綾辻行人によるミステリー「館」シリーズの実写化第2弾、Huluオリジナル「時計館の殺人」のオールキャストが発表された。さらにオープニング曲が、ずっと真夜中でいいのに。の新曲「よもすがら」に決定し、本予告映像が解禁された。

綾辻の代表作である「館」シリーズは、1987年発行のデビュー作「十角館の殺人」からこれまでに9作の長編が発表され、全世界シリーズ累計発行部数800万部を突破。2024年3月より配信された実写化第1作「十角館の殺人」は、長年“映像化不可能”とされてきたが、“あの1行の衝撃”を原作に忠実に実写化し、大きな話題となった。
そして今作の原作である「館」シリーズの第5作「時計館の殺人」は、上下巻に分かれる大長編ながら、息つく間もないストーリー展開と張り巡らされた精巧な伏線、繊細な心理描写で読者を魅了し、第45回日本推理作家協会賞を受賞。
監督・内片輝の元に「十角館の殺人」のスタッフが再集結。新たなメンバーも加わり、「十角館の殺人」を超える全8話・2部制の大スケールで、完全実写化される。

物語の舞台は1989年、鎌倉の外れに立つ謎の館・時計館。角島・十角館の惨劇から3年、オカルト雑誌「CHAOS(ケイオス)」の新米編集者、江南孝明(奥智哉)は、自身が担当する「時計屋敷の亡霊に挑む」という特別企画の取材のため、同誌の副編集長やカメラマン、W**大学ミステリー研究会のメンバーらと一緒に、古峨精計社の前会長が建てた奇妙な館“時計館”を訪れる。“霊衣”と呼ばれる衣装に着替え、時計館の旧館に閉じこもり“交霊会”を開いたその夜、売り出し中の女性霊能者・光明寺美琴(向里祐香)が、忽然と姿を消す。
江南から事前に取材の話を聞いていた駆け出しの推理作家・鹿谷門実(青木崇高)は、あの天才建築家・中村青司が設計した“時計館”を一目見ようと、遅れてやってきたもう一人の学生とともに屋敷を訪れ、館の主人が遺した「沈黙の女神」の詩を手がかりに、十年前に起きた悲劇の真相を追うことに。その頃、密室と化した旧館内では、何者かによる人殺しが相次ぎ、参加者たちが、惨劇に巻き込まれていく。

この度、「CHAOS」の特別企画に参加しそびれたものの、鹿谷と出会い、ともに時計館を訪れることになるW**大学ミステリー研究会のメンバー・福西涼太役に鈴木福が決定。青木演じる鹿谷とともに、古峨家の周辺で起きた人死にの真相を探っていく。

さらに、NHK連続テレビ小説「あんぱん」や映画『TOKYOタクシー』など注目作へ出演の神野三鈴、映画『孤狼の血』、『首』など重厚な作品に数多く出演する矢島健一、映画『キングダム』、NHK大河ドラマ「べらぼう」に出演の六平直政、代表作「渡る世間は鬼ばかり」シリーズを筆頭に、映画『釣りバカ日誌』などで知られる角野卓造、NHK連続テレビ小説「ばけばけ」に出演の伊武雅刀、映画『国宝』に出演した嶋田久作らが集結。
また、お馴染み、鹿谷門実(島田潔)の兄で、大分県警捜査一課の刑事・島田修を演じる池田鉄洋、「館」シリーズの要、天才建築家・中村青司役の仲村トオルが、前作「十角館の殺人」に引き続き出演することが決定した。









そしてこの度、ずっと真夜中でいいのに。の新曲「よもすがら」が、「時計館の殺人」オープニング曲に決定。2020年にリリースされた同氏の代表曲のひとつ「低血ボルト」は、前作「十角館の殺人」のテーマ曲に、そして今作のオープニング曲となる「よもすがら」は、監督・プロデューサーが作品のイメージを直接説明し、それを受け取ったACAねが制作した新曲となっている。
ソングライターのACAねは、楽曲に込めた想いについて「心を魂を穏やかに鎮められる世界線はあるのか、嘘で取り繕われた慈愛の歪曲をキーに制作を進めていきました。時計館の配信今から楽しみにしてやみません。よたよたと、よもすがら廊下を歩きながら、聴いてもらうのもまた一興と思います」とコメント。
原作者の綾辻も、「ダークで蠱惑的な旋律に乗って次々に現われる、ずとまよならではの言葉たち。そこかしこが『時計館』の物語と響き合いながら、多くの別の物語を秘めているようでもあります。──さすが」とコメントを寄せた。
ずっと真夜中でいいのに。ACAね コメント全文
綾辻先生にはいつもずとまよを気にかけていただき、お世話になってます。前回「十角館の殺人」も凄まじく、館シリーズ第二弾も心待ちにしていました。そのような中で拝読してた「時計館の殺人」オープニング曲のお声がけ嬉しかったです。心を魂を穏やかに鎮められる世界線はあるのか、嘘で取り繕われた慈愛の歪曲をキーに制作を進めていきました。時計館の配信今から楽しみにしてやみません。よたよたと、よもすがら廊下を歩きながら、聴いてもらうのもまた一興と思います。
原作者・綾辻行人 コメント全文
近年ずっと注目しつづけているずっと真夜中でいいのに。の新曲がドラマ『時計館の殺人』のオープニング曲に──という展開は、じつに感慨深いことです。どんな作品ができてくるのだろう、と楽しみにしていたのですが、初めて「よもすがら」を聴いたときには思わず、「さすが……」と声がこぼれました。
ダークで蠱惑的な旋律に乗って次々に現われる、ずとまよならではの言葉たち。そこかしこが『時計館』の物語と響き合いながら、多くの別の物語を秘めているようでもあります。──さすが。
この曲が流れるドラマのオープニング映像も、文句なしの素晴らしさです。全8話を通してぜひ、オープニングをスキップせずにご覧ください。
Huluオリジナル「時計館の殺人」
出演:奥智哉 青木崇高 鈴木福 神野三鈴 六平直政 角野卓造 嶋田久作 矢島健一 山中崇 今野浩喜 向里祐香 岡部ひろき 吉田伶香 渡辺優哉 阿部凜 藤本洸大 伊武雅刀 池田鉄洋 仲村トオル
原作:綾辻行人「時計館の殺人(上)(下)」(講談社文庫)
監督:内片輝 山本大輔
脚本:戸田山雅司(「安楽椅子探偵」シリーズ ほか) 早野円(「十角館の殺人」 ほか) 藤井香織(「十角館の殺人」 ほか) 内片輝
音楽:富貴晴美
オープニング曲:「よもすがら」ずっと真夜中でいいのに。(EMI Records / UNIVERSAL MUSIC)
製作:佐藤貴博 下村忠文
エグゼクティブプロデューサー:川邊昭宏 内片輝 木下俊
プロデューサー:渋谷昌彦 勝江正隆 石尾純 関根龍太郎 宮原耕介
企画・制作:内片輝事務所 いまじん
製作著作:HJホールディングス 日本テレビ
(C)綾辻行人/講談社 (C)HJホールディングス・NTV
https://www.hulu.jp/static/tokeikannosatsujin
Huluにて独占配信
〈第1部〉2月27日(金)第1話~第6話一挙配信
〈第2部〉3月20日(金)第7話&最終話一挙配信