母の日にジャーマンアイリス
朝夕過ごしやすくなってまいりました」っていうと、日本では夏の暑さがおさまって、そろそろ秋を意味するのが普通やろうけど、私にとってはだんだん温かくなってくるこの頃を言う(^^)新緑の淡い色がまばゆい5月はシカゴの春。日本の5月、初夏も好きやけど、待ちに待ったシカゴの5月は、まだ春。
上階のルーシーお婆ちゃんが引っ越すときに残していってくれたジャーマンアイリスがみごとに咲いた。
摘み取るのに勇気いったけど、雷雨の予報で決心。大雨にたたきつけられるよりはマシかな?と(汗)
アイリスを愛した和子先生の花器にいけてみた。
花の命は短くて…
っていうのは、ホンマやな。昨日咲いていた一番大きな花がしぼんで、蕾やったのが咲いた。
長持ちさせるために少し茎切ったら、こっちの花器のほうがバランス的にいいような気がした。母が好きやったこの活け方、「母の日」やし、何かの縁を感じる(^^)まだ白いカーネーションを活ける気持にはなれへんしなあ。
遺作の刺繍、「梅に鶯」から、菖蒲に変えて、初夏らしい気分。
亡くなった父が「いいなあ~死んでも作品が残る。俺は何も残らん」なんて博多弁でよく母に言っていたのを思い出す。おだてに弱い母(笑)きっと、その言葉に励まされて作っていたかも?残るのは作品だけじゃなくて、父も一緒の私達家族のあたたかい思い出(^^)
ミツワにお米などを買出しに行って、思わす買った「神戸ぶっせ」
好物やったから、母の写真にお供(^^)
神戸に住んでれば、どうってこともないFUGETSUDOの紙袋も、異人館やポートタワーのイラストを見てしみじみ故郷を感じる。
羽布団を片付けようとしてたら、なんか真剣な眼差しのターディにゃん。
真剣に邪魔、いえいえ手伝ってくれてるつもりなのか?
毛深い息子よ、ありがとうニャ(笑)
抜け毛が増えて、夏毛になる頃やから、そろそろグルーミングしてもらおっかな。
教会の母の日イベントでパトちゃんが買ってきてくれたお花を、和子先生の形見の花器に活けてみた。
毛深い息子の母を頑張らねばっ(=^^=)