『ルース・エドガー』公開延期が決定 ―人間の謎めいた本質とアメリカの現実をえぐる話題作

ルース・エドガー5月15日(金)公開予定となっていた『ルース・エドガー』(原題:LUCE)の公開延期が発表された。

本作は、17歳の黒人の高校生ルースの知られざる内面に迫り、人間の謎めいた本質とアメリカの現実をえぐるサスペンスフルなヒューマンドラマ。

2019年のサンダンス映画祭でプレミア上映されるや批評家の絶賛を博し、全米の賞レースで20を超える賞のノミネートを達成。その年の最も優れた独立系作品を選定するインディペンデント・スピリット賞でも監督賞、主演男優賞、助演女優賞の主要3部門に名を連ねた本作。深刻な矛盾をはらんだアメリカ社会の現状をリアルにえぐり出し、謎のベールに覆われた人間という存在の本質に鋭く切り込んだ話題作だ。

なお、到着したコメントは以下の通り。

『ルース・エドガー』公開延期のお知らせ

5月15日(金)にヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国で公開を予定しておりました『ルース・エドガー』について、新型コロナウイルス感染拡大防止の緊急事態宣言が延長されたことを受け、公開日の延期を決定いたしましたのでお知らせいたします。

延期後の新たな公開日につきましては、決まり次第速やかにご報告させていただきます。
なお、お買い上げ頂きましたムビチケオンライン券(前売券)は、延期後の上映にもご使用頂けますので、そのままお持ちください。多大なご迷惑をおかけしますこと、心よりお詫び申し上げます。

大変ご迷惑をおかけし心苦しい次第ではございますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。


★サンダンス映画祭 正式出品
★アトランタ映画批評家協会賞 【ブレイクスルー賞】受賞(ケルヴィン・ハリソン・Jr.)
★サンディエゴ映画批評家協会賞 【脚色賞】受賞
★インディペンデント・スピリット賞 【監督賞】【主演男優賞】【助演女優賞】ノミネート

ストーリー
アフリカ、エリトリア出身のルース・エドガーは文武両道に秀でた17歳の高校生。彼は幼少期に戦場へ駆り出された過酷なトラウマを克服し、自由の国アメリカで希望を象徴する存在へと成長した。そんなルースは、ある課題のレポートをきっかけに、同じアフリカ系の女性教師ウィルソンと対立し、順風満帆の日常が大きく揺らぎ出す。ルースが危険な過激思想に染まっているのではというウィルソンの疑惑は、ルースの養父母である白人夫婦エイミーとピーターの胸にも疑念を生じさせていく。そして、奇妙な事件がウィルソン教師の身に降りかかることに。はたしてルースは本当に“完璧な優等生”なのか、それとも世間を欺く“恐ろしいテロリスト”になり得るのだろうか……。

作品タイトル:『ルース・エドガー』
出演:ナオミ・ワッツ オクタヴィア・スペンサー ケルヴィン・ハリソン・Jr. ティム・ロス
監督・製作・共同脚本:ジュリアス・オナー
2019年/アメリカ/英語/カラー/SCOPE/5.1ch/110分/原題:LUCE/字幕翻訳:チオキ真理
PG-12
提供:キノフィルムズ
配給:キノフィルムズ/東京テアトル

コピーライト:(c) 2018 DFG PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.

 

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