【レポート】『バビロン』ブラッド・ピットら豪華キャストがレッドカーペットに集結!日本からのSPゲスト・渡辺直美の姿も

バビロン

『バビロン』(2023年2月10日(金)公開)のワールドプレミアがアメリカ・ロサンゼルスにて開催され、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、デイミアン・チャゼル監督らハリウッドを代表する豪華キャスト・スタッフ陣が登壇した。

そして、世界中からトップエンターテイナーやセレブがスペシャルゲストとして登場した中、日本からは渡辺直美がレッドカーペットに現れ、会場を盛り上げた。

『バビロン』ワールドプレミア 概要

日時:現地時間12月15日(木)/日本時間12月16日(金)
登壇者(敬称略):ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ディエゴ・カルバ、ジョヴァン・アデポ、ジーン・スマート、オリヴィア・ハミルトン、リー・ジュン・リー、トビー・マグワイア、フリー、オリヴィア・ワイルド、デイミアン・チャゼル監督、ジャスティン・ハーウィッツ(作曲)、渡辺直美 他
場所:アメリカ・ロサンゼルス Academy Museum of Motion Pictures/アカデミー映画博物館

本作は、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー監督賞を史上最年少で受賞したデイミアン・チャゼル監督の最新作。ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代ハリウッド、サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代に、富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命が描かれる。

そして今回のワールドプレミアには、サイレント映画の超大物スターを演じたブラッド・ピット、怖いもの知らずの新鋭女優を演じたマーゴット・ロビー、映画作りを夢見てハリウッドの世界に飛び込む青年役のディエゴ・カルバをはじめ、ジョヴァン・アデポジーン・スマートオリヴィア・ハミルトンリー・ジュン・リートビー・マグワイアフリーオリヴィア・ワイルド、そしてこの壮大なる作品を手掛けたデイミアン・チャゼル監督、作曲を担当したジャスティン・ハーウィッツが登壇。

会場となったのは、昨年オープンしたばかりのAcademy Museum of Motion Pictures/アカデミー映画博物館。1927年からスタートしたアカデミー賞の歴史が飾られているアメリカ最大級の博物館で、まさに1920年代・ハリウッドを舞台に栄光と破滅の物語を描く本作の幕開けに相応しい場所。アカデミー賞の新たな歴史に『バビロン』がその名を刻むことを予感させるように、ゴージャスなサイネージが並んだレッドカーペットが出現し、約100年の時を超え、いまなお輝き続ける現代のハリウッドを本作の豪華キャスト&スタッフが彩った。

広い会場を埋め尽くすように集まったメディアの取材に精力的に答え、今年夏に来日し日本を盛り上げてくれたことでも記憶も新しいブラッド・ピットは、サテン生地の鮮やかなブラックスーツで颯爽と現れ、「日本の皆さん!映画をお楽しみに!!そして良いクリスマスを!」と最新作の公開を待つ日本のファンへ笑顔でメッセージを寄せた。

また自信と野心に満ち溢れパワフルなネリー役を演じ、ついに初オスカー獲得への期待も高まっているマーゴット・ロビーは、予告編でも映し出される派手なパーティーシーンで身にまとう深紅のドレスを彷彿とさせるような、大胆なデザインのアライアの黒のラップドレスで登場して会場を魅了した。

そして、この豪華な面々とならびメインキャストへの大抜擢にして、見事な快演でゴールデングローブ賞へのノミネートを果たした新鋭ディエゴ・カルバは「何かにノミネートされるのも初めてだし、批評家たちに自分の演技が評価されるのも初めてだし、とても不思議な気分ですが嬉しいです。まだ信じられませんが、ブラッドやマーゴットといった素晴らしい共演者たちとのこのレッドカーペットを一緒に歩けるのは幸運だし、光栄です。最初は家族も誰も信じてくれませんでしたが、今はみな興奮して喜んでいます。僕のことを誇りに思ってくれていれば嬉しいですね。」と偉大なキャリアの始まりに驚きと昂ぶりが混ざった表情で答えた。

さらにキーキャラクターのひとりを演じたリー・ジュン・リーも「まだ実感がありません。ブラッドとマーゴットとの共演もあり、一緒に仕事ができて本当に光栄です。映画の衣装を作ったメアリー・ゾフレスは素晴らしいんです。7000以上の衣装を用意しなければならず、私のキャラクターに美しい衣装を用意してくれて、非常に感謝しています。」と胸いっぱいの様子で語った。

デイミアン・チャゼル監督は、映画製作を志しLAに飛び込んだ約15年前からこの作品の構想を持っていたそうで、「ついに公開できるのが嬉しいし、信じられない気分です。私にとってこれまでで最大のレッドカーペットだから、迷ってしまいそうな気分です(笑)。これまでいくつも映画をつくってきましたが、今回が最大で、最大のキャスト、最大のスケールなので、全てが新しく感じますし、現実とは思えません。特に本企画を実現するためにかかった年月を考えると、やっとお客さんに見てもらうことができて、より嬉しく感じます」と感慨深げにコメント。

