田中圭主演『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』決死のジャンプに挑むテストジャンパー役で、山田裕貴の出演決定!

1998年長野五輪、日本中が歓喜に沸いたスキージャンプ団体、悲願の金メダル。この栄光を陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる感動秘話が映画化、『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』がオリンピックイヤーとなる2020年、6月19日(金)に公開となる。

主人公はスキージャンパーの西方仁也(にしかた・じんや)。
1994年のリレハンメル五輪スキージャンプ団体戦で“日の丸飛行隊”のメンバーとして日本代表を牽引するも、エース原田雅彦のジャンプ失敗で金メダルを逃し、長野五輪での雪辱を誓い、代表候補として有力視されながらも落選。テストジャンパーとなって日本代表選手たちを裏方として支えた人物だ。

原田選手が金メダル獲得後インタビューで語った「俺じゃないよ。みんななんだ。みんな。」という言葉は、岡部・斉藤・船木ら代表選手だけでなく裏方に徹し日本選手団を支えた親友・西方、そしてテストジャンパーたちに向けられた言葉だった。
そんな西方と原田の熱い友情と絆、そして4人の代表選手と25人のテストジャンパーたち、それを支える家族や関係者たちの想いを知った時、誰もが心を打たれる感動のヒューマンドラマとなっている。

そしてこの度、25人のテストジャンパーの一員で聴覚障害のあるテストジャンパー・高橋竜二役で山田裕貴の出演が決定した。
昨年NHK連続テレビ小説「なつぞら」でヒロインの幼なじみ役を好演し、大きな注目を集め、今年「SEDAI WARS」(MBS・TBS)、「ホームルーム」(MBS)と1月期のドラマ2作の主演務めることが決定。人気・実力ともに、今年最も活躍が期待される若手俳優だ。本作の主演・田中圭とは2018年ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(関西テレビ)以来の共演となり、飯塚健監督とは映画『虹色デイズ』(18年)以来のタッグとなる。
山田が演じる高橋竜二は、北海道札幌市出身で、聴覚障害がありながらも、1998年のSTVカップ国際スキージャンプ競技大会ラージヒルにおいて岡部孝信、宮平秀治らを破り優勝した後、長野五輪にテストジャンパーとして参加したスキージャンパーだ。

また、1月13日(月・祝)14:55~15:49(JNN28局のフルネット放送 ※ただし、MRT宮崎放送のみ1時間50分のディレイ放送)放送の「2020HBCカップジャンプ」(札幌市大倉山ジャンプ競技場にて開催)に山田裕貴がゲスト出演することも決定した。
今回で62回目を迎える≪HBCカップジャンプ競技会≫はこれまで数多くの名ジャンパーを輩出してきた大会だ。特に髙梨沙羅選手、小林陵侑選手は、HBCカップで記憶に残る大ジャンプを見せ、この大会から世界に羽ばたいた。また、国内唯一となる1対1の対決「ノックアウト方式」で争う、失敗の許されない緊張感漂うトーナメント戦となっている。

髙梨、小林に続く日本の次世代エースは誰か?
札幌・大倉山ジャンプ競技場から、世界を見据えるジャンパーたちの戦いをお届けする。
番組には、解説で原田雅彦、ゲストに西方仁也も出演。山田は、本作のモチーフとなった二人のレジェンドとともに、至近距離で臨場感たっぷりにスキージャンプ競技を観戦する。

 

1998年長野五輪・テストジャンパー集合写真

主人公・西方仁也役に「おっさんずラブ」シリーズ、ドラマ「あなたの番です」、『図書館戦争』シリーズなど、人気実力共に今最も旬な俳優・田中圭。西方の揺れ動く内面、葛藤を、圧倒的な存在感と演技力で力強く演じ切る。
監督には、「荒川アンダーザブリッジ」で大きな注目を集め、様々な分野で才能を発揮する映像作家・飯塚健。秀逸なテンポ感の中で、しっかりと人間模様を描く演出力に定評があり、感涙無くしては見られない感動作品を描き上げる。
撮影は2020年1月~2月。実際に長野五輪のスキージャンプが行われた長野県白馬村でも撮影が行われる。

日本中が東京オリンピックへの期待で盛り上がりを見せる2020年、金メダルの裏に隠された感動秘話を、壮大なスケール感のもと、日本人らしい葛藤や心の機微を繊細且つ鮮やかに描いた、実話の感動超大作が誕生する。

