手紙の代読と代筆から動き出す愛の物語『ぶあいそうな手紙』7月18日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開が決定!

ラテンアメリカのレジェンドたちが協力したブラジル映画『ぶあいそうな手紙』が、7月18日(土)よりシネスイッチ銀座を皮切りに全国順次ロードショーとなることが決定した。

舞台はブラジル南部、ポルトアレグレ。老境を迎えほとんど目が見えなくなった78歳の独居老人エルネストのもとに一通の手紙が届き、23歳のブラジル娘ビアに「手紙の代読と代筆」を頼むことからストーリーが動き出す。ブラジル・サンパウロ国際映画祭では批評家賞、ウルグアイ・プンタデルエステ国際映画祭では観客賞と最優秀男優賞を受賞し、伝統あるハバナ映画祭、リオデジャネイロ映画祭にも特別招待された話題作である。

主人公エルネストを演じるのは、東京国際映画祭グランプリで日本公開されたウルグアイ映画『ウィスキー』(04)に主演した名優ホルヘ・ボラーニ。また、ブラジル音楽のレジェンド、カエターノ・ヴェローゾがアルバム『粋な男』に収録した名曲「ドレス一枚と愛ひとつ」が映画を彩る。ラテンアメリカ映画史に残るキューバの名作『苺とチョコレート』(93)の原作者セネル・パスが脚本に協力したことでも話題の本作は“素晴らしい脚本は映画をこんなに面白くする”という、映画の原点を思い出させる魅力で、ラテンアメリカの各映画祭で批評家の大絶賛と観客の大喝采を呼んだ。

いまだに破られないミニシアター興行記録No.1『ニューシネマパラダイス』や、感動的な『チョコレートドーナツ』『おみおくりの作法』で知られるシネスイッチ銀座が今夏贈る、観た後にとにかく素敵な気持ちになれる感動作。

ストーリー
心を隠した手紙でいいの?
頑固なエルネストが最後に宛てた手紙の相手とは?
ブラジル南部、ポルトアレグレの街。エルネストは78歳の独居老人。隣国ウルグアイからやって来て46年。頑固で融通がきかず、本が好きでうんちく好き。老境を迎え、ほとんど目が見えなくなった。もうこのまま人生は終わるだけ。そう思っていたある日、一通の手紙が届く。差出人はウルグアイ時代の友人の妻。エルネストは、偶然知り合ったブラジル娘のビアに手紙を読んでくれるように頼む。「手紙の読み書き」のため、一人暮らしのエルネストの部屋にビアが出入りするようになるが……それは、彼の人生を変える始まりだった。
ワケありのビア、唯一心を許せる隣人ハビエル、昔の友人の妻ルシア、折り合いの悪い息子のラミロ……。
心を正直に伝えられないエルネストが最後に宛てた手紙の相手とは?

作品タイトル:『ぶあいそうな手紙』
出演:ホルヘ・ボラーニ(『ウィスキー』)、ガブリエラ・ポエステル、ホルヘ・デリア(『僕と未来とブエノスアイレス』、ジュリオ・アンドラーヂ(『ゴンザーガ〜父から子へ〜』)
監督:アナ・ルイーザ・アゼヴェード
脚本:アナ・ルイーザ・アゼヴェード、ジョルジ・フルタード
脚本協力:セネル・パス(『苺とチョコレート』)
原題:Aos Olhos de Ernesto|英語題:Through Ernesto’s Eyes
ブラジル|2019|123 分|字幕翻訳:比嘉世津子
配給:ムヴィオラ

公式サイト:http://www.moviola.jp/buaiso/
コピーライト:(c) CASA DE CINEMA DE PORTO ALEGRE 2019

7月18日(土)シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー

 

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