ブラッド、マーゴットなど豪華キャストを迎えての作品作りに「世界一幸運な監督だと思いましたよ。彼らの素晴らしい演技もそうですし、あれだけのスターが全身全霊で、キャラクターを掘り下げ、妥協しないんです。とにかく皆で作品に飛び込んで作り上げました。日本のファンのみなさん、『バビロン』を見てもらえることを非常に楽しみにしています。私の作品では、これまでで最も大きく、最もワイルドで、最もクレイジーな作品です。是非、みなさんにも早く体験していただきたいです!」と日本のファンへのアピールと共に力を込めて語った。

また本作の作曲を担当し、『ラ・ラ・ランド』でもチャゼル監督とタッグを組んで第89回アカデミー賞作曲賞・歌曲賞を受賞したジャスティン・ハーウィッツも「チャゼル監督は非常に緻密なフィルムメーカーなんだ。だからこそ僕も何を目指せば良いのか、きちんとわかるんだ。それに彼は音楽がとにかく大好きで、音楽がちゃんと映画に合うようにするんだよ。8月に日本に行ったんだけれど、とっても楽しかったし、日本が大好きだよ。日本のファンは、僕らの映画も音楽も受け入れてくれているし、非常にリッチな作品で、いろんなことが盛り込まれているから、日本のみなさんにも「バビロン」を気に入って喜んでもらえると嬉しいよ。」と今年8月にオーケストラの『ラ・ラ・ランド』コンサートで来日したことを振り返りながらメッセージを贈った。

豪華な顔ぶれが勢ぞろいしたこの日は、世界中から多くの女優やインフルエンサー、セレブたちも集結してレッドカーペットを盛り上げたが、その栄えある日本代表となったのは渡辺直美。劇中でマーゴット・ロビー扮するネリーが着用し、予告編でもひときわ印象強い赤のドレスからインスパイアを受け、オリジナルで制作された特注のラップドレスをまとって登場すると、「こんなにすごい方々に囲まれてレッドカーペットを歩けるなんてとてもラッキーで光栄なことです。こんなセクシーな赤いドレスは初めて着たかも!THEアメリカ、THEハリウッドという雰囲気に合わせられたかなと思います。ポイントはサイドのヒラヒラです!世界中の人が憧れるハリウッドにしかない空気感、夢のある世界観ですね!」と貴重な体験に興奮気味の様子。

ひと足はやく鑑賞した映画についても「1920年代のハリウッドが舞台、昔のハリウッドだけど映像がめちゃくちゃ綺麗で、激しくクレイジーなシーンがジェットコースターのように最後まで続いていく素敵な映画です。実は監督と昨日少しお話させていただいて、本当に色々なこだわりが詰まっているそうで、心がずっとハラハラドキドキするのでぜひ日本の皆さんにも観ていただきたいです!」とすっかり心奪われてデイミアン・チャゼル監督とも語り合ったことを明かした。

作品に込められたあふれんばかりの熱量を物語るように、アカデミー賞戦線を大いに騒がせながら、目前に迫ったアメリカでの公開、そして2023年2月の日本公開にむけ、大いに意気上がるワールドプレミアとなった。

バビロン
バビロン
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ストーリー
1920年代ハリウッドは、すべての夢が叶う場所。サイレント映画の大スター、ジャック(ブラッド・ピット)は毎晩開かれる映画業界の豪華なパーティーの主役だ。会場では大スターを夢見る、新人女優ネリー(マーゴット・ロビー)と、映画制作を夢見る青年マニー(ディエゴ・カルバ)が、運命的な出会いを果たし、心を通わせる。恐れ知らずで奔放なネリーは、特別な輝きで周囲を魅了し、スターへの道を駆け上がっていく。マニーもまた、ジャックの助手として映画界での一歩を踏み出す。しかし時は、サイレントからトーキーへと移り変わる激動の時代、映画界の革命は、大きな波となり、それぞれの運命を巻き込んでいく。果たして3人の夢が迎える結末は…?

作品タイトル:『バビロン』
出演:ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ディエゴ・カルバ、ジーン・スマート、ジョヴァン・アデポ、リー・ジュン・リー、P・J・バーン、ルーカス・ハース、オリヴィア・ハミルトン、トビー・マグワイア、マックス・ミンゲラ、ローリー・スコーヴェル、キャサリン・ウォーターストン、フリー、ジェフ・ガーリン、エリック・ロバーツ、イーサン・サプリ―、サマラ・ウィーヴィング、オリヴィア・ワイルドほか
監督・脚本:デイミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』
製作:マーク・プラット, p.g.a.、マシュー・プルーフ, p.g.a.、オリヴィア・ハミルトン, p.g.a.
製作総指揮:マイケル・ビューグ、トビー・マグワイア、ウィク・ゴッドフリー、ヘレン・エスタブルック、アダム・シーゲル
全米公開:12月25日(金)
原題:BABYLON
配給:東和ピクチャーズ

公式サイト:babylon-movie.jp
公式Twitter:@paramount_japan
公式Facebook:@ParamountPicturesJP
公式Instagram:@paramount_japan
コピーライト:(C) 2022 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

2023年2月10日(金) 日本公開

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