映画『縁の手紙』(読み:えんのてがみ)の日本語版吹替版主題歌「Your Letter – Japanese Ver.」の歌唱および日本語訳詞を、今作で声優初挑戦で主人公ソリを演じる矢吹奈子が担当することが明らかに。韓国で行なわれたレコーディング映像と矢吹からのコメント映像が到着した。

本作は、『君の名は。』『すずめの戸締まり』など新海誠監督作品を世に送り出してきたアニメーション制作会社コミックス・ウェーブ・フィルムが配給を手掛ける初の海外劇場アニメーション映画。
物語の舞台は、転校先の学校。心を閉ざしていた主人公ソリが、差出人不明の手紙を見つけたことから運命が動き出す。手紙に記されたヒントを頼りに、新しい友達に出会い、成⾧していく姿を描く。手紙が繋ぐ奇跡を描いた、みずみずしく謎めいた青春ストーリーだ。
原作は、2018年にウェブトゥーン界で最高評価を得てベストセラーとなったチョ・ヒョナの同名コミック。映像化を担ったのは、YouTubeの短編アニメーションシリーズ「A Day Before Us」で累計1億5千万再生を記録した新進気鋭の監督キム・ヨンファン。初の⾧編監督作ながら、繊細な心理描写と細部まで美しい美術背景、そして詩情あふれる映像表現を融合。韓国公開直後、動員22万人を突破する大ヒットを記録した。
韓国語オリジナル版主題歌「Your Letter」を、原曲のメロディーはそのままに、日本語吹替版のために矢吹が歌唱・日本語訳詞を担った「Your Letter – Japanese Ver.」。HKT48卒業以来初となるレコーディングは、矢吹にとっても思い出深い韓国に渡って行われた。韓国でのレコーディングは、IZ*ONEでの活動以来5年ぶりとなった。

レコーディングについて聞かれた矢吹は、「耳で韓国語のディレクションを聞きながら、同時に日本語での歌唱を進められたのは、韓国語がわかるからこそ」と自身のキャリアが強みになったことを明かす。5時間におよんだレコーディングについて、手ごたえを問われると「期待を込めて100点満点!」と笑顔を見せた。
渡韓時には、現地で共に活動していたIZ*ONEのメンバーと再会し、刺激を受けたエピソードを披露。互いに励まし合ったことでリラックスして臨めたと振り返っている。
初挑戦となった訳詞作業では、音の響きを意識しつつも作品のメッセージ性を損なわないよう苦心したと告白。「言葉をぎゅうぎゅうに詰め込みながら音を作り直す作業は大変でしたが、曲を聴くだけで作品の世界観が伝わるものに仕上がりました」と語った。
作品について「日本版吹替を担当できたこと自体に強い縁を感じる」と改めて語る矢吹。「ソリの心情や生活には自分と重なる部分が多く、観ることで大切な人を思い浮かべられる作品です。この人をずっと大事にしたいなと感じながら観ていただけたらうれしいです」とメッセージを寄せた。
さらに、完成披露上映会が、9月4日に東京・グランドシネマサンシャイン池袋で実施されることが決定した。当日はソリ役の矢吹、ドンスン役の小野賢章に加え、劇中で謎の少年・ホヨンの声を担当した梅田修一朗も登壇予定。
また、韓国語オリジナル版『縁の手紙』の「日本語字幕版」上映も決定。オリジナル版では韓国の人気デュオAKMUのイ・スヒョンが主演を務めており、イ・スヒョンが歌うオリジナル版主題歌は、韓国で爆発的な反響を呼び、著名人によるカバーが相次ぐ「韓国アニメ界の新たな名曲」と評されている。
映画『縁の手紙』は、9月25日より公開。
ストーリー
「私」に届いたのは、差出人不明の「君」からの手紙。それは、時を超えた奇跡の始まりだった。
友人をかばったことでいじめの標的となり、田舎の学校へ転校することになった少女・ソリ。 新しい環境になじめず、心を閉ざしていた彼女は、ある日、机の中に隠された不思議な手紙を見つける。 そこには、新しい学校で過ごすためのヒントと、「続きを探してみて」という謎めいた言葉が書かれていた。 その言葉に導かれて出会ったのは、ぶっきらぼうな同級生のドンスン。差出人を知っているという彼とともに手紙の続きを探していくうちに、手紙に込められた「本当のメッセージ」が明らかになっていく――。
『縁の手紙』
監督:キム・ヨンファン
原作:チョ・ヒョナ『縁の手紙』(LINEマンガ)
制作:STUDIO LICO, STUDIO N
2025 | 韓国 | 97分 | ビスタ | カラー | 5.1ch
配給協力:KeyHolder Pictures
協力:CWF CINEMAS
配給:コミックス・ウェーブ・フィルム
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2026年9月25日(金)、新宿バルト9ほか全国ロードショー