台湾映画『バオバオ フツウの家族』YOU、ミッツ・マングローブ、東ちづる、渡辺真起子ら著名人の応援コメント多数到着!

台湾映画『バオバオ フツウの家族』が9月28日(土)より新宿K’s cinema他にて順次公開となる。この度、本作をひと足早く鑑賞した多くの著名人から応援コメントが寄せられた。また、公開記念イベントの開催情報も到着した。

5月にアジアで初めて同性婚が認められた台湾から届いた本作は、2組の同性カップル4人が協力して、「赤ちゃんが欲しい!」と妊活をし、家族になる物語。
過去、『青春神話』『ウェディング・バンケット』『藍色夏恋』『僕の恋、彼の秘密』『花蓮の夏』『GF*BF』など、特に青春映画にてLGBTを描いた秀作を生み出してきた台湾だが、本作で描かれるのは、同性を愛することに逡巡して悩める高校生を中心とした若者たちの姿ではない。すでにそのステップを超え、社会の軋轢や、理解することが難しい親たちとの確執と対峙しながら、自由な形で自らの幸せを力強く掴もうとする4人の主人公達が爽やかに描かれ、心を打つ。

そんな本作に、タレントのYOUさん、歌手でタレントのミッツ・マングローブさん、社団法人Get in touchを設立しLGBTに関する映画を作るなどする女優の東ちづるさん、ここ数年年に4~5本ペースで様々な映画に挑戦し続ける女優の渡辺真起子さんら19名の方々から寄せられたコメントは以下の通り。

コメント一覧(※敬称略)

YOU タレント
映像もとても美しく、主題の重さだけじゃない、作品としての面白味がたくさん詰まった映画である事が、とても好きでした。愛する人達が皆誰かを愛して、家族になってゆく、愛の物語。
ちゃんと愛してる?と問われるようで、ドキドキして、眩しいようでした。ありがとう。世界中の人にたくさん観てもらえますように!!

ミッツ・マングローブ 歌手・タレント
幸福や願望は、思い描きすぎないほうがいい。
だけど、自分で何かを選んで0(ゼロ)になるのと、
最初から選ぶ余地が0(ゼロ)なのとでは、
傍目からは同じに見えても意味が全然違う。

東ちづる 女優・社団法人Get in touch代表
愛する気持ちは変わらないのに、愛し方は変わっていく。家族になりたい、親に認めてほしい、相手を守りたい、将来を安定させたい・・・そんな願いが絡み合って、不安が募り、やがて傷つけあってしまう。4人の誰の立場で観ても、胸がギュッとなる。誰も悪くない、誰も。みんな真摯に生きようとしているだけ。何がエゴで、どこまでが愛なのか・・・観賞後にたくさん対話したくなる映画だ。

渡辺真起子 俳優
私の幸せが、誰か他の人にとっての幸せに続いていて、その逆も当たり前にそうあってほしいと願う。幸せのあり方は様々でいい。未来の私の幸せやあなたの幸せが、いったいどんな様子なのか、私はちゃんと望みたい。バオバオは、そういう事を考えるのにいい広場だと思えた。そして、台湾でのアジア初の同性婚合法化おめでとうございます!

ヴィヴィアン佐藤 ドラァグクイーン・美術家
複雑な編集方法は、生まれてきた子供が大人になるまでの間に聞かされた断片的な物語の再構成。ひとりの人間が生まれ出ずるまでには様々な物語が絡み合っている。語られない個人の歴史たちを救済する物語。

桜沢エリカ 漫画家
コスモポリタンたちは国境のみならず、性差も軽々と超えていく。
同じアジアの物語なのに、台湾のこの自由な空気感はかなり刺激的!
愛のかたちも家族のあり方もいろいろあって良いのだと、あらためて感じ入りました。

牧村朝子 文筆家
ひとりが怖くて、ふたりになって。ふたりになれずに、ひとりさまよう。星の数ほどありふれた孤独たちを、ただ包む。この映画は、そんな宇宙。

渡辺万美 プレイメイト
涙がでました。
理解しようとするんではなくて
それはすごいシンプルなこと。
人を愛すること。
誰にも止められないし誰にも止める権利はない。
ただ、ストレートの人間はこの世界を知ろうとしない。知らなくていいと思っている。
そんなのはおかしなことだ、
この映画は素晴らしいしわかりやすい。
沢山の人に観て欲しい。そして知ってほしい。

UMMMI. 映画監督・アーティスト
一度(本当の)愛がはじまってしまったら、どんな困難や問題が待っていてもそれが終わることはない、という当たり前のことに改めて気づかせてくれる映画だった。年齢や性別が存在したり存在しなかったり揺れ動いたりする世界に生まれたからこそ、色んなことが可能になったり難しくなったり、あるいは普通だったら出会えないような美しい奇跡に出会えたりする。アタシたちは全てのことなんて到底わかりえない世界のなかで、わからないなりに、目の前の愛する人を通してまだ知らないことについてちょっとずつ学んでいくことができるのだ。

ブルボンヌ 女装パフォーマー
シビアな問題だけに、主人公たちのイラっと行動多発…。
でもティムとタイが可愛すぎいい子すぎてヤバい?
ちょっと笑えちゃう精子提供シーン、
アタシの周りのカップルたちも実際にトライしてるんです。
まさに「今」の子作り問題!

