『17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン』夏木マリ、竹中直人、萬田久子、石丸幹二、吹雪ジュンら絶賛コメント到着

17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスンニコラウス・ライトナー監督作品『17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン』が、7月24日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国で公開となる。

この度、夏木マリ⽵中直人鎌田實萬田久子綾戸智恵石丸幹⼆賀来千香子⼩堺一機俵万智平原綾香加藤登紀子夏目深雪深緑野分風吹ジュンら、計16名の著名人から本作にコメントが到着した。

1937年、ナチ・ドイツとの併合に揺れる激動のウィーン。17歳の⻘年フランツが、精神分析学者ジークムント・フロイト教授の教えを請いながら、恋に悩み、成⻑していく姿を幻想的な映像美とともに描いた本作。

原作は、2012年にオーストリアで出版されて以降、社会現象に発展するほどの人気からドイツ国内で50万部以上が発⾏されたローベルト・ゼーターラーのベストセラー「キオスク」。また、本作でフロイト教授を演じたのは『ベルリン・天使の詩』『ヒトラー ~最期の12⽇間~』などで主演を務めその名を世界に知らしめた名優ブルーノ・ガンツ。遺作となった本作では、ナチスによる抑圧や、老いからくる病に耐えながらも、うぶな青年の人生に華やかな彩りを添える人生の師を演じている。

著名人からのコメントには、映像美や、主人公フランツが激動の時代の中で成⻑していく姿、そしてフロイトという人生の師との出逢いへの共感をはじめ、いま、この時代にこそ⾒るべき!とのメッセージが寄せられている。

 

コメント一覧(※敬称略)

美しい映画…
疑うことを知らない⻘年と成熟した⽼⼈
湖畔の故郷と激動のウィーン
対極の引き合いが夢のように劇的~
悲劇に向かう時代の物語はドキドキするが、
後味が軽やか、原作も読んでみたい、この映画好きです….
夏木マリ

なんてロマンチックな映画だろう。匂いたつ映像の美しさに酔いしれる!
ブルーノガンツ演じるフロイトが素晴らしい!
その佇まいの⾊⾹にも痺れまくる…
監督の眼差しが本当に本当に最⾼!
素敵すぎるファンタジー!
竹中直人(俳優・映画監督)

暴⼒や戦争に負けないエロス。
⼈間には「恋」が必要。
コロナ時代の今、まさに
フロイト先⽣の⼈⽣レッスンが輝く!
鎌田實(医師・作家)

⾝体が70%の⽔分で作られているならば、⼼体の100%は出逢いで出来上がっていくと思う。
逞しくなる、頼もしくなる、美しくも酷くも・・・無限に広がる⼈間の成⻑を優しく厳しく魅せてくれた。
萬田久子(⼥優)

みた夢を書く、それは疑問を呈すること?
フロイトの⾔葉にはなるほど。
フランツは男になった!そしてアネーシュカ、もう⼀回やろぅ!
私は⼥がわからん、あのフロイトも⼥はわからへんらしい。もう⼀回みよぅ!
ps、⺟だからか?私にはチョット切ない映画だ。
綾戸智恵(ジャズシンガー)

社会の理不尽さを知った⻘年の、やり場のない哀しみと憤りは、
今、この不安定な時代を⽣きる私たちにも、切実に共有できる感情だ。
石丸幹二

混沌とした時代に⼼通わせる⻘年とフロイト教授。
逡巡、熱情、信念。だからこそ終盤に⼀瞬⾒せる、⻘年の笑顔の横顔とフロイト教授の⾔葉が、波紋のように⼼に響く映画です。
賀来千香子(女優)

⼤⼈でも⼦どもでも無い⻘春時代に出会う様々な⼈々、そこから何を得るのか?
誰も⽣きる時代は選べないが⽣き⽅は選べる。
⾃分の名前を誇らしげに告げる主⼈公に胸を打たれる。
小堺一機

