『バルーン 奇蹟の脱出飛行』初日決定&ポスター・予告編解禁! ―東西冷戦下、平凡な家族の勇気を描く実話サスペンス

バルーン 奇蹟の脱出飛行1990年にドイツが再統一されてから30年を迎える今年、東西に分断されていた1979年に実際に起きた奇蹟の実話を元にしたドイツ映画『バルーン 奇蹟の脱出飛行』の初日が7月10日(金)に決定し、あわせてポスタービジュアルと予告編が解禁された。

1979年、旧東ドイツのドイツ民主共和国では、大勢の市民が西側への逃亡を試みた。しかし秘密警察(シュタージ)が国民の日常生活に厳しい監視の目を光らせていたこの国では、他国への脱出を計画することは容易でなく、ベルリンの壁を越えようとした多くの人々は国境警備隊に射殺された。それでも自由を追い求める市民は後を絶たず、ある者は川を泳いで渡り、ある者は地下にトンネルを掘って国境を突破しようとした。

そんな時代に実行された、自家製の熱気球に乗って空を飛び、西ドイツを目指すという奇想天外な大作戦。ハリウッドのアドベンチャー映画さながらの脱出劇を成功させた、ごく平凡な一般市民、子ども4名を含む総勢8名の2つの家族の冒険を、本作は息もつかせぬ圧倒的なスリルと力強いエモーションで描いている。

驚きに満ちたこの実話は、1982年にウォルト・ディズニー・カンパニー製作で『気球の8人』として映画化されている。このたびリメイク権を手に入れた本作のミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ監督たちは、当事者たちへの取材、膨大な資料をもとに入念な時代考証と役作りをおこない、新たな映画化に挑んだ。

完成したポスターは、夜空に浮かぶ熱気球を大きく切り取ったビジュアルに「空に壁はつくれない」というコピーを起用。予告編では迫り来る秘密警察(シュタージ)と、怯えながらも気球作りに取り組む命懸けの家族たちの攻防戦の様子がサスペンスフルに描かれている。

なぜ、ごく平凡な家族は、世界が驚愕する脱出劇を成功できたのか――
奇想天外にしてスリリングな、東ドイツからの”逃飛行”!

ストーリー
1979年の夏。東ドイツ・テューリンゲン州の電気技師ペーターとその家族は、手作りの気球に乗って西ドイツをめざすが、国境までわずか数百メートルの地点に不時着してしまう。東ドイツでの抑圧された日常を逃れ、自由な未来を夢見ていたペーターは、準備に2年を費やした計画の失敗に落胆の色を隠せない。しかし妻とふたりの息子に背中を押されたペーターは、親友ギュンターの家族も巻き込み、新たな気球による脱出作戦への挑戦を決意する。作戦のリミットはわずか6週間。彼らは一丸となって不眠不休の気球作りに没頭するが、国家の威信を懸けて捜査を指揮する秘密警察の包囲網が間近に迫っていた……。

バルーン 奇蹟の脱出飛行

バルーン 奇蹟の脱出飛行

バルーン 奇蹟の脱出飛行

バルーン 奇蹟の脱出飛行

バルーン 奇蹟の脱出飛行

バルーン 奇蹟の脱出飛行

バルーン 奇蹟の脱出飛行

バルーン 奇蹟の脱出飛行

バルーン 奇蹟の脱出飛行

作品タイトル:『バルーン 奇蹟の脱出飛行』
出演:フリードリヒ・ミュッケ、カロリーヌ・シュッヘ、デヴィッド・クロス、アリシア・フォン・リットベルク、トーマス・クレッチマン(『タクシー運転手 約束は海を越えて』『ヒトラー ~最期の12日間~』)
監督:ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ
脚本:キット・ホプキンス、ティロ・レーシャイゼン、ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ
原題:BALLOON/2018年/ドイツ/ドイツ語/125分/カラー/シネマスコープ/5.1ch
日本語字幕:吉川美奈子
配給:キノフィルムズ/木下グループ

公式サイト:balloon-movie.jp
コピーライト:(C) 2018 HERBX FILM GMBH, STUDIOCANAL FILM GMBH AND SEVENPICTURES FILM GMBH

7/10(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

 

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