでも一部の離島では現存しており、現在でも受け継がれいてる地域が存在するとされる。

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ストーリー
洗骨――。今はほとんど見なくなったその風習だが、沖縄諸島の西に位置する粟国島などには残っているとされる。粟国島では西側に位置する「あの世」に風葬された死者は、肉がなくなり、骨だけになった頃に、縁深き者たちの手により骨をきれいに洗ってもらうことで、晴れて「この世」と別れを告げることになる。
沖縄の離島、粟国島・粟国村に住む新城家。長男の新城剛(筒井道隆)は、母・恵美子(筒井真理子)の“洗骨”のために、4年ぶりに故郷・粟国島に戻ってきた。実家には、剛の父・信綱(奥田瑛二)がひとりで住んでいる。生活は荒れており、妻の死をきっかけにやめたはずのお酒も隠れて飲んでいる始末。そこへ、名古屋で美容師として活躍している長女・優子(水崎綾女)も帰って来るが、優子の様子に家族一同驚きを隠せない。様々な人生の苦労とそれぞれの思いを抱え、家族が一つになるはずの“洗骨”の日まであと数日、果たして彼らは家族の絆を取り戻せるのだろうか?

作品タイトル:『洗骨』
出演:奥田瑛二 筒井道隆 水崎綾女/大島蓉子 坂本あきら
山城智二 前原エリ 内間敢大 外間心絢 城間祐司 普久原明 福田加奈子 古謝美佐子
鈴木Q太郎 筒井真理子
監督・脚本:照屋年之
音楽:佐原一哉主題歌:「童神」(歌:古謝美佐子)
製作:『洗骨』製作委員会(吉本興業 ファントム・フィルム 朝日新聞社 沖縄タイムス社)
2018/日本/カラー/スコープサイズ/上映時間111分
配給・宣伝:ファントム・フィルム

公式サイト:senkotsu-movie.com
コピーライト:(c)『洗骨』製作委員会

2019年1月18日(金)より
シネマQ、シネマライカム、ミハマ7プレックス、
サザンプレックスにて沖縄先行公開
2月9日(土)より丸の内TOEI他全国公開

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