【レポート】『グッバイ、ドン・グリーズ!』花江夏樹・梶裕貴登壇の公開御礼舞台挨拶開催!本編冒頭映像が期間限定で公開

監督・いしづかあつこ、制作・MADHOUSE、キャラクターデザイン・吉松孝博によるオリジナル劇場アニメーション『グッバイ、ドン・グリーズ!』(公開中)の公開御礼舞台挨拶が2月26日(土)に実施され、主人公のロウマを演じる花江夏樹と”ドン・グリーズ”の仲間・トト役の梶裕貴が登壇した。

映画『グッバイ、ドン・グリーズ!』公開御礼舞台挨拶 概要

日時:2月26日(土) 11:25~11:55
会場:TOHOシネマズ六本木 スクリーン7
登壇者(敬称略):花江夏樹、梶裕貴

一言挨拶に花江は「朝早くからご覧いただき本当にありがとうございます。今日は梶さんと二人きりなので、その分濃密な時間にしたいと思っています。よろしくお願いいたします。」と挨拶、もまた「朝から、本作のような心揺さぶられる映画をご覧になって、きっと今まだ感情がぐちゃぐちゃのことかと思いますが……花江君と二人きりでしっぽりとお送りしたいと思います。」と挨拶した。

司会からは本作の内容に踏み込んだ質問がされた。本作の結末ついての印象を聞かれると、は「びっくりしましたね。ドロップに何か秘密や重いテーマがあるのは、皆さんも予告映像等で察していたかと思うのですが、それでもやはり、僕も台本を読んで驚きました。」。さらに花江は「僕がすごいと思ったのは、ドロップについてちゃんと明かされていないというところです。どうやって日本まで来て、トトとロウマにたどり着いたのか。ドロップは実在するのかということまで僕は考えました!」とそれぞれの気持ちを語った。は「受け手によって感じ方が様々な作品ですよね。見事なまでの伏線回収に圧倒されるものがありつつ…それ以上に、彼らの出会いがそのものの運命や奇跡を感じました。“思ってもみなかったことも、実際に起きるんだよ”と教えてくれる存在がドロップだったと思います。」そして、「各キャラクターのこれまでのドラマや今後の人生というものを見てみたいなという思いがありますね。いしづか監督、お願いします!」とスピンオフのアニメ化制作を熱望した。

さらに、お互いが演じたキャラクターについて聞かれると、花江は「トトが今まで抱えていた将来の夢、進路についてめちゃめちゃ悩んでいて、その後、参考書を燃やす一連の流れが僕はいいなと思いましたね。」それに対して、は「そのシーンは、演じていて僕もグッときました。トト自身の葛藤はもちろん、ロウマという存在が大切だからこそ、そんな彼の気持ちを踏みにじるような自分にはなりたくないという、焦りや戸惑い。すごく繊細に、丁寧にお芝居をしていきました。」と語った。

は「僕は終盤のシーン、ロウマ(花江)の声に涙腺を刺激されました。あのシーンは、一緒に録らないと引き出してもらえなかったものが確実にあると思います。『ドン・グリーズ』は、コミカルな部分や日常会話も多いですが、それと同時に、ドラマチックなものも共存している作品で。そこが、いしづか監督らしいなと感じました。出番の終わった村瀬くんも最後まで収録を見守ってくれていましたが、後ろで一番泣いていましたね。『ドロップの話をされると泣いちゃうんですよ』と。録っている時からそれを感じていたので、どこかドロップに背中を押してもらえたような感覚がありましたね。」と、アフレコ現場の話があがった。

本編でキャラクターがみせる葛藤や不安などに因んで、2人の葛藤したエピソードを聞かれると、は小学生時代の習い事について話し、サッカーに加えて、エレクトーンや英会話を習っていたことを明かした。「自分でやりたいと言って始めたものの、学校が終わると、普通みんな友達同士で遊ぶじゃないですか。だけど、自分は「今日は習い事があるから、ごめんね!バイバイ!」と言わなきゃいけない。そんな塾と友達との間に挟まれた葛藤が当時の思い出としてありますね。」

それに対して、花江は「小学校で塾にいくってすごいですね。同級生にいたら『かっけぇ~』って思いますし『See You』とか言ってきたら『すげ~』って思います笑」「言わないよそんなこと!恥ずかしいよ笑」と、花江の振りにノる梶の茶目っけある姿を見せた。花江は「僕は勉強が何の役に立つんだろうと思っていた時期があって、大人になったときに大事だったんだなと今思います。今こそ英語を学びたいし、小学校の頃に『See You』って言っておけばよかったです(笑)」と梶のエピソードになぞらえて話した。客席にいた小中学生に、「(習い事に)行きたくなかったら行かなくていいんだよ。本当にやりたいことが他にあるのならば!」「ちゃんと葛藤してください!葛藤して出した答えが大事ですからね。」と、二人は小劇場を交えつつアドバイスをした。

