『ペイン・アンド・グローリー』予告編解禁!瞳の奥に、そして全身から漂う憂いをまとったアントニオ・バンデラスの名演

ペイン・アンド・グローリー

スペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督待望の最新作『ペイン・アンド・グローリー』が6月19日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ他にて全国ロードショーとなる

監督自身のキャリアにおける葛藤も含め自伝的なところも描かれている本作。
主演のアントニオ・バンデラスが映画監督役を演じ、キャリア最高の演技と称され、今までにない、繊細な演技で新境地を開拓している。
さらにアルモドバルのミューズ、ペネロペ・クルスも出演。スペインの日差しの下で献身的に息子を育て、家族を明るく支える母親役を演じている。

この度、予告編が解禁となった

創作意欲も果て、「ただ生きてる」と孤独の中に深く潜り込む映画監督のサルバドール(アントニオ・バンデラス)は幼い頃の記憶を辿っていく―。太陽光の降りそそぐ白い岩肌の洞窟の家での生活、貧しくてもたくましく生きる美しい母の横顔。現実と回想を行き来しながら、過去の“痛み”との再会を経て、もう一度生きる力を呼び覚まそうとする。そして新たに彼の心に訪れたものとは・・・。

予告にも流れる、イタリアの人気女性シンガーのミーナがドラマティックに歌う「Come sinfonia」は、本編では幼少時代の水彩画のスケッチシーン全体に流れる。アルモドバル監督は「ミーナの存在感は私を感動させてくれる芸術家であり、家族のような存在。そしてこの曲は1960年代の上品さ、何もすることのない楽しい夏の感覚を表現している」と述べている。

ペイン・アンド・グローリー

瞳の奥に、そして全身から漂う憂いをまとったアントニオ・バンデラスの名演から目が離せない。アルモドバル監督の生み出した、新たな傑作で紡がれる甘美な追憶に身を任せたい。

ストーリー
脊椎の痛みから生きがいを見出せなくなった世界的映画監督サルバドール(アントニオ・バンデラス)は、心身ともに疲れ、引退同然の生活を余儀なくされていた。そんななか、昔の自分をよく回想するようになる。子供時代と母親、その頃移り住んだバレンシアの村での出来事、マドリッドでの恋と破局。その痛みは今も消えることなく残っていた。そんなと32年前に撮った作品の上映依頼が届く。思わぬ再会が心を閉ざしていた彼を過去へと翻らせる。そして記憶のたどり着いた先には・・・。

作品タイトル:『ペイン・アンド・グローリー』
出演:アントニオ・バンデラス/アシエル・エチェアンディア レオナルド・スバラーニャ ノラ・ナバス フリエタ・セラーノ/ペネロペ・クロス
脚本・監督:ペドロ・アルモドバル
2019/スペイン/スペイン語/113分/5.1ch/カラー/アメリカンビスタ
原題:Dolor y Gloria
字幕翻訳:松浦美奈
R15+
配給:キノフィルムズ/木下グループ

公式サイト:pain-and-glory.jp
コピーライト:(C)El Deseo.

6/19(金) 、TOHO シネマズ シャンテ、 Bunkamura ル・シネマ 他 全国ロードショー

 

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