映画『Red』各界の豪華著名人から絶賛コメントが続々到着!『Red』を語るYOUのコメント動画も解禁 ー2/21(金)公開

現代女性の恋愛心理描写を巧みに表現し、女性から圧倒的な支持を得る直木賞作家・島本理生が、センセーショナルな表現で新境地を開いたRed』
刊行当初、あまりにも衝撃的な内容のため賛否両論となった小説を『幼な子われらに生まれ』で第41回モントリオール世界映画祭 コンペティション部門審査員特別大賞など数々の賞を受賞した三島有紀子監督が映画化したRed』が、いよいよ2月21日(金)より新宿バルト9ほかにて全国ロードショーとなる。

誰もがうらやむ夫、かわいい娘、“何も問題のない生活”を過ごしていた、はずだった村主塔子。10年ぶりにかつて愛した男・鞍田秋彦に再会をする。鞍田は、ずっと行き場のなかった塔子の気持ちを、少しずつほどいていく…。しかし、鞍田には“秘密”があった。現在と過去が交錯しながら向かう先の、誰も想像しなかった“決断”とは――。

Red主人公の塔子役には数々の作品で幅広い役柄を演じてきた女優・夏帆、かつて愛した男・鞍田役には、日本映画界において欠かせない存在の俳優・妻夫木聡
さらに塔子に好意を抱く職場の同僚・小鷹淳役に第73回毎日映画コンクール男優主演賞など数々の賞に輝くなど勢いを見せる柄本佑、塔子の夫・村主真役には、主演映画、ドラマなど数々の作品で活躍を見せ、昨年デビュー10周年を迎えた間宮祥太朗
三島監督最新作に、日本映画界きっての実力派俳優が集結した。

本日、解禁となった豪華著名人のコメントには、大人の禁断の愛を、切なく描いた本作を観て「次から次へと引き込まれる色気に感情を振り回された」(芸人・横澤夏子)、「あんなにヒリヒリする恋は、馴染みの後輩と結婚した私にとっては憧れのファンタジー」(芸人・椿鬼奴)と女性陣の心を激しく揺さぶり、また「夏帆ちゃんの中に静かに滾る熱がたまらない。モノクロの中に舞う朱と共に一途な熱を感じて欲しい」(タレント・YOU)と、主人公・塔子の揺れ動く感情と恋模様に体当たりの演技を見せた主演・夏帆への賛辞が綴られた。

さらに、映画界、文学界からは、「美しくも残酷な物語」(映画監督・岩井俊二)愛と欲望と意志に境界線はあるのだろうか。いずれにしてもそれらは美しくておそろしい」(作家・井上荒野)と、背中合わせの幸と不幸という複雑で繊細な恋愛模様を指すかのようなコメントも集まっている。

本作のラストは、原作である島本理生の小説『Red』とは異なる映画オリジナルの衝撃の展開を迎えるが、主人公・塔子の生き様から「大人の男女の関係、愛と言うものを真正面から描いた映画」(ジャーナリスト・田原総一朗)「女の生き方を残酷に問うてくる」(作家・桜木紫乃)「一言で言うと‟問題作”。人によってはハッピーエンドであり、バッドエンドでもある。若い人にも、大人の人にもちゃんと観てほしい。」(芸人・加藤浩次)と恋愛映画でありながら、観る人に突き刺さるメッセージが込められていることが伝わってくる。

また、YOUからは本作オリジナルの動画コメントも到着。
本編で描かれた、塔子と鞍田の愛の軌跡について「なかなか切ないセックスってないので。すっごく良かったですね…!」といまだベールに包まれた、夏帆、妻夫木が挑んだ映画史上最高に儚く美しいラブシーンについても言及されている。

映画『Red』は、2月21日(金)いよいよ全国公開となる。

著名人コメント

※順不同・敬称略

【YOU/タレント】
夏帆ちゃんの中に静かに滾る熱がたまらない。
モノクロの中に舞う朱と共に一途な熱を感じて欲しい。

【宇垣美里/フリーアナウンサー】
その道が間違いだと分かっていながら選んでしまうことが人生にはある。
正解だけ選んで生きていけたらどんなに楽だろう。
でも一度火のついた魂はもう引き返すことを許してくれない。
塔子の決断が私に問いかける
あなたは 自分の人生を生きているのか?と。

【加藤浩次/芸人】
一言で言うと‟問題作”。
人によってはハッピーエンドであり、バッドエンドでもある。
若い人にも、大人の人にもちゃんと観てほしい。

【岩井俊二/映画監督】
女の醜さや情念までを曝け出すような塔子と、
片や鞍田の佇まいは淡雪のように美しい。
夏帆と妻夫木聡、二人の表現力に終始魅了された。
美しくも残酷な物語だ。

【山下敦弘/映画監督】
衝動だけで生きている二人ではない。
『Red』は、家族がそばにいても、ひとりぼっちのひとたちの恋愛映画だ。

【筒井ともみ/『失楽園』脚本家】
スノードームの中で愛という自由を探す女と男を見ているようで、キレイな映画だ。その透明なバリアを打ち破って生きるのは、観客のあなた自身。

