【レポート】映画『アリータ:バトル・エンジェル』ロンドン・ワールドプレミアでJ・キャメロンが原作者木城ゆきとに最敬礼

アリータ:バトル・エンジェル

SF漫画の最高峰として語り継がれ、日本はもとより世界17の国と地域で翻訳された木城ゆきと原作による伝説の漫画「銃夢」。長年に渡り映画化を切望してきた巨匠ジェームズ・キャメロン製作・脚本で遂に『アリータ:バトル・エンジェル』 として、2月22日より公開となる。この度、現地時間の1月31日(木)、ロンドン・ワールド・プレミアが、華やかに開催された。

『アリータ:バトル・エンジェル』 ロンドン・ワールド・プレミア 概要

日時:1月31日(木)17:00(現地時間)
場所:オデオン・ルックス・レスタースクエア(ロンドン)
参加メンバー:ジャームズ・キャメロン、ジョン・ランドー、木城ゆきと、ロバート・ロドリゲス(監督)、ローサ・サルザール、クリストフ・ヴァルツ、キーアン・ジョンソン、ジェニファー・コネリー、デュア・リパ(主題歌)

全世界歴代興行収入1位・2位を、自らが監督した『アバター』と『タイタニック』で独占し続けている巨匠ジェームズ・キャメロン。彼が惚れ込んだ日本の伝説的SFコミック「銃夢」の映画化『アリータ:バトル・エンジェル』の公開を目前にロンドンのオデオン・ルックス(ODEON LUXE/2018年12月21日にリニューアル・オープン)・レスタースクエア前には、華やかなライトアップにブルーカーペットが敷かれ、『アリータ:バトル・エンジェル』一色に装飾された。
気温1度の凍り付くような寒さの中、約1,000人のファン、世界各国から集まった報道陣の前に、脚本・プロデューサーを務めたジェームズ・キャメロン、「銃夢」の原作者:木城ゆきとさんが登場すると、会場は大歓声に包まれた。

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そして、黒とブルーのセクシーなドレスを身にまとった主人公のサイボーグの少女アリータを演じたローサ・サラザール、アリータの父親代わりのサイバー医師のイドを演じたオスカー俳優クリストフ・ヴァルツ、アリータに好意を持ち、彼女の失った記憶を取り戻す手助けをするヒューゴを演じたキーアン・ジョンソン、イドの元妻でスリリングに繰り広げられるアクション満載のバトルロイヤルゲームモーターボールの選手の調整技師チレンを演じたオスカー女優ジェニファー・コネリー、キャメロンからメガホンを引き継いだロバート・ロドリゲス監督、キャメロンと共に『タイタニック』『アバター』など数多くの大作をプロデュースしたジョン・ランドーと豪華キャスト&スタッフが集結。さらに、2019年グラミー賞で最優秀新人賞と最優秀ダンス・レコーディング賞にダブル・ノミネートされた世界的なトップ・シンガーで本作の主題歌を歌うデュア・リパが登場するとさらに会場を沸かせた。

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構想20数年を費やし、遂にこの日を迎えたキャメロンは「レッドカーペットに木城先生と一緒に立つことが出来て光栄です。木城先生が「気に入った」と言ってくれたので、安心しました。彼が満足であれば、私も満足です」と木城氏に敬意を示した。木城氏もまた「ジェームズ・キャメロンさん、ジョン・ランドーさん、ロバート・ロドリゲスさんが、非常にリスペクトしてくれていたので、信頼して映画を任せることができました」と大切な作品をこの3人だったからこそ安心して託すことができたと述懐した。その言葉を裏付けるように「映画を観て、漫画の核心の部分が、見事に継承されていたと思いました。見かけだけではなく、キャラクターの心の動きや存在理由といったものも含めて、ちゃんと映画で反映されていて、非常に嬉しかったです」と自身が作品に込めた想いが、しっかりと映画に反映されていると太鼓判を押した。
レッドカーペット後には、790席が満席となった劇場で上映が行なわれ、エンディングでは拍手が巻き起こった。構想20数年、キャメロン自ら執筆して創り上げた“超進化”スペクタクル・アドベンチャー『アリータ:バトル・エンジェル』。いよいよ、2月14日(木)には、サラザールとヴァルツ、ロドリゲス監督が来日し、作品の世界観をイメージした大規模なプレミアに登壇予定。日本にも“アリータ旋風”が吹き荒れる。

コメント

ジェームズ・メロン
レッドカーペットに木城先生と一緒に立つことが出来て光栄です。
今日は、私の長い旅の終わりでもあり、また始まりでもあります。木城先生は私が映画権を獲得してからも、たくさんの「銃夢」の新作を描かれているので、私の孫が観る映画を作ることになるかもしれません。
これから私達は、木城先生が漫画人生をかけて作り上げた世界を3Dで命を吹き込まれた映像で見ることができます。木城先生が「気に入った」と言ってくれたので、安心しました。彼が満足であれば、私も満足です。
最初に漫画を読んだ時にアリータをとても好きになりました。私は、娘を持つ父親ですが、娘たちが感情移入できる傷つきやすくても、強くて、知的で、温かな心を持ったキャラクターを描くことが、私のゴールでした。

木城ゆきと
人が多くてビックリしました。普段、直接ファンと触れ合う機会がほとんど無いので、すごく嬉しいです。
映画を観て、漫画の核心の部分が、見事に継承されていたと思いました。見かけだけではなく、キャラクターの心の動きや存在理由といったものも含めて、ちゃんと映画で反映されていて、非常に嬉しかったです。ジェームズ・キャメロンさん、ジョン・ランドーさん、ロバート・ロドリゲスも非常にリスペクトしてくれていたので、信頼して映画を任せることができました。
(日本のファンへのメッセージ)素晴らしい映画になっているので、是非良い映画館で観てください。宜しくお願いします。

ローサ・サラザール
木城ゆきと先生が作品を気に入ってくれたと聞いて、私も嬉しいです。
アリータはキャメロンにとって娘のような存在だから、彼の私を見る目が父親みたいなの。それが私にとって、とても誇らしいわ。さっき彼が私の手を取って「よくやったな」って言ってくれたの。このことは一生忘れないわ。

ロバート・ロドリゲス(監督)
木城先生が映画を観て気に入ってくれたので、私もとても嬉しいです。
日本に行くのはとても楽しみで待ちきれません。日本でも木城先生に会いたいし、僕は今、アリータの絵を描く練習をして
いるんです。

ストーリー
舞台は、“支配する者”と“支配される者”の2つの世界に分断された、謎めいた遠い未来。荒廃した瓦礫の中からサイバー医師イドに拾われ蘇えったサイボーグの少女。過去の記憶をすべて失っていたその少女は“アリータ”と名付けられ、父親代わりのイドに見守られて成長するが、ふとしたきっかけで自分は300年前に失われたテクノロジーで創られた“最強の兵器”だということに気付いてしまう。逃れられない運命に直面した少女は、与えられた自分の命の意味を見つけるために、二つの世界の秩序を揺るがす壮大な旅に出る。

作品タイトル:『アリータ:バトル・エンジェル』
原作:「銃夢」木城ゆきと
脚本・製作:ジェームズ・キャメロン
監督:ロバート・ロドリゲス『シン・シティ』『スパイ・キッズ』
出演:ローサ・サラザール、クリストフ・ヴァルツ、ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリほか
配給:20 世紀フォックス映画

公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/alitabattleangel/
コピーライト:(c) 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

2月22日全国ロードショー

 

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