『1917 命をかけた伝令』第92回アカデミー賞で<撮影賞、録音賞、視覚効果賞>の3部門受賞!いよいよ14日(金)日本公開

本年度ゴールデングローブ賞で、作品賞(ドラマ部門)&監督賞の主要2部門を受賞、先日発表されたアカデミー賞にも10部門でノミネートされ、「第73回英国アカデミー賞」では作品賞を含む最多7冠を獲得するなど、世界の映画賞を席捲中の話題作、『1917 命をかけた伝令』が2月14日(金)から全国公開される。

そして日本時間2月10日(月)、ついに最大の映画賞「第92回アカデミー賞」が発表され、本作が<撮影賞、録音賞、視覚効果賞>の3部門で受賞を果たした。

撮影賞を受賞したロジャー・ディーキンスは、「仲間の撮影監督のインスピレーション、友情に感謝します。さらに支えてくれた妻や、スタッフのみんな、そしてサム・メンデス監督、このような素晴らしい経験を与えてもらい感謝しています。」と、喜びの表情を浮かべた。撮影賞を受賞するのは第90回アカデミー賞での『ブレードランナー 2049』以来、2度目となった。

1917

ロジャー・ディーキンス(左)、サム・メンデス監督(右)

本作は、サム・メンデス監督が、若き兵士たちが困難なミッションに立ち向かう姿を臨場感たっぷりに、さらに観る人たちを物語への究極の没入感へ導き、登場人物たちの行動や心情を体感してもらうために“ワンカット映像”という画期的な撮影方法を全編に採用した。全編を途切れることなくひとつながりの映像で見せる【ワンシーン ワンカット】は、登場人物の感情や臨場感を表現する<長回し>として多くの監督がその手法を取り入れてきた。監督によると「完璧に途切れなく物語を描くために、全てにおいて秒単位まで計算されるなど緻密な調整をした。特にリハーサルについては、今までの過去のどの作品よりも時間を費やした。自身のキャリアにおいて、最もエキサイティングな仕事だった」。さらに、「本作は、映画の歴史を語るわけでも、何かメッセージを伝えたいというわけでもない。使える映画の技術はすべてつぎ込んだよ。映画は体験だ。観客には頭を空っぽにして観て、感じて欲しい」。撮影監督のロジャー・ディーキンスもその画期的な演出方法について「(長回しで撮影するために)照明器具を置くことができなかったり、天候に左右されたりして撮影は大変だった。だが、そこを注目して欲しいのではなく、それを忘れて作品の物語へ没頭してもらうことが目的だ」と語っている。

海外でも「本年度の作品でめざましい技術的な成果を残した作品の一つ」(バニティ・フェア)と評され、その画期的な撮影および演出に注目される本作。53の賞、163部門で受賞&ノミネート(宣伝調べ:受賞とノミネーションの合計 ※ノミネーション後に受賞したものは、ノミネート数時点でカウント)を記録しており、今週14日(金)から始まる全国公開は大いに盛り上がりを見せると期待が高まっている。

第92回アカデミー賞 受賞<3部門>

■撮影賞 ■録音賞 ■視覚効果賞

壇上スピーチ
撮影賞:ロジャー・ディーキンス
仲間の撮影監督のインスピレーション、友情に感謝します。さらに支えてくれた妻や、スタッフのみんな、そしてサム・メンデス監督に、このような素晴らしい経験を与えてもらい、感謝しています。
(撮影賞を受賞するのは第90回アカデミー賞での『ブレードランナー 2049』以来、2度目。)

録音賞:マーク・テイラー、スチュアート・ウィルソン
本作のスタッフ・キャストを代表して受け取ります。塹壕のなかや様々な過酷な現場で、クルーの全員が素晴らしい仕事をしてくれました。プロデューサーやスタッフ、キャスト、家族に感謝します。そして、サム・メンデス監督がいないとここに立てていません。本当にありがとうございました。

視覚効果賞:ギョーム・ロシェロン、グレッグ・バトラー、ドミニク・トゥーイ
今作はドリームプロジェクトであって、VFXにどうアプローチするかのチャレンジであり、素晴らしい仲間たちとコラボレーションのできる機会でもありました。プロデューサーをはじめ、スタッフ、キャスト、そしてサム・メンデス監督に感謝しています。

1917 命をかけた伝令

 

1917

イントロダクション
驚きの撮影方法による<全編ワンカット映像>で究極&衝撃の没入感を演出!
第一次世界大戦を舞台に、若きイギリス兵スコフィールドとブレイクの2人が、兄も含めた最前線にいる仲間1600人の命を救うべく、伝令として一刻も早く重要な命令を届けるため、様々な危険が待ち受ける敵の陣地に身を投じ、駆け抜け、立ち向かう物語。若きイギリス兵には、ジョージ・マッケイ(『はじまりへの旅』)、ディーン=チャールズ・チャップマン(「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズ)のフレッシュな英国俳優を抜擢し、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロングらイギリスを代表する実力派俳優が脇を固めている。

作品タイトル:『1917 命をかけた伝令』

出演:ジョージ・マッケイ、ディーン=チャールズ・チャップマン、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロングほか
監督:サム・メンデス(『007 スペクター』(15)、『007 スカイフォール』(12)、『アメリカン・ビューティー』(99)ほか)
脚本:サム・メンデス、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ(「ナイトメア ~血塗られた秘密~」シリーズ)
製作:サム・メンデス、ピッパ・ハリス(「ナイトメア ~血塗られた秘密~」シリーズ、『悲しみが乾くまで』(08)ほか
撮影監督:ロジャー・ディーキンス(『ブレードランナー2049』(17)、『007 スカイフォール』(12)ほか)
原題:『1917』
全米公開日:2019年12月25日
上映時間:119分
配給宣伝:東宝東和

公式サイト:1917-movie.jp
公式Twitter:@1917_moviejp
公式Facebook:@1917.moviejp
コピーライト:(c)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

2月14日(金)、全国ロードショー

 


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