ヨン・サンホ監督『顔 -かお-』 顔も知らない母親の知られざる秘密―予告映像公開

ヨン・サンホが監督を務める映画『顔 -かお-』より、予告映像が公開された。

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本作は、『新感染 ファイナル・エクスプレス』、Netflixオリジナルシリーズ「地獄が呼んでいる」「寄生獣 -ザ・グレイ-」などで知られるヨン・サンホ監督が、『新感染 ファイナル・エクスプレス』以前から温めていた企画に挑んだ作品。2018年に発表した自身初のグラフィックノベルを映画化した。

2025年の第50回トロント国際映画祭「スペシャル・プレゼンテーション」部門におけるワールドプレミアで大反響を巻き起こし、韓国を代表する映画賞の青龍賞では作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞など10部門のノミネートを果たした。

主人公ドンファンを演じたパク・ジョンミンは、本作で韓国のゴールデングローブ賞とも呼ばれる第62回百想芸術大賞で、最優秀演技賞を受賞。1970年代の回想シーンに登場する若き日のヨンギュとその息子をひとり2役を体現した。ドンファンの父、イム・ヨンギュにはクォン・ヘヒョ。また謎めいたヨンヒに扮するのは、シン・ヒョンビン。物語のキーパーソンでありながら“顔”が覆い隠されたこの異色のキャラクターを演じた。

盲目の老人イム・ヨンギュ(クォン・ヘヒョ)は、韓国随一と称される篆刻家。先天性の視覚障害というハンデを乗り越え、韓国における“生きる奇跡”と賞賛されてきた。息子のドンファン(パク・ジョンミン)は、芸術家としても父としても心から尊敬し、篆刻工房を営む父の事業を支えてきた。

ある日、ドンファンのもとに警察から一本の電話が。父から“家出した”と聞かされていたドンファンの母親、チョン・ヨンヒが白骨化した遺体で発見されたのだ。ドンファンは顔さえ知らずに生き別れた母親の素性とその最期を突き止めるため、生前の彼女を知る人々の証言に触れていく。

ところが彼らが口を揃えて言うのは、ヨンヒは「顔が醜かった」、「あの化け物が私の人生を狂わせた」と蔑まれていた過去が次々と明らかになり、母親の謎めいた過去と、更に尊敬していた父親の知ることのなかった顔が明らかになっていく。

『顔 -かお-』
出演:パク・ジョンミン、クォン・ヘヒョ、シン・ヒョンビン、イム・ソンジェ、ハン・ジヒョン
脚本・監督:ヨン・サンホ
2025年/韓国/韓国語/103分/シネスコ/5.1ch/原題:얼굴/字幕翻訳:朴澤蓉子/提供:ツイン、Hulu
配給:ツイン
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8月28日(金) 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

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