本作については、花江は「若い方にとっては、行動する後押しになってくれたりとか、大人の方にとっては、若いころにあった情熱だったり悩みだったりを思い出してもらえるきっかけになると思います。」と熱い思いを述べた。

最後に、「この作品が皆さんにとっての宝物になるといいなと思います。また見る際は、大切な人や友達、ご家族を思い出しながら、あるいは一緒に観ながら中を深めていただければと思います。」と花江は「入場者特典第2弾の配布も始まりました。2度見た方も、はじめての方も、またご家族や友達ともう一度見ていただいて、感想を共有していただければと思います。そのコミュニケーションが本作の醍醐味かもしれません。是非また劇場にお越しください。」と話し、イベントは終了した。

またこの度、本作の冒頭15分の本編映像がYoutubeにて期間限定公開された。公開された本編映像では、日々を漠然と過ごしていた主人公のロウマ(CV.花江夏樹)が家の農作業の手伝いをし、気の置けない唯一の友達・トト(CV.梶裕貴)の帰省を心待ちにしていた。そして、夏休みに“ドン・グリーズ”が久しぶりに再会。そんな中、アイスランドから日本にやってきた不思議な少年・ドロップ(CV.村瀬歩)が“ドン・グリーズ”の輪に加わることで、物語は大きく動いていく。また、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が演じたロウマの父と、指原莉乃が演じたロウマの母も映像内で登場。さらに、公開された映像内には、本編のラストに紐づく重要なシーンも含まれているので、是非注目してほしい。

イントロダクション
その感動は世界へ――。
日本を飛び越え、世界中で絶賛された大ヒット作『宇宙よりも遠い場所』を手掛けたいしづかあつこMADHOUSEによる最新作『グッバイ、ドン・グリーズ!』。
本作で描かれるのは、少年たちの奇跡のような出逢いの物語。誰もがあの時期に感じた痛みや喜びが、ユーモラスにも瑞々しく描き出される。少女たちが南極大陸を目指した『宇宙よりも遠い場所』と同じく、今回の舞台も日本だけにとどまらない。いつもと違う夏休みから始まる冒険の果てに、ロウマたちがたどり着くのは、炎と氷の国・アイスランド。自らを見つめ、世界を超えて、その先で手にしたものとは……。
『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』でも話題を博したいしづかは、今回が劇場オリジナル作品初監督で脚本担当。また、キャラクターデザインには、『宇宙よりも遠い場所』でもいしづかとタッグを組んだ吉松孝博。声の出演には、花江夏樹梶裕貴村瀬歩花澤香菜など実力・人気を兼ね揃えた声優陣が集結。主題歌を[Alexandros]が担当。運命的なめぐり合わせをきっかけに、物語においても、映画作りにおいても、〈ドン・グリーズ〉は小さな場所から大きな世界へ広がり、新たなステージを目指すこととなる。
誰もが共感できて、誰もまだ触れたことのない世界。本作で描き出される冒険が、少年たちのこれまでとこれからだけでなく、観る人の物語観と人生観も今とは違ったものにしていく。

ストーリー
東京から少し離れた田舎町に暮らす少年・ロウマ。周囲と上手く馴染むことができないロウマは、同じように浮いた存在であったトトと二人だけのチーム“ドン・グリーズ”を結成する。
その関係はトトが東京の高校に進学して、離れ離れになっても変わらないはずだった。
「ねえ、世界を見下ろしてみたいと思わない?」高校1年生の夏休み。それは新たに“ドン・グリーズ”に加わったドロップの何気ない一言から始まった。
ドロップの言葉にのせられた結果、山火事の犯人に仕立て上げられてしまったロウマたちは、無実の証拠を求めて、空の彼方へと消えていったドローンを探しに行く羽目に。
ひと夏の小さな冒険は、やがて少年たちの“LIFE(生き方)”を一変させる大冒険へと発展していく。

作品タイトル:『グッバイ、ドン・グリーズ!』
出演:花江夏樹 梶裕貴 村瀬歩
花澤香菜 / 田村淳(ロンドンブーツ1号2号) 指原莉乃
監督・脚本:いしづかあつこ
キャラクターデザイン:吉松孝博
美術監督:岡本綾乃 美術ボード制作協力:山根左帆 美術設定:綱頭瑛子、平澤晃弘
色彩設計:大野春恵 撮影監督:川下裕樹 3D監督:廣住茂徳、今垣佳奈 編集:木村佳史子
音楽:藤澤慶昌 音響監督:明田川 仁 音響効果:上野 励
アニメーション制作:MADHOUSE
主題歌:[Alexandros] / 「Rock The World」」(ユニバーサルJ / RX-RECORDS)
製作:グッバイ、ドン・グリーズ!製作委員会
配給:KADOKAWA

公式サイト:https://donglees.com/
公式Twitter:@gb_donglees #ドングリ
コピーライト:(c)Goodbye,DonGlees Partners

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