キーラ・ナイトレイ主演『オフィシャル・シークレット』新たな公開日が8/28(金)に決定!各界著名人から絶賛のコメント到着

オフィシャル・シークレット

キーラ・ナイトレイ主演最新作、イラク戦争開戦前、英米政府の不正行為を全世界にリークした女性を描いた『オフィシャル・シークレット』の新たな公開日が、8月28日(金)に決定となった。

この度、各界著名人から絶賛のコメントが到着した。

2003年、イラク戦争開戦に向け、米国と共同歩調を取る英国の諜報機関GCHQ(政府通信本部)に勤務するキャサリン・ガンはある日、米国の諜報機関NSA(国家安全保障局)から、驚くべきメールを受け取る。イラクを攻撃するための違法な工作活動を促すそのメールに彼女は強い憤りを感じ、メールをマスコミにリークする―。世界中で後に“キャサリン・ガン事件”として大きな政治問題となった実話をそれぞれの当事者の立場から描き、サスペンスタッチで心揺さぶる人間ドラマだ。

オフィシャル・シークレット

主人公のキャサリン・ガン役を演じるのは、イギリスを代表する人気女優キーラ・ナイトレイ。この事件当時17歳であった彼女はキャサリン・ガンを知らなかったというが、“表に出すべき真実である”という信念が彼女を突き動かし、今までにない役どころを体当たりで演じきった。

キャサリンの弁護士、ベン・エマーソン役には名優レイフ・ファインズ。その他、TVシリーズ「ドクター・フー」、「ザ・クラウン」のマット・スミス、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』や「ダウントン・アビー」で知られるマシュー・グードなど、イギリスが誇る実力派俳優たちが脇を固める。

監督を務めたのは、『アイ・イン・ザ・スカイ世界一安全な戦場』(15)のギャヴィン・フッド。自身も大学で経済と法律を学び、法律事務所で勤務した経験を持つ彼ならではの鋭い視点で事件を捉え、世間に問題を提起する意欲作が完成した。

政府の不正を世間に明らかにした密告者の物語を描き、下手すれば政府を敵にしかねない屈強なテーマを扱った本作。キーラ・ナイトレイ演じる主人公キャサリンの勇気ある行動を目にし、あなたは称賛するか、それとも萎縮してしまうのか?「あなたならどうする?」と、半ば試されるような緊張感が張り詰めた映画の魅力に感銘を受けた各界の著名人から絶賛のコメントが到着した。

 

コメント一覧(敬称略)

■れいわ新選組代表 山本太郎
仕えるのは政府ではなく、国民である。
公職に就く者として当然のこの価値観。
崩壊しつつある霞ヶ関、永田町の皆様の胸に刻んでいただきたい。

 

■俳優 坂上忍
「悪いことはしていない。けど、正しいこともしていない」
この台詞が、今でも頭から離れない。
あまり使いたくない表現なんですが、初めて使わせて頂きます。
間違いなく最高傑作です!

 

■俳優 古舘寛治
民主主義のユガミ、資本主義のヒズミが世界を覆う今、こんな映画が作られることに一縷の希望を見る。国家に対する個の闘いを応援する映画制作者達の心意気に光を見る。民主主義とはこういう表現を守り行使することだろう。

 

■ジャーナリスト 田原総一朗
緊張感と迫力に満ちた凄まじい映画だ。女性諜報員が、米国のとんでもない違法工作を逮捕を覚悟してマスコミにリークした。世界中が共鳴した事件である。

 

■フォトジャーナリスト 安田菜津紀
「あなたは、彼女と同じことができるだろうか?」この映画は終始、私に問いかけていた。100万人という人々がなぜ、死ななければならなかったのか。政治家が、メディアが、そして市民が彼女のように行動できれば、あの戦争はなかったかもしれないのだ。

 

■ブロードキャスター ピーター・バラカン
キーラの骨のある演技でイラク戦争の大義のなさ、ブッシュやブレアの誠意のなさに対する怒りは今も強烈に甦ってきます。

 

■医師・作家 鎌田實
イラクで15年間、戦争で傷ついた子どもたちの救命をしてきた。
こんな不法な開戦だったのか。驚きだ。一人の一見弱そうに見える女性が、権力の不誠実な壁にぶち当たっていく姿に感動。 ハラハラドキドキの映画。すごい!

 

■映画監督・作家 森達也
権力の不正は絶対になかったことにしない。メディアが見逃すなら映画が追及する。ギャヴィン・フッドのそんな声が聞こえてくる。「国民の安全が危ういときに規制は必要だ。政府が困っているかどうかは関係ない」。元政府高官のこの言葉の意味は、今のこの国に生きているからこそ重い。

 

■テレビ朝日コメンテーター 川村晃司
諜報員はどんな命令にも従うべきか。この作品は勇気あるリークを実行した女性諜報員とメディアの連携を実話として描いた「これぞ観るべき映画だ」

 

■お笑い芸人 せやろがいおじさん
「私は政府ではなく、国民に仕えた」あれ?似たような言葉、最近日本でも聞いたような。あなたならどうする?

 

映画を通して描かれるのは、果たしてキャサリンは国民を守ろうとした“正義の人”なのか。それとも諜報員という職に就きながら機密情報を流出してしまった“罪人”なのか。「臭い物に蓋をする」という風潮が当たり前になっているようにも感じるこのご時世。ギャビン・フッド監督は強烈なテーマを静かにまっすぐ描き、正義とは何かを世に訴えかける。

ストーリー
2003年のイラク戦争前。英国の諜報機関GCHQ(英政府通信本部)で働くキャサリン・ガン(キーラ・ナイトレイ)はある日驚きのメールを受け取る。盗聴を要請するそのメールの内容に憤りを感じたキャサリンは、元同僚の友人を訪ね、マスコミにリークしたいと相談する。2週間後、英国「オブザーバー」紙の記者マーティン・ブライト(マット・スミス)によってメールは記事化された。GCHQではリークした犯人探しが始まる中、キャサリンは自ら名乗り出る。しかし告発も空しくイラク侵攻は開始され、キャサリンは起訴された。
人権派弁護士ベン・エマーソン(レイフ・ファインズ)らが彼女を救おうと立ち上がる。果たしてキャサリンの運命は…

作品タイトル:『オフィシャル・シークレット』
出演:キーラ・ナイトレイ、マット・スミス、マシュー・グード、レイフ・ファインズ
監督:ギャヴィン・フッド(『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』)
原題:OFFICIAL SECRETS
2018年/イギリス/カラー/英語/112分/シネマスコープ/5.1ch/G/字幕翻訳:加藤真由美
配給:東北新社 STARCHANNEL MOVIES

公式サイト:officialsecret-movie.com
公式Twitter:@OS_MOVIE_JP
コピーライト:(C)2018 OFFICIAL SECRETS HOLDINGS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

8月28日(金)、TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー

 

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