滝沢ななえ パーソナルトレーナー・元バレボール選手
この映画を見てLGBTの家族の在り方を改めて考える事ができました。いろんな家族の形があって良いんだなと多様性を伝えてくれている素敵な映画だと思います!

かずえちゃん YouTuber
「言葉」で表現したくない。すごく大きな愛に包まれた作品でした。

PELI DJ・デザイナー
相手のためにと思えば思うほど、空回りする様が歯がゆい…。
続編も見てみたい映画。

エルビアンTV(Reyang&U) YouTuber
レズビアン・ゲイの2組のカップルによる妊活という同じ目標の中で複雑化される事柄がとてもリアルで刺激をもらいました。当事者人生を理解する一歩になる映画だと思いました。

杉山文野 トランスジェンダー・活動家
好きな人と子を持つ、こんなシンプルな営みにどれだけのハードルがあるのか。でも、その壁を越えた先に見えた景色は、希望しかなかった。

名取寛人 NY「トロカデロバレエ団」元ダンサー・バレエスタジオ経営・舞台制作
当事者の思いやその周りの人達の事が描かれていて、重くなく、泣けて笑える映画でした。この作品は当事者だけではなく、すべての人が感動する映画です。

矢吹春奈 女優
美しい映像と共に進むストーリーは、キャラクター達の抱える思いと、それが思い通りにならないフラストレーションがダイレクトに伝わるよい作品でした。中でも同性愛者に対してのケアレスがまだまだ感じられる世の中の描写があったので、早く皆んなが住みよい世界になればいいなと思いました。

よしひろまさみち 映画ライター
子供をめぐる同性カップルの作品は数あれど、これが今の台湾で作られたことが最大のポイント。よそ様と違ってることがフツウと受けとめられない心を鎖国している方ほど観るべきよ。だってもう令和。

マーガレット  ブックカフェ「オカマルト」店主・ドラァグクイーン
荒唐無稽。絵空事。夢物語。でも、夢見ることさえできなければ、夢を叶える
ことは出来っこしない。台湾発のちょっぴりビターな夢物語。
本当は、なんでもかんでも手に入れられることより、手に入らなくても幸せを
感じられる人生こそが大切なんだけどね。

『バオバオ フツウの家族』公開記念イベント開催!

バオバオ フツウの家族We Love台湾night

GF ALL-STAR GIRLS DJs are waiting for you GIRLZZZ!!

日時:9月21日(土)21時から

場所:AiSOTOPE LOUNGE  [Saint Flour BLD.1F 2-12-16 Shinjuku Shinjuku-Ku Tokyo]

出演
:PELI、ENBUNsWARI、QB、GWNS、UNOFUMI、KASUMIPSYCHO、Aerobies girls、
DJ NCODLES(from台湾/World’s First Female Chanmpion of DMC)

※台湾女生都免費入場!(台湾のパスポート提示で入場無料)
※ADM.\2500w/1Drink
※女性のみ入場可


ストーリー
「赤ちゃんが欲しい」と、ロンドンに住む2組の同性カップルが協力して妊活を始める。双子を妊娠したシンディは、ひとりロンドンから台湾に戻る。不安と悲しみに満ちた彼女が頼ったのは幼馴染の警官タイ。かねてよりシンディを密かに思っていたタイは、理由も聞かずに自分がお腹の子の父になると言うのだが、シンディの心は癒されない。子供を持って家庭を築きたいと願うシンディとジョアンがようやく待望の子宝に恵まれたのに、なぜ彼女はひとりで帰国したのか…。

作品タイトル:『バオバオ フツウの家族』
出演:雷艾美(エミー・レイズ)、柯奐如(クー・ファンルー)、蔭山征彦(カゲヤマユキヒコ)
蔡力允(ツァイ・リーユン)、楊子儀(ヤン・ズーイ)
監督:謝光誠(シエ・グアンチェン)≪第1回長編監督作≫
原題:親愛的卵男日記
英題:BAOBAO
2018年/台湾/97分/1:1.85/
協力:GENXY/ビームス
後援:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
配給:オンリー・ハーツ/GOLD FINGER

公式サイト:baobao.onlyhearts.co.jp
公式twitter:@baobao_movie
公式Instagram:instagram.com/baobao_movie/
コピーライト:(c)Darren Culture & Creativity Co.,Ltd

9月28日(土) 新宿K’s cinema他 順次公開


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