大林宣彦監督『海辺の映画館』7月31日(金)公開決定!監督の最期のメッセージが込められた劇場パンフレットも完成

海辺の映画館-キネマの玉手箱新型コロナウィルスの感染拡大の影響により、公開が延期となっていた大林宣彦監督の最新作『海辺の映画館―キネマの玉手箱』の新たな公開日が、7月31日(金)に決定した。
また、大林宣彦監督の最期のメッセージが込められた劇場パンフレットも完成した。

パンフレットには本作に出演した俳優陣から大林監督へのラブレター45篇や、富田靖子さんと石田ひかりさんが初対面となった尾道ヒロイン夢の対談、大林宣彦の撮影ノート、映画評論家・佐藤忠男氏による寄稿や、大林番記者のコメント寄稿など、まさに玉手箱のようなパンフレットとなっている。

また、本作は「大林宣彦監督」と「尾道」のコラボレーションが、20年ぶりに実現した、映画少年時代からの大林宣彦のすべてが凝縮された「大林版ニュー・シネマ・パラダイス」というべき作品。娯楽作でありながら、底辺に流れるのは「戦争」に対する辛辣なメッセージであり、それに打ち勝てるのは「映画」であると力強く訴えかける。

海辺の映画館-キネマの玉手箱

パンフレットの表紙ビジュアル

“ねぇ、映画で僕らの未来変えて見ようよ――”
大林宣彦監督からの最期のメッセージ

ストーリー
尾道の海辺にある唯一の映画館「瀬戸内キネマ」が閉館を迎えた。最終日は、「日本の戦争映画大特集」のオールナイト興行。そこで映画を観ていた若者3人は、突然劇場を襲った稲妻の閃光に包まれ、スクリーンの世界にタイムリープする。戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦、そして原爆投下前夜の広島へ――。そこで出会ったのは移動劇団「桜隊」だった。「桜隊」を救うため、3人の男たちは運命を変えようと奔走するのだが……!?

作品タイトル:『海辺の映画館-キネマの玉手箱』
出演:厚木拓郎 細山田隆人 細田善彦 吉田 玲 成海璃子 山崎紘菜 常盤貴子
監督:大林宣彦
製作:『海辺の映画館-キネマの玉手箱』製作委員会(吉本興業/TANAKA/バップ/アミューズメントメディア総合学院)
製作協力:大林恭子
エグゼクティブ・プロデューサー:奥山和由
企画プロデューサー:鍋島壽夫
脚本・編集:大林宣彦
脚本:内藤忠司/小中和哉
音楽:山下康介
撮影監督・編集・合成:三本木久城
VFX:塚元陽大
美術監督:竹内公一
照明:西表燈光
録音:内田 誠
整音:山本逸美
製作プロダクション:PSC
配給:アスミック・エース

公式サイト:umibenoeigakan.jp
公式Twitter:@umibenoeigakan #海辺の映画館
コピーライト:(c)2020「海辺の映画館-キネマの玉手箱」製作委員会/PSC

7月31日(金) TOHO シネマズシャンテほか全国公開

 

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