【鈴木涼美/文章家・元AV女優】
幸福な言葉の中にいる女より、不幸に堕ちゆく女の方が自由に見えるのは何故か。
人は昇ることしか許されないのか。幾つもの問いが奇妙に繋がった気がした。

【椿鬼奴/芸人】
恐竜が出てきたり魔法を使ったりしないけど、
あんなにヒリヒリする恋は、
馴染みの後輩と結婚した私にとっては憧れのファンタジーです。

【横澤夏子/芸人】
次から次へと引き込まれる色気に感情を振り回されました。
心に潜む何かが動き出す怖さを知りました。

【井上荒野/作家】
愛と欲望と意志に境界線はあるのだろうか。
いずれにしてもそれらは美しくておそろしい。
雪の上に落ちた血みたいに。

【桜木紫乃/作家】
惚れた男に行先を訊ねたことはなかった。
男と女に「これでいい」はあるのか。
三島有紀子の撮る美しい映像は常に、女の生き方を残酷に問うてくる。

【田原総一朗/ジャーナリスト】
これまで夫とも子供とも姑ともなんの問題もなく上手くやってきた女性が
「自分とは何か」と言うことに目覚めて新しい恋人との関係をジワジワと深めていく。
大人の男女の関係、愛と言うものを真正面から描いた映画で心がうずく。
こんなにも大真面目でリアリティのあるセックスシーンを見た事がない。

【今日マチ子/漫画家】
恵まれた日々から突如として燃え上がる想い。
覆い隠すように包み込む雪景色。
静かすぎる世界のなかで、雪崩はもう始まっている。

【狗飼恭子/作家・脚本家】
子供の頃、病院で聞かれる
「今の痛みは十段階のうちの幾つ?」という質問がとてもとても怖かった。
わたしにとって9であるこの痛みは、人によっては1かもしれない。
わたしはとりわけ痛みに弱い人間かも知れない、そう思うと何も言えなくなった。
「人はどれだけ惚れて死んでいけるかじゃないの」
そんな台詞を突き付けられ、主人公塔子の、
恋によって赤く染まる首筋を見せつけられて、
「今までのわたしの恋は十段階評価で幾つだったのか」
なんてことを考えずにはおられなかった。
わたしが、そしてあなたが今まで経験したそれは本当に恋だったのか。
『Red』を観終わったあと、その答えを、わたしたちは知ることになるだろう。

【中井圭/映画解説者】
夭逝した天才ジェフ・バックリィがカバーした「ハレルヤ」。
この曲が示唆する背徳と不穏の影を、画面に差し込む赤の光が抑えの効かない熱情で彩る。ふたりの愛の行く末を、音と色に託した三島有紀子監督の情動の海に溺れた。

【松崎健夫/映画評論家】
小説は視覚的要素を伴わない。
映像化された『Red』が“映画”たらしめる所以は、言葉を伴わない<視線>の映画であり、繊細な音響設計が心象風景を想起させる<音>の映画だからだ。
映像表現を文学的なアプローチで解体させた三島有紀子監督の演出、ここに極まり!
人よ、愛の御前では愚かであれ。

【あがた森魚/フォークシンガー】
こんなに、非常識で、反社会的で、不道徳で、エロティックかもしれない映画が、
映画自体が、必然の航程、道行きを知っていて、何の迷いもなく行くべきところを知っていて、ひたすらそこを目指して燃えて走っている。
だからなんのやましさもない。
純真純粋そのものである。
映画自体が恋愛の営みで震え続けている。

【洪相鉉/全州国際映画祭プログラミングアドバイザー】
三島有紀子、彼女を21世紀日本のジェーンㆍオースティンと呼びたい。
淡々としたタッチで人生の機微の深みをつかむ。

 

大雪の夜、車を走らせる男と女。
先が見えない一夜の道行きは、ふたりの関係そのものだった。

ストーリー
誰もがうらやむ夫、かわいい娘、“何も問題のない生活”を過ごしていた、はずだった村主塔子。10年ぶりにかつて愛した男・鞍田秋彦に再会をする。鞍田は、ずっと行き場のなかった塔子の気持ちを、少しずつほどいていく…。しかし、鞍田には“秘密”があった。現在と過去が交錯しながら向かう先の、誰も想像しなかった“決断”とは――。

作品タイトル:『Red』
出演:夏帆、妻夫木聡、柄本佑、間宮祥太朗
片岡礼子、酒向 芳、山本郁子/浅野和之、余 貴美子
監督:三島有紀子
原作:島本理生『Red』(中公文庫)
脚本:池田千尋 三島有紀子
制作プロダクション:オフィス・シロウズ
企画協力:フラミンゴ
企画・製作幹事・配給:日活
R15+

公式サイト:https://redmovie.jp/
公式Twitter:@red_movie2020
コピーライト:(C)2020『Red』製作委員会

2月21日(金)より新宿バルト9他全国ロードショー!


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