映画『22年目の記憶』イ・へジュン監督コメント到着!「動と静」な名優二人が魅せる親子の絆とは?1月5日(土)公開

22年目の記憶
『殺人者の記憶法』のソル・ギョング主演『22年目の記憶』(配給:ファインフィルムズ)は2019年1月5日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにて公開となる。この度本作の新場面写真とイ・へジュン監督のコメントが解禁された。

主演は、『1987、ある闘いの真実』『殺人者の記憶法』など、演技力・興行力を兼ね備えた韓国を代表する俳優、ソル・ギョング。共演にはもう一人の演技派、『天命の城』『神弓-KAMIYUMI』のパク・ヘイル。そのほか『オクジャ/Okja』のユン・ジェムン、『殺人者の記憶法』でソル・ギョングと共演したイ・ビョンジュン、『あいつだ』のリュ・ヘヨンなど、実力派俳優が脇を固める。監督・脚本は『ヨコヅナ・マドンナ』『彼とわたしの漂流日記』など、独創的な設定と演出力で知られるイ・へジュン。韓国と北朝鮮の南北首脳会談のリハーサルが行われたという記事から着想を得て、実力派俳優2人の父と息子の22年に渡る物語を見事完成させた。

今回初めて解禁されたのは、自らを金日成だと思い込んでいる父・ソングン(ソル・ギョング)と息子テシク(パク・ヘイル)の2人のカット。売れない役者ながら国家の極秘プロジェクトに携わり人生が狂ってしまったソングンと、次第に「金日成」にのめり込み「父」でなくなったソングンに振り回され、荒んだ生活を送っているテシク。そんな2人の間の壁は厚く、ある事情から同居することになっても平穏な生活は到底望めない。しかし、ソングンの一挙一動にうろたえながらも、あと一歩の所で彼を見放すことのできないテシクには、イ・へジュン監督の「父親ともっと理解し合えるよう、努力すればよかったと思っていました。「彼を理解したい」という思いはこの映画の中で、私が知る限り最良の形で描かれています」という思いが反映されているかのようだ。

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そんなこじれた親子を演じるソル・ギョングとパク・ヘイルは、韓国では押しも押されもせぬ名俳優。2人の演技スタイルについて、「ソル・ギョングは直観的な俳優で、カメラが回り始めると劇的な変化を見せます。かたやパク・ヘイルは常に絵コンテを持ち歩き、いつも考え続けていました。父親は衝動的で予測不可能、息子は静かに観ている。期せずして俳優自身のスタイルと役柄との共通点を見出すことができました」と語る。正反対なアプローチながらも、阿吽の呼吸で魅せる<親子の絆>にご注目頂きたい。

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ストーリー
1972年、韓国と北朝鮮との間で南北共同声明が発表される。統一ムードが高まるなか、初の南北首脳会談に向け、韓国では北朝鮮の最高指導者・金日成(キム・イルソン)の代役オーディションが秘密裏に行われた。オーディションに受かった売れない役者ソングン(ソル・ギョング)は、いつしか自分を金日成だと信じ込んでしまう—。22年後の1994年、ある理由からそんなソングンと、彼に振り回されてきた息子テシク(パク・ヘイル)の同居生活が始まる。

作品タイトル:『22年目の記憶』
出演:ソル・ギョング 『殺人者の記憶法』、パク・ヘイル 『神弓-KAMIYUMI-』、ユン・ジェムン、イ・ビョンジュン、リュ・へヨン
監督:イ・へジュン『ヨコヅナ・マドンナ』
2014/韓国/カラー/韓国語/128分/原題:나의 독재자/英題:My Dictator 映倫:G
配給:ファインフィルムズ

公式サイト:http://www.finefilms.co.jp/22nenme/
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2019年1月5日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋他にてロードショー

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