自身の願いを叶える為に他人の運命を犠牲にする―パオロ・ジェノヴェーゼ監督最新作『ザ・プレイス 運命の交差点』予告解禁

ザ・プレイス 運命の交差点

『おとなの事情』パオロ・ジェノヴェーゼ監督の最新作『ザ・プレイス 運命の交差点』は4月5日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて公開となる。この度本作の予告編が解禁された。

解禁された予告編では、アルツハイマーの夫を救いたいと告げる老婦人に、「爆弾を仕掛けろ」と言い、雑誌のスナップ写真の女性と関係を持ちたいと告げる男性には、「ある少女を守れ」と言う。その他、神の存在を感じたいために妊娠を命じられる修道女、視力を取り戻したい盲目の青年に、女を犯せと告げるなど、9人の男女それぞれに無理難題が与えられる。相談者たちは、告げられた行為を達成しようとするものの、その行為が、他人の運命を大きく左右することに気づき、迷い、葛藤する様子が描かれている。そして、次第に交差していく相談者たちの運命。果たして、彼らの選んだ結末とは―。

画像1

本作は、全編を通じてカフェ内で進行するワンシチュエーションドラマだ。それでも観客は飽きることなく、それぞれの相談者たちの運命にじっと手に汗握ることになるのは、緻密な構成の脚本や、テンポのよいカメラワークもさることながら、終始カフェに座り続ける謎の男を演じたヴァレリオ・マスタンドレアの熱演だろう。相談者たちの悩みに対して平然と無茶な要求をするこの男の、不思議な存在感は予告編からも伝わってくるはずだ。彼は一体、何者なのか。やがて相談者たちも映画を観る観客も、同じ疑問を感じることになるが、映画の最後では、この男自身の結末も描かれることになる。その結末は是非劇場でご覧頂きたい。

画像2

ストーリー
カフェ「ザ・プレイス」の奥のテーブルに昼も夜も座っている男の元には、人生に迷ったものたちがひっきりなしに訪ねてくる。彼らが自らの願いや欲望を叶えるためには、男が告げる行為を行わなくてはならない。

作品タイトル:『ザ・プレイス 運命の交差点』
画像3出演:ヴァレリオ・マスタンドレア、マルコ・ジャリ―ニ、アルバ・ロルヴァケル、サブリーナ・フェリッリ
監督・脚本:パオロ・ジェノヴェーゼ『おとなの事情』
2017年/イタリア/イタリア語/101分/カラー/シネスコ/5.1ch/DCP
原題:The Place 字幕:椎名敦子
後援:イタリア大使館
特別協力:イタリア文化会館
配給:ミモザフィルムズ
宣伝協力:佐々木瑠郁、岩井秀世

公式サイト:theplace-movie.com
コピーライト:(c) 2017 Medusa Film SpA .

4月5日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!

関連記事:
映画『ザ・プレイス 運命の交差点』4月5日(金)公開決定、アメリカの大ヒットドラマをイタリアの豪華キャストで映画化!

↑上に戻る