【レポート】『リスペクト』ガンバレルーヤとアレサを愛してやまない大黒摩季が登壇!「Respect」を熱唱

リスペクト

ジェニファー・ハドソン主演『リスペクト』(11月5日(金)公開)の「公開記念イベント」が実施され、歌手の大黒摩季と、お笑いコンビ・ガンバレルーヤが登壇した。

映画デビュー作『ドリームガールズ』でアカデミー賞(R)助演女優賞受賞という快挙を成し遂げ、歌手としてもグラミー賞を制したジェニファーが演じるのは、ローリング・ストーン誌が選ぶ「史上最も偉大な100人のシンガー」の第1位にも選ばれたソウルの女王アレサ・フランクリン。今回の映画化にあたっては、アレサ本人が生前にジェニファーを指名し、キャスティングが実現。『ドリームガールズ』でジェニファーがオスカーを手にした直後から、長期間にわたりプロジェクトを進めてきた待望のエンターテインメント大作だ。

少女のころから抜群の歌唱力で天才と称され、煌びやかなショービズ界の華となったアレサ。しかしその裏に隠されていたのは、尊敬する父、そして愛する夫からの束縛や裏切りだった。すべてを捨て自分の力で生きていく覚悟を決めたアレサの歌声が、世界を歓喜と興奮で包み込んでいく――。

『リスペクト』公開記念イベント

■日時:11月4日(木)18:45~19:15 ※上映前
■場所:TOHOシネマズ 日比谷 スクリーン1
■登壇(敬称略):大黒摩季、ガンバレルーヤ(まひる、よしこ)

名前を読み上げられてステージに登場したジェニファー・ハドソン…と思いきや、実際にステージに現れたのはジェニファー演じるアレサ・フランクリンに成り切ったお笑いコンビ・ガンバレルーヤ(まひる、よしこ)だった。それでもあくまで本人に成り切る二人は「さっきクランクアップしてやって来た。日本で言うところの撮って出し」「日本は寒暖差がある」などと謎のハリウッドスター気取りで、ニセモノと疑う客席に対してよしこは「クソが!帰り覚えていろよ!」とお決まりのネタで笑いを取っていた。

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そんな二人がカラオケ状態で「Respect」の一節を熱唱するネタの終了後、本物のディーバとして大黒摩季がソウルフルなドレス姿で颯爽と登場。「ジェニファー・ハドソンさんの前座の大黒摩季です」とユーモア交じりに自己紹介しながら「Respect」のフルコーラスを熱唱した。

この圧巻のパフォーマンスによしこは「本物!鳥肌モノ!私たち実はニセモノです!」と感動し、「子供の頃から大黒摩季さんのファンで親友と一緒にカラオケでカバーしていた」と明かすと、大黒は「一回歌って頂けると4円入るので食べさせていただいている。これからも是非歌ってください!」と印税ジョーク。大黒は「ソウルは誰にも負けない」というよしこの歌声に「歌はハート。気持ちが声に出るのは歌手の第一歩。よしこちゃんのハスキーボイスはいい感じ。アメリカやヨーロッパではハスキーボイスは宝物と言われている」と絶賛していた。自身の声については「酒焼けじゃなくて、生まれた時からハスキー。声帯にボコボコがある」と解説すると、まひるは「椿鬼奴さんも同じことを言っていました」とボケていた。

リスペクト
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「アレサに出会ってなかったら大黒はなかった」と語るほどにアレサ・フランクリンの大ファンという大黒は、今回主演を務めたジェニファー・ハドソンについて「アレサとは種類の違う歌い手だけれど、最後はアレサを超えてくる」と驚き、本作については「アレサは人生を生き抜いた人。パワフルに生きねばという突破口になるような映画でコロナ明けにはもってこい」と太鼓判。よしこは「サクセス・ストーリーで観ていて熱くなれて、自分の生き方を見直せた。上映が終わった瞬間興奮のあまり走り出した」、まひるも「私たちのコンビ名にピッタリの映画!頑張ろうという強い気持ちになれる」と感動していた。

また恋多き女性でもあったアレサにちなんで、自身の恋愛について聞かれた大黒は「離婚したことが一大インパクト!」とぶっちゃけつつ「自分のハートから流した血が音楽になってファンの方が笑顔になるなら、シンガーソングライター冥利に尽きる。私の苦しみも捨てたものじゃないと思えるので、沢山恋愛していただいた過去の男たちに感謝」とサバサバと断言。また小学校時代に好きな担任を駐車場で待ち伏せしていたというまひるには「恋って自分から入っていくものではなくて、気づいたら落ちているものなの」、学生時代に鉄パイプを持って登校してきたヤンキーに惚れたというよしこには「いい恋をしてほしい。恋は女性を育ててくれるから」と次から次へと名言を繰り出し、ガンバレルーヤを大興奮させていた。

また、本編中、どん底に落ちたアレサが歌で救われていくシーンに重ね、落ち込んだ時の回復方法について聞かれた際には、「音楽を聞けば心が動くし、目線も変わる。目線が変わって歩く一歩が変われば未来は変わる。音楽に救われ、音楽に答えを得てきた。音楽がいつもどん底から私を拾ってくれた」と大黒。一方のまひるは「芋でも麦でもない、ガソリンのようなお酒をロックで浴びるように飲む」と暴飲をストレス発散方法に挙げて、よしこは「大黒摩季さんの熱い曲から勇気ももらってきた。『熱くなれ』は部屋に歌詞を書いて飾っていたくらい。吉本坂46にも『あなただけを見つめている』を歌って合格しました」と大黒摩季愛を熱弁していた。

最後にまひるは「色々な人の心に突き刺さる映画であり歌声!」と本作をアピールし、よしこも「スタッフ・キャストと一生懸命撮影した作品です」とジェニファー・ハドソンの気持ちを代弁。大黒は「コロナ禍で委縮したハートが開いて心が動くことからリハビリが始まる。それにはピッタリの映画。私も一から歌を学び直そうと思ったくらい、まだまだこれからだという勇気をもらいました」と日本公開に期待を込めていた。

リスペクト

ストーリー
私を輝かせるのは、この“声”。
少女のころから抜群の歌唱力で天才と称され、煌びやかなショービズ界の華となったアレサ(ジェニファー・ハドソン)。しかしその裏に隠されていたのは、尊敬する父(フォレスト・ウィテカー)、愛する夫(マーロン・ウェイアンズ)からの束縛や裏切りだった。極限まで追い詰められる中、すべてを捨て自分の力で生きていく覚悟を決めたアレサは、ステージに立ち観客にこう語り掛ける。
「この曲を、不当に扱われている全ての人に贈ります」
自らの心の叫びを込めたアレサの圧倒的な歌声は、やがて世界を歓喜と興奮で包み込んでいく――。

作品タイトル:『リスペクト』
出演:ジェニファー・ハドソン『ドリームガールズ』、フォレスト・ウィテカー『ラストキング・オブ・スコットランド』、マーロン・ウェイアンズ『G.I.ジョー』、メアリー・J. ブライジ
監督:リーズル・トミー
脚本:トレイシー・スコット・ウィルソン
原題:RESPECT/アメリカ/2021年/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/146分/字幕翻訳:風間綾平
配給:ギャガ

公式サイト:gaga.ne.jp/respect
公式Twitter:@respect_eiga
公式Instagram:@respect_eiga
公式Facebook:@universal.eiga
公式LINE:ユニバーサル・ピクチャーズ
コピーライト:(C) 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.

11月5日(金) TOHOシネマズ 日比谷他 全国ロードショー

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