⾒終わった時、アッター湖畔の景⾊のように静かに⼼の奥に染み込んでくる。
ナチスが台頭するウィーンで、時代に翻弄されながら成⻑する⻘年の姿と年齢を超えたフロイト教授との関係に感動します。
一路真輝(女優)

若者は、熱くごつごつ成⻑する。
時代は、ひんやりなめらかに変化する。
その⾒事な交差点で、何度も息を呑んだ。
俵万智(歌人)

この映画は最後まで観たほうがいい。ラストで主⼈公がとった⾏動に涙が出た。
どんな時代であろうと、他⼈の⼈⽣を奪ってはいけないのだ。
⼀⽣懸命⽣きること、愛する⼈を幸せにしたいと願うこと。
そんな⼈々が祝福される世界をつくるのは誰でもない、私たちなのだ。
平原綾香(歌手)

舞台劇を⾒るような濃密な画⾯から、1937年の匂いが⽴ち昇る!
恐ろしい歴史の真っ只中なのに、会話が詩のように美しい。
17歳の少年の⾒る「夢」のシーンに、あの時代のシュールリアリズムが感じられるのも嬉しかった。
加藤登紀子(歌手)

ナチスはあくまで後景で、17歳の少年の瑞々しい恋や煙草屋の店主やフロイトとの⼼温まる交流がメインだ。だからこそ突然愛する⼈の命や尊厳を奪うナチスの残虐さが浮き彫りになる。
お⾒事!美しい夢のシーンも必⾒。
夏目深雪(映画批評家)

⼈⽣を味わわせてくれるものを売る店で、教えを受けた若者は⼼と欲求に素直になり、愛を知り、さなぎから蝶になる――ただし、平和な時代であれば。
はじめて吸う煙草のように苦く、湖底のように深い余韻にただ浸る。
深緑野分(作家)

届かない⼤⼈の思いがやるせない…。
正しい⾔葉を沢⼭拾えているにも拘わらず
それでも違う答えを出すのが17才なのかも。
⾵吹ジュン(女優)

⼤⼈への階段。よく聞くフレーズだけれどフランツのそれはまるで深い湖の底へと続くよう。
薄暗い影が時代を覆う。抗うことを覚えながらパッときらめく明るく幸せな瞬間もつかんでいく。
先が⾒えない時代に、⼤切な何かを⾒つけてはつかみ、⼿放さないことの美しさを我々に気づかせてくれる⻘春の物語であった。
ロバートキャンベル(日本文学研究者)

17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン

ストーリー
1937年、ナチ・ドイツとの併合に揺れるオーストリア。自然豊かなアッター湖のほとりに母親と暮らす17歳の少年フランツは、タバコ店の見習いとして働くためウィーンへやってきた。常連のひとりで“頭の医者”として知られるフロイト教授と懇意になったフランツは、教授から人生を楽しみ恋をするよう勧めを受ける。やがてボヘミア出身の女性に一目惚れをし。はじめての恋に戸惑うフランツは、フロイトに助言を仰ぐ。しかし時代は国全体を巻き込んで、激動の時を迎えようとしていた。

作品タイトル:『17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン』
出演:ジーモン・モルツェ、ブルーノ・ガンツ、ヨハネス・クリシュ、エマ・ドログノヴァ
監督:ニコラウス・ライトナー
脚本:クラウス・リヒター、ニコラウス・ライトナー
原作:ローベルト・ゼーターラー(「キオスク」2017年 東宣出版 酒寄進一訳)
オーストリア、ドイツ/2018/113分/R15+
原題:Der Trafikant
日本語字幕:吉川美奈子
提供・配給:キノフィルムズ 配給協力:REGENTS

公式サイト:17wien.jp
公式Twitter:@17wien_movie
公式Facebook:@17wien.movie.jp
コピーライト:(C) 2018 epo-film,Glory Film

7月24日(金・祝)Bunkamuraル・シネマほか全国公開

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