窪塚洋介と亀梨和也のW主演ドラマ「外道の歌」の続編となる「外道の歌 SEASON2」の完成披露試写会が4月6日に東京・渋谷ヒカリエホールにて実施され、窪塚と亀梨、そして共演の南沙良、森崎ウィン、馬場ふみか、溝端淳平、あの、白石晃士監督が登壇した。

第1話を最速で鑑賞し、熱気に包まれた会場にキャスト陣が花道を通って登場すると、観客からは大きな歓声と拍手が沸き起こった。
まずは、それぞれが演じたキャラクターについての印象や、SEASON2での見どころについてトークを展開。外道を突き進む復讐屋・カモを演じた窪塚は、SEASON2について「映像のクオリティが圧倒的に変わったんじゃないかと思っています」と振り返る。

続いて、カモと同じく復讐屋のトラを演じた亀梨も「SEASON2は魅力的なキャラクターが非常に増えていますし、物語が進むにつれてのカモとトラの関係性の変化も魅力の一つじゃないかと思います」とコメント。

練馬区一家殺害事件の生存者であり、カモ・トラの同居人・開成奈々子を演じた南も「SEASON1を経て3人で過ごす時間も増えて、カモメ古書店の3人の絆がパワーアップしたんじゃないかなと思います」と、作品のスケールアップを実感した様子を見せた。

漫画編集者でありながら連続殺人鬼の顔を持つサイコパス・園田夢二を演じた森崎は「今作では絶対に外せないのが血の表現です。僕は色々な人の“死”に直面する役どころですが、血の表現によって“生”について改めて考えさせられる局面があるんじゃないかなと思います。血の表現がさらにパワーアップしています。そして、この作品の現場の血の味は美味しいんです(笑)。苺味なんです」と暴露しつつ、作品の過激さとリアリティを象徴するポイントとして“血の表現”の重要性を強調した。

謎の組織「朝食会」のメンバー・榎加世子を演じた馬場は「SEASON2は朝食会の面々がたくさん出てきて、かなりクセの強いキャラクターが出てくるところが魅力じゃないかなと思います」とコメント。

彼女の超敏腕ボディーガード・鶴巻裕を演じた溝端は「SEASON2では加世子と鶴巻の過去が描かれているので、“朝食会の絆”という部分でも、2人の関係性という面でもパワーアップしていると思います」と、それぞれがパワーアップしたポイントを明かし、キャスト陣それぞれの視点から作品の魅力が語られた。

続いてアクションシーンについての話題に。1話から炸裂する亀梨のアクションシーンに対して、窪塚は「亀ちゃんと溝端くんのアクションシーンの手の動きが早過ぎて、編集で早回しをしたくらいに見えるから、本当にすごいな、と」と太鼓判。
溝端は、今シーズンの見どころの一つでもあるトラと鶴巻のアクションシーンを振り返りつつ、「アクションシーンのリアクションは難しいのですが、亀梨さんはリアクションが上手すぎて、現場で本当に当たっているんじゃないかとスタッフさんがヒヤヒヤするくらいでした」と、その完成度の高さに舌を巻いた。
亀梨も「溝端さんとのシーンは阿吽の呼吸と信頼関係の中でやらせていただきました。そして、あのちゃんのアクションシーンもすごかった!」と絶賛。
それを受けて、SEASON2から登場する謎の“眼帯キャラ”として話題の近野智夏を演じたあのは「アクションは現場で教えていただいて、撮影の後に映像で見るとすごく迫力があるシーンになっていたので嬉しかったです」とコメント。白石監督は「あのさんは本番でグイッと上げてくるんですよ。それがすごくグッとくるんです」と振り返った。


さらに、今SEASONではついに園田がカモトラと対峙するシーンも描かれる。
森崎は「園田としてもずっとカモトラに会いたかったし、森崎ウィンとしても窪塚さんと亀梨さんにお会いしたかったので、今回ガッツリ対峙させていただき、嬉しさが交差しました」と喜びを語った。
園田のサイコパスっぷりを十分に浴びた南は「園田が怖過ぎて、まだ森崎さんの目を見られないです(笑)。SEASON1のときの奈々子はアクションシーンにあまり立ち会えなかったのですが、SEASON2で皆さんのアクションシーンを目の当たりにして、本当に早過ぎて見えなかったです」と振り返った。
馬場も「本当に早かったですね」としみじみ語り、あのも「皆さん本当に動きが早くて、間近で見ていて圧倒されました」とコメントし、女性陣から見た迫力満点のアクションへの印象が語られた。
溝端は「カモと鶴巻はどっちも表情に出さないキャラクターなので、基本的にアクションシーンでもノーリアクションなんです。アクションシーンは顔の表情が大事だと今まで習ってきていたのですが、今回はそれが通用しなかったので、そのシーンの仕上がりを是非ご覧いただきたいです」とアピールした。

