有村架純、黒木華、南沙良が共演する映画『マジカル・シークレット・ツアー』より、塩野瑛久の新規場面写真とメイキングカットが公開された。

本作は、2017年に中部国際空港で主婦たちが「金の密輸」で逮捕されたという実際の事件に着想を得たオリジナル作品。夫の横領と借金を突然知った二児の母(有村)、借金を抱えた研究者(黒木)、そして貯金ゼロの未婚の妊婦(南)。犯罪とは無縁そうに見える3人が偶然出会い、金の密輸を通して仲間としての絆を深めていく。監督は、『ミセス・ノイズィ』、「ヒヤマケンタロウの妊娠」の天野千尋。
塩野が演じるのは、有村演じる主人公・和歌子の夫・高志。ギャンブルにのめり込み、会社の金300万円を横領。その事実が発覚し会社から解雇されたことも、闇金からの借金も、すべてを和歌子に隠していた。そんな時、高志がパチンコ店でくも膜下出血により倒れ、それをきっかけに和歌子は高志が隠していた事実を全て知ることになる。
高志の入院費、滞納中の返済金、そして生活費――。追い詰められた和歌子が高志の銀行口座を確認すると、残高はわずか23円だった。主婦として家庭を守ってきた和歌子は絶望の淵に立たされ、他になすすべもなく「金の密輸」という闇バイトに手を染めていく。その引き金を引いたのは、紛れもなく高志だ。
一方で、高志は二人の子供にとっては父親であり、実母からは今でも溺愛される息子。身勝手で未熟だけれど、どこか憎みきれない。その高志の危ういバランスを塩野が絶妙に演じる。

天野監督は、高志という人物について、「高志は、人によって嫌なヤツに見えたり、正論を言うキャラクターに見えたりと、見え方に幅があるようですが、私からすると人間味があって面白い人。プライドが高いし本人は一生懸命やっているつもりなのに、言っていることとやっていることがズレているんですよね」と、高志の性格を明かす。さらに、そんな高志を演じた塩野に関しては、「役の面白さを引き出して、楽しんで演じてくださいました」と、語っている。
公開された場面写真で、幼い子供を慣れた手つきで抱きかかえる姿には、“優しい父”の表情が宿っている。一方、くも膜下出血で倒れたパチンコ店でのカットでは、こちらをまっすぐに見つめ、追い詰められた男の眼差しが映し出されている。
さらに、入院中の撮影シーンで天野監督と塩野が真剣に言葉を交わすメイキングカットも解禁された。


『マジカル・シークレット・ツアー』は6月19日より公開。
『マジカル・シークレット・ツアー』
出演:有村架純 黒木華 南沙良 塩野瑛久 青木柚 斎藤工
監督:天野千尋
脚本:天野千尋 熊谷まどか
音楽:侘美秀俊
主題歌:「ありあまる富」椎名林檎(EMI Records / UNIVERSAL MUSIC)
製作幹事:murmur 日本映画放送
企画:カラーバード
制作プロダクション:エピスコープ
配給:アスミック・エース
(C)2026「マジカル・シークレット・ツアー」製作委員会
https://magicalsecrettour.asmik-ace.co.jp
6月19日(金)全国公開