黒島結菜が主演を務める映画『未来』より、イメージソングであるUruの「さすらいの唄」と映画本編が深く共鳴した、コラボレーションミュージックビデオが解禁となった。

作家・湊かなえの小説「未来」を、『ラーゲリより愛を込めて』『護られなかった者たちへ』の瀬々敬久が映画化。
共演には、山﨑七海、坂東龍汰、細田佳央太、近藤華、松坂桃李、北川景子らが名を連ね、声にならない痛みを抱えて生きる人々の“見えない声”に寄り添い、社会の陰に潜む痛みとかすかな光を鮮やかに描き出す。
複雑な家庭環境で育ちながらも、教師になる夢を叶えた真唯子(黒島)。彼女の教え子・章子(山﨑)のもとにある日、一通の手紙が届く。差出人は「20年後のわたし」。返事を書くことで、父の死や、心を閉ざした母との孤独な日々に耐えていた章子だが、母の恋人からの暴力、いじめ、そして信じがたい事実に追い詰められていく。絶望の果て、禁断の計画を立てる章子。そんな章子を救おうとする真唯子は、社会の理不尽さに押しつぶされそうになりながら、それでも手を差し伸べようとするが―。

今回解禁されたコラボMVは、瀬々監督が描く「人間という存在の明と暗」が凝縮された映像となっている。映像は、新学期の教室で教師・真唯子(黒島)が手紙を手に取る静かなシーンから始まり、そこから一転、Uruの透き通るような歌声に乗せて、過酷な運命に翻弄される教え子・章子(山﨑)の「この世界は狂っています」という慟哭や、夜の街を必死に駆け抜ける母・文乃(北川)と章子、そして亡き父・良太(松坂)との温かな記憶が交錯していく。
特に、黒島が見せる疾走シーンや、章子を強く抱きしめるカットは、楽曲のサビで歌われる「僕はまだ願ってしまうんだろう」という切実な歌詞と重なり、絶望の淵で誰かを守ろうとする者たちの深い愛を浮き彫りにする。
「全ての子どもたちの明日が、笑顔あふれるものであって欲しい」というUruの願い、そして湊かなえと瀬々監督が物語に込めた「救い」への祈り。映像と音楽が融合を果たしたMVとなっている。