カモメ古書店の面々の関係性について、亀梨は「SEASON1の時より南さんが心を開いてくれたんですよ。カメラが回っているときと回っていない時のオンとオフはありつつも、ずっと3人で笑ってました」と振り返ると、南は「最初はお二人に緊張感がありました(笑)。SEASON2は本当にずっと笑っていて、楽しく撮影させていただきました」と、前作以上に打ち解けた空気感を明かした。

一方、「朝食会」の関係性について、溝端は「馬場さんには、『今日もセリフなくてすみません。その代わり存分に動きますから』と宣言して、楽しくやらせていただきました(笑)。現場がすごく明るくて、楽しい現場で、いつもわちゃわちゃしながら話していました」と語り、馬場も「私は動かない代わりにすごくセリフ量が多かったのですが(笑)、本当に明るい現場で、楽しく撮影させていただきました」と、作風とは一変した和やかな撮影現場を振り返った。
白石監督は、SEASON2で特にこだわったポイントについて「キャラクターが増えましたし、それぞれのキャラクターの良さが活かせるように、見せ場がちゃんとあるようにということを考えながら撮影しました。個性豊かな皆さんなので、それを潰さないように意識しました」と、キャラクターそれぞれの魅力を最大限に引き出すことを意識していたと明かした。
また、配信作品ならではの表現について問われると、窪塚は「オリジナル作品の持っている強さはオリジナル作品でしか味わえないので、是非オリジナルでご覧いただきたいです。この作品のジャンルは、『胸クソすっきり系』だと思います。すっきりするときに、『これは善なのか、悪なのか』ということを突きつけられる瞬間が必ずあります。渡邊先生の原作に込められたそういう想いが土台となって、我々が表現させていただいています。先生のその心意気や勇気は凄まじいものがあって、一番のファンである白石監督が撮ってくれた作品ということが強みだと思います」とコメント。

亀梨は「僕たちは復讐屋という役柄を演じていますが、復讐して『すっきりしていいのかな?』というテーマを提示されているような作品です。自分が真っ当に生きようと思っていても、気付いたらラインを超えてしまうという、人間の持っている本質的な揺らぎや可能性を考えさせられる作品で、そこが最大の魅力じゃないかなと思います」と、本作が内包するテーマ性について言及した。
白石監督は「それなりのバイオレンス描写を表現させていただいていますが、下品にならないように、自分なりの美しいバイオレンスというものを考えて表現しています。極限状況に立った時のキャラクターや感情が映えるように作っているので、エンターテインメントとして楽しんでいただけると思います」とそれぞれの考えを語り、本作ならではの挑戦についても明かした。
最後に、窪塚は「初めてここまで『バディもの』と言われる作品に参加して、それが亀ちゃんという男で本当に良かったと思っています。カメラが回っているときもですし、カメラが回っていない時のバディ感が、自然に波長が合う相手とSEASON2までやることができて、そして皆さんのおかげでSEASON3にたどり着ける可能性も出てきました。一人一人が魅力的なキャラクターで、一人一人のスピンオフを映画化してもドラマ化しても面白いくらいの作品ができていると思います。皆さん、宣伝していただけたらありがたいです」と呼びかけ、亀梨は「SEASON1を撮影しているときに、SEASON2ができたら嬉しいなという気持ちでやらせていただきましたが、観てくれている皆さんの熱量や想いがこの状況を作り上げてくださいました。ドラマ上ではフィクションかもしれませんが、掘り下げたら日常に潜んでいる、実は隣り合わせにあるような感情を感じ取ってもらえたら嬉しいです」とメッセージを送った。会場は大きな拍手に包まれる中、イベントは幕を閉じた。
「外道の歌 SEASON2」は、4月9日より配信開始。

「外道の歌 SEASON2」
出演:窪塚洋介 亀梨和也 南沙良 森崎ウィン 馬場ふみか 溝端淳平 あの 鈴木紗理奈 武井壮 池内博之 杉本哲太
監督:白石晃士
(C)DMM TV
https://info.tv.dmm.com/original/gedounouta/season2/
2026年4月9日(木)よりDMM TVにて独占配信スタート!