お彼岸に思う
父の33回忌と母の3回忌を執り行うために帰省していた。出発当日マイナス3Cの中、日本は異常に高気温で20Cやった!ううっ、毛穴開きまくりっ!(汗)ほんっまによーけ汗かいたわ!
両親の法事もあったけど、妹のお舅さんの命日のお墓参りもした。帰りに野菜料理がおいしい神出町の「かんでかんで」に立ち寄って生野菜から煮物まで大満足!梅が綺麗に咲いていた。ああ~生け花にしたい~
両親の法事は神戸市長田区の安楽院さんに出かけていき、供養をお願いした。父が亡くなっていらい、先代のご住職様にもお世話になっているお寺さん。いつも心に響くお声でお経をあげてくださるので、ほっとする。
法要が終って、「もっと知りたい東寺の仏たち」というご本を頂いた。お経を読んではいっ!終わりっ!!みたいなんじゃなくて、こうした仏教との繋がりをご教授くださっているようで、やっぱり安楽院さんの檀家でよかったなと思う。一応美術専攻だった私、仏教美術にも興味あるから、しっかり読ませていただこうと思う。
母のお位牌さんを持って、母の姉である伯母の元へ行った。大分県宇佐市、日本のUSA!
小さい頃に行った事はあったけど、ほとんどうすれていた宇佐八幡の記憶。さすが国宝!貫禄の木造建築って感じ。どんだけ長い時間かけて育まれてきたんやろ?という苔と鮮やかな朱のコントラストがほんまに霊験あらたかですてき。宇佐飴も美味しくて嬉しい!
それにしても、山にかかれた「USA」ハリウッドみたいでなんとも言えずおちゃめやわ
母の里は大分県の国東半島、豊後高田市の真玉黒土。小学生の頃は、夏休みの最初から終りまで祖母の家で過ごした。あの時の里山風景は多少は道路が舗装されたりしてはいるものの、ほとんど変わらない印象。懐かしくて、涙でそう~ 「たご作やぁ~」なんて日本昔話になりそうな風景をいっぱい目に焼き付けて帰ろうっ必死になった。
そんな真玉の浜は、夕日が美しくて、観光スポットとして売り出し中とか。真玉が有名になっていくのは嬉しいような、そおーっとしておいてほしいような。それにしても、美しい干潟。母も子どものころ、おもいっきりこの浜で遊んだんやろうなあ~
一泊しかできなかったにも関わらず、親戚の人たちが心のこもった案内をしてくれた。翌日はちょこっとだけ別府にも行った。たまに親戚で集まってたべるご飯の美味しいこと!おかず自体も、名物の鶏のてんぷらや、芹の白和え、つくしの佃煮など美味しいねんけども、なんというか滅多に集まれない「一族飯」って感じでほんまに楽しかった。感謝でいっぱい。
こういうのって、きっと両親がつないでくれた「ご縁」なんやろうな~なんて思う。今時はなんかわからん宗教もあって、危険視されたりするけども、私にとっての法事って、父や母との会話そのものやなって思う。妹も同じ気持でいてくれる事が嬉しい。決してもう会えない人たちを、法事やお彼岸やお盆の時ぐらいは思い出してみて、それは亡くなった人の為というよりは、生きている自分達の為やなあって思う。「ボチボチ生きてますよ~ みなさんに親切にしてもらってるから安心してね」なんて思わず両親に話しかける。こういう事があってもいいんちゃうかな~なんて思う。難しい事はよくわからんけど、何教でもいいんじゃあ?その人の心のよりどころになるものであれば!って思う。
もんのっすごい勢いで人に会い、欲どおしく食べ続け、あっという間に日本での時間が過ぎた。またまた寒いシカゴへ。ほんま毎回タイムトラベラーのようやわ。夢のような日本の時間から瞬く間に現実にもどされていく。
年のせいか、時差ボケがなかなか治らず、そのうえ風邪もひいてしまい、バテバテ
でも大叔母の代から家に伝わる「陰陽霊法」を試すと、メキメキと回復!阪大でもその医学的効用は承認されたという「奥原絡」というツボみたいなところを、薬草のお線香であたためたこの器具で刺激するんやけど、ほんまにすごい。抗がん剤のときも助けられたんやけど、免疫力アップにはこの絡刺激、すばらしい~
そして、ほんまに私って、いろんな神様まぜまぜなんやけど、今日はイースター。いつもの教会にはイースターリリーの香りがいっぱい。
スーパーの有り合わせのお花やけど、ちょこっとだけイースターな生け花?さしてみた。
ところでターディにゃんは、あいかわらずのイタズラ猫で、自分の写真から顔を出して遊んどうわ(=^^=)
って感じで、ぼちぼちいってる。