坂口健太郎主演のヒューマンサスペンス『私はあなたを知らない、』に早瀬憩がヒロイン役で出演することが明らかに。併せて早瀬と監督の中野量太よりコメントが到着した。

本作は、『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野監督が10年ぶりに書き下ろした完全オリジナル脚本作品。天涯孤独だった男・西山夕平(坂口)が、職場に新たにやってきたシングルマザー・紗月とその娘に出会い、次第に生きる喜びを見出していく姿を描く。坂口は本作のために髪を短くカットし、孤独な青年期から葛藤を抱える40代に至るまでを演じる。
早瀬が演じるのは、夕平が職場で出会った紗月の娘・朝子役。その出会いから13年後、唯一の肉親だった祖母が亡くなった時に、記憶になかった夕平の存在を知り、服役中の彼に会いに行くことにする。夕平は朝子の母を殺めて、自分を天涯孤独の身にした人物だった。
早瀬は「オーディションを受けてから日に日に朝子に対する思いが強くなっていき、役を掴み取りたい!と心から思っていました。結果が出るまでの毎日は、この作品のことで頭がいっぱいで…」とコメント。
中野監督は、早瀬について「オーディションの時から、早瀬さんには、貪欲に役に近づこうとする強い意志を感じていました。現場では、柔らかでありながら、全身全霊で役に向き合い、最後、崩れ落ちるようにクランクアップしたあの姿は、今でも忘れられません」と撮影を振り返っている。

早瀬憩(朝子 役) コメント全文
オーディションを受けてから日に日に朝子に対する思いが強くなっていき、役を掴み取りたい!と心から思っていました。
結果が出るまでの毎日は、この作品のことで頭がいっぱいで…。
合格の知らせを聞いた時は、喜びと安堵の気持ちと同時に、複雑で難しいテーマだからこそ、自分にとって大きな挑戦になるなと感じました。
初めて台本を読んだ時、朝子の心情を理解することがとても難しかったです。中野監督と話し合いをしたり、主演の坂口健太郎さん、共演者の皆さんと撮影を重ねていく中で、その時代の朝子の心情に近づいていった気がします。たくさんの心の葛藤がある中で、多くの愛をもらった朝子のその先が幸せであって欲しいと思いました。
中野監督は、私がまだ持っていなかった感情や新しい表現を引き出してくれました。時にユーモアもあり、愛に溢れた撮影現場でした。
朝子と共に私自身も作品の中で成長できていたら、と思います。
撮影中は、中野組の皆さんと作品に対して感想を伝え合ったり、考察をしたり作品についてたくさんディスカッションをしていたので、この映画を観ていただいた皆さんの感想が、今から楽しみです。
中野量太(原案・脚本・監督) コメント全文
常識的には絶対に会うべきではない人に出会い、心を通わせていくという難役を、
憂いを帯びた繊細な表情と大胆かつ無垢な心模様で、見事に演じてくれたと思っています。
オーディションの時から、早瀬さんには、貪欲に役に近づこうとする強い意志を感じていました。
現場では、柔らかでありながら、全身全霊で役に向き合い、最後、崩れ落ちるようにクランクアップしたあの姿は、今でも忘れられません。
演出していて、とても楽しかったし、何より、嬉しかったです。
俳優・早瀬憩の真髄を撮れたと思っています。
皆さんに観て欲しい!

ストーリー
西山夕平(28)は天涯孤独の身。粛々と働き、自分の中で決められたルーティンで生活をし、たった一人のその環境を寂しいとも感じずに生きてきた。職場にやってきた新しいパート職員・紗月と出会うまでは。彼女と出会い、生きる喜びを得て夕平の毎日は輝いていった。そしてある日、紗月から自分の5歳の娘を紹介される。彼女は実はシングルマザーだった。紗月と彼女の娘との生活が、狂おしく家族を渇望していた夕平の心を解放していくが…。
『私はあなたを知らない、』
出演:坂口健太郎 早瀬憩
原案・脚本・監督:中野量太
配給:クロックワークス
(C)IDKYPs./Pyramide Productions
watashiramovie.com
2026年晩夏、全国公開