『ぶあいそうな手紙』予告編到着!「手紙の代読と代筆」からストーリーが動きだす、可笑しくて温かい愛の物語

ぶあいそうな手紙

名作『苺とチョコレート』の原作者が協力した脚本、東京国際映画祭グランプリのウルグアイ映画の主演俳優、ブラジル音楽のレジェンドの名曲が揃った、ブラジル発の話題作『ぶあいそうな手紙』が7月よりシネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショーされる。

本作は、「手紙の代読と代筆」からストーリーが動きだす、可笑しくて温かい愛の物語だ。
この度解禁となった予告編は、視力を失いつつある78歳の独居老人エルネストが隣人のハビエルと、糖尿病に関係あるグルコース値を自慢しあいながらチェスをするというユーモラスな場面から始まる。そして、エルネストのもとに一通の手紙が届き、23歳のブラジル娘ビアに「手紙の代読と代筆」を頼むことから、その後のストーリーが気になる展開に。舞台となるブラジル南部・ポルトアレグレの街並みや、ラテンアメリカらしい音楽も魅力的だ。

ナレーションを担当したのは、テレビアニメでおなじみの声優・茶風林。温かくて、どこかユーモラスな声がタイトルにぴったりだ。
茶風林:代表的なテレビアニメ「ちびまる子ちゃん」(永沢君/ヒデじい)「名探偵コナン」(目暮十三)「サザエさん」(波平*二代目)など

ブラジル・サンパウロ国際映画祭では批評家賞、ウルグアイ・プンタデルエステ国際映画祭では観客賞と最優秀男優賞を受賞し、伝統あるハバナ映画祭、リオデジャネイロ映画祭にも特別招待された本作。

主人公エルネストを演じるのは、東京国際映画祭グランプリで日本公開されたウルグアイ映画『ウィスキー』(04)に主演した名優ホルヘ・ボラーニ。また、予告編には使われていないが、ブラジル音楽のレジェンド、カエターノ・ヴェローゾがアルバム『粋な男』に収録した名曲「ドレス一枚と愛ひとつ」が映画を彩ることも注目だ。

ぶあいそうな手紙

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ラテンアメリカ映画史に残るキューバの名作『苺とチョコレート』(93)の原作者セネル・パスが脚本に協力したことでも話題の本作は“素晴らしい脚本は映画をこんなに面白くする”という、映画の原点を思い出させる魅力で、ラテンアメリカの各映画祭で批評家の大絶賛と観客の大喝采を呼んだ。

映画の舞台であるポルトアレグレの小さな制作会社が生んだ、可笑しくて温かくて、ラテンアメリカらしい愛にあふれた作品にご期待いただきたい。

ぶあいそうな手紙

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ストーリー
心を隠した手紙でいいの?
頑固なエルネストが最後に宛てた手紙の相手とは?
ブラジル南部、ポルトアレグレの街。エルネストは78歳の独居老人。隣国ウルグアイからやって来て46年。頑固で融通がきかず、本が好きでうんちく好き。老境を迎え、ほとんど目が見えなくなった。もうこのまま人生は終わるだけ。そう思っていたある日、一通の手紙が届く。差出人はウルグアイ時代の友人の妻。エルネストは、偶然知り合ったブラジル娘のビアに手紙を読んでくれるように頼む。「手紙の読み書き」のため、一人暮らしのエルネストの部屋にビアが出入りするようになるが……それは、彼の人生を変える始まりだった。
ワケありのビア、唯一心を許せる隣人ハビエル、昔の友人の妻ルシア、折り合いの悪い息子のラミロ……。
心を正直に伝えられないエルネストが最後に宛てた手紙の相手とは?

作品タイトル:『ぶあいそうな手紙』
出演:ホルヘ・ボラーニ(『ウィスキー』)、ガブリエラ・ポエステル、ホルヘ・デリア(『僕と未来とブエノスアイレス』、ジュリオ・アンドラーヂ(『ゴンザーガ〜父から子へ〜』)
監督:アナ・ルイーザ・アゼヴェード
脚本:アナ・ルイーザ・アゼヴェード、ジョルジ・フルタード
脚本協力:セネル・パス(『苺とチョコレート』)
原題:Aos Olhos de Ernesto|英語題:Through Ernesto’s Eyes
ブラジル|2019|123 分|字幕翻訳:比嘉世津子
配給:ムヴィオラ

公式サイト:http://www.moviola.jp/buaiso/
コピーライト:(c) CASA DE CINEMA DE PORTO ALEGRE 2019

7月よりシネスイッチ銀座他にて全国順次ロードショー

 

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