『アンネ・フランクと旅する日記』T・クルーズにJ・ビーバーも?世界のスターがアンネの家を訪れる場面写真解禁

『アンネ・フランクと旅する日記』(3月11日(金)公開)の新場面写真が解禁された。

2009年にユネスコの「世界記憶遺産」に登録され、「世界で最も読まれた10冊」のうちの1冊に挙げられた「アンネの日記」。これまで幾度となく映像、舞台化されてきたが、本作はアニメーションでしか表現し得ないアプローチで、アンネ・フランクの生涯を、彼女が生み出した“空想の友達”キティーの視点でたどっていく。

監督は、<アニメーション映画>として初めてアカデミー賞(R)<外国語映画賞>にノミネートされ、ゴールデングローブ賞を受賞した『戦場でワルツを』のアリ・フォルマン。「アンネの日記」をもとにイマジネーションと遊び心に満ちた現代のパートを新たに創出、ふたりの少女の姿を等身大に瑞々しく描いた。キティーと旅した私たちは、閉ざされた日々にあっても人生を肯定したアンネの美しさを再発見するとともに、今、世界で何が起きているかを再認識させられる。彼女が願い続けた「すべての人が尊重されること」。この祈りにも似た物語は、未来を信じたアンネから、現代によみがえったキティーを経て、観るものすべてに手渡される希望のバトンとなることだろう。

今回解禁になったのは、現代の<アンネ・フランクの家>を訪れる、見覚えのある世界的スターたち(?)をおさめた場面写真<アンネ・フランクの家>は、1942年から約2年間アンネ一家がナチスから身を潜めて暮らしていた家で、現在は博物館となり、貴重な「アンネの日記」のオリジナル版が保管されているほか、内装や家具がそのまま保存・展示され、当時の彼女たちの暮らしぶりを知ることの出来る場所として、オランダ有数の観光地となっている。
そんな<アンネ・フランクの家>には、年間で数百万人が訪れるといい、家の前には連日長蛇の列が出来る。来館者の中には、当然世界的スターたちも多く存在する。

場面写真には、アメリカ海軍を彷彿とさせるバッジの付いたジャケットにサングラスという出で立ちのトム・クルーズ風の男性、また一際目立つピンクのファー付きのコートに特徴的な丸眼鏡をかけた、アメリカのインテリアデザイナーであり世界最高齢のファッションアイコンとしても知られるアイリス・アプフェル風の女性、さらに大柄なSPのような男性陣を従えた、赤いセットアップにサングラス、たくさんのタトゥーが腕から覗く、ジャスティン・ビーバー風の男性が写し出されている。

彼らには、キティーの存在は見えていない。毎日とめどなく訪れては去っていく人々の波をテンポよく切り替わるアニメーションで表現しており、彼らもその中でほんの一瞬だけ登場する、遊び心にあふれるシーンである。果たしてスクリーンの中にその姿を見つけることが出来るだろうか?そして、隠された他の有名スターたちを発見できるかも?是非劇場で確かめてほしい。

ストーリー
「不思議だわ。これほど人間の邪悪な面を見てきても、今なお心の底で私は信じてる。人間の本質は“善”なのだと―――」

現代のオランダ・アムステルダム。激しい嵐の夜、博物館に保管されているオリジナル版「アンネの日記」に異変が起きた。突然、文字がクルクルと動き始めて、キティーが姿を現したのだ!時空を飛び越えたことに気づかないキティーだったが、日記を開くと過去へさかのぼってアンネと再会を果たし、日記から手を離すとそこには現代の風景が広がっていた。目の前から消えてしまったアンネを探して、キティーは街を疾走する……。

作品タイトル:『アンネ・フランクと旅する日記』
声の出演:ルビー・ストークス/エミリー・キャリー
監督・脚本:アリ・フォルマン(『戦場でワルツを』)
原案:「アンネの日記」(ユネスコ「世界記憶遺産」2009年登録)
協力:アンネ・フランク基金
2021年/ベルギー・フランス・ルクセンブルク・オランダ・イスラエル/英語/99分/ビスタサイズ/5.1ch
原題:Where Is Anne Frank/日本語字幕:松浦美奈/映倫:G
後援:オランダ王国大使館/イスラエル大使館
配給:ハピネットファントム・スタジオ

公式サイト:happinet-phantom.com/anne
公式Twitter:@anne_movie2022
コピーライト:(C) ANNE FRANK FONDS BASEL, SWITZERLAND

3月11日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開

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