コメント

■山田裕貴さん コメント
小学校の頃に見た長野オリンピック、スキージャンプの映像が今でも頭の中に浮かびます。初めてのスキーに挑戦ですが、とにかく練習します(笑)。このお話は中継にも載っていない裏側のお話。”目に見えていない部分も見ようとする”これを大事にしているのですが、表舞台に立つ人の裏側にはたくさんの人が関わり、悩み、支えてくれています。チーム一丸!!生きてるすべての人が主人公であることを伝えたい。

■飯塚健監督 コメント
聴覚に障害のあるジャンパー。もう難役であることがお分かり頂けると思います。だとしたら、と考えた時、浮かんだのがやや熱めの男、山田裕貴くんの顔でした。先日も「スキー練習、頼むね」というようなやり取りをしたのですが、「御意」と返信が来たので、全幅の信頼を寄せています。二度目のセッションが楽しみです。

参考

長野オリンピック ラージヒルジャンプ団体競技
★長野オリンピック 1998年(平成10年)2月7日から2月22日まで、日本の長野県長野市を中心とする地域を会場として開催された20世紀最後の冬季オリンピック。72の国(地域)から選手・役員4638人が参加し、延べ144万2700人の観客が来場。長野オリンピックの競技会場は長野市、白馬村、山ノ内町、軽井沢町、野沢温泉村に配置され、このうち人口が最も多く県庁所在地である長野市が主催都市となった。

★ラージヒル団体競技・決勝 2月11日【個人ノーマルヒル】で船木和喜選手が銀メダル、2月15日【個人ラージヒル】で船木選手が金メダル、原田雅彦選手が銅メダルをそれぞれ獲得した後、2月17日、個人競技と同じく白馬ジャンプ競技場にて行われた。日本は岡部孝信、斉藤浩哉、原田雅彦、船木和喜(ジャンプ順)の4選手で臨んだ。1本目、岡部が121.5m 、斉藤が130mを飛び首位に。しかし、3人目の原田が79.5mと悪天候も相まって、記録が伸びず、リレハンメルオリンピックの悪夢(日本は金メダル目前で同じく原田がジャンプを失敗、惜しくも銀メダルとなった)を思い出させる結果に。4人目の船木は118.5mを飛んだが、日本は4位で1本目を終了。船木のジャンプの後、吹雪がより強まり競技が中断。中止となると1本目の成績で順位が決まってしまう。審判員の判断で、25人のテストジャンパーが全員無事に飛べたら競技を続行することになった。西方率いる25人のテストジャンパーたちがなんとか飛び切り、競技は続行へ。2本目、岡部が137mの大ジャンプ、斉藤も124mで続いた。そして原田。吹雪で視界の悪い中137mの大ジャンプ。ついに日本は首位に立つ。 最後の船木は完璧なジャンプで125m。日本は見事リレハンメルの雪辱を果たし、金メダルを獲得した。

ストーリー
1998年長野五輪。日本スキージャンプチーム・通称“日の丸飛行隊”は国民の期待を一身に背負ってラージヒル団体で日本初の金メダルを狙っていた。そこに、エース原田のジャンプを特別の想いで見守る男がいた。元日本代表・西方仁也だ。前回大会・リレハンメル五輪で西方は原田とともに代表選手として出場。西方は日本代表最高飛距離135mを飛び、金メダル目前だったが、原田がジャンプを失敗。銀メダルに甘んじた。
西方は4年後の長野五輪での雪辱を誓い練習に打ち込み、代表候補として有力視されていたが、まさかの落選。悔しさに打ちひしがれる中、テストジャンパーとして長野五輪に参加して欲しいと依頼される。テストジャンパーとは、競技前にジャンプ台に危険がないかを確かめ、競技中に雪が降った際には何度も飛んでジャンプ台の雪を踏み固めるジャンパーのこと。
西方は裏方に甘んじる屈辱を感じながらも、様々な思いを抱えて集まっていたテストジャンパーたちと準備に取り掛かる。そして、五輪本番。団体戦の1本目のジャンプで、またしても原田が失敗。日本は4位に後退してしまう。しかも猛吹雪により競技が中断。このまま競技が終れば、1本目のジャンプの結果のみで順位が決定してしまう。そんな中、審判員たちの判断は、「テストジャンパー25人が全員無事に飛べたら競技再開する」というものに。
奇しくも、日本の金メダルへの道は、西方率いる25人のテストジャンパーたちへ託されたのだった…!

作品タイトル:『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』
出演:田中圭、山田裕貴
監督:飯塚健
脚本:杉原憲明、鈴木謙一
企画プロデュース:平野隆
製作:映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』製作委員会
配給:東宝

公式HP:http://hinomaru-soul.jp
公式Twitter:https://twitter.com/hinomaru_soul
コピーライト:(C)2020映画「ヒノマルソウル」製作委員会

2020年6月19日(金)全国公開!

 


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