【レポート】『スケアリーストーリーズ 怖い本』コラボイベント開催!島田秀平が見た芸能界に語り継がれる怖い本とは?

スケアリーストーリーズ 怖い本

人間の女性と異形の生き物との愛を描いた『シェイプ・オブ・ウォーター』で第90回米アカデミー賞(R)監督賞を受賞し、名実共に世界的フィルムメーカーとなったギレルモ・デル・トロ。彼がオスカー受賞後はじめて企画・製作し、ストーリー原案を担当した『スケアリーストーリーズ 怖い本』が、2月28日(金)より全国で公開される。

このたび、2月19日(水)に、本作と「首都神話」のスペシャルコラボイベントが新宿ロフトプラスワンにて行われ、島田秀平、オカルト研究科の吉田悠軌岸明日香らがおどろおどろしい雰囲気をまといつつ登場した。本作に登場する「禁書、怖い本、呪い、化け物」などをテーマに、ここだけでしか聞くことのできないゾクッとする話や芸能界で噂される伝説的な話などを披露し、会場に押し寄せた観客たちを恐怖の世界に誘った。

首都神話×映画『スケアリーストーリーズ 怖い本』 スペシャルコラボ トークイベント

【日時】2月19日(水)19:30~ イベントスタート
【場所】新宿ロフトプラスワン <新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2>
【登壇者】島田秀平、スギ。(インスタントジョンソン)、ゆっきー(キャン×キャン)、タムケン(放送作家)
【ゲスト】岸明日香、吉田悠軌(オカルト研究家)、角由紀子(トカナ編集長)

オフィシャルレポート

『スケアリーストーリーズ 怖い本』と「首都神話」のスペシャルコラボトークイベントに登壇したのは、これまでに「首都神話」で数々の逸話を披露してきた島田秀平スギ。(インスタントジョンソン)、ゆっきー(キャン×キャン)、タムケン(放送作家)らレギュラー陣に加え、グラビアアイドルで女優としても活躍する岸明日香、オカルト研究科の吉田悠軌角由紀子。豪華な顔ぶれに満員の会場からは大きな拍手が巻き起こった。

本作を事前に鑑賞した島田は、「いろんなホラー映画がありますが、怒涛の勢いでモンスターが登場するストーリーはヤバイ」と本作の怖さを一心に訴え、は、「思った以上にとっても怖かったです。とにかくびっくりし続けました」と巧みな展開に驚きを隠せない様子を見せた。ゆっきーが「一人じゃなくて誰かと観るのがオススメ」と切り出すと、興奮冷めやらぬ口調で全員が次々に感想を語り合い、その“恐怖”をシェア。そして会場には予告編が上映され、“怖い本”がもたらす物語の一部を観客全員で体感した。その後、邪悪なフェイスの【カカシのハロルド】やバラバラになりながら全速力でどこまでも追いかけてくる【ジャングリーマン】などのグッズを手に取り、本作のモンスターが持つ独特の魅力や怖さで盛り上がりを見せた。

そして映画にちなんだキーワードを含むエピソードを披露しあうトークタイムへ。さっそく島田は、本作に登場する“恐怖をもたらす危険な本”にちなみ「書かれると命の危険に関わるもの」をトークテーマとして選択。島田は、実際に自分が体験し、芸能界でまことしやかにささやかれている“和田アキ子のノート”というタイトルのエピソードを語った。「若手の頃、芋羊羹を買わなかったことで和田アキ子の怒りを買ってしまったんです。いつもの優しい表情は消えアッコさんはノートに“島田×2”という数字を書きました。その数字は実は死までのカウントダウンだったらしいんです…。後日出川さんにその話をしたら、出川さんは“出川×0”と書かれたそうです。もしかしたらみなさんが見ているのは最後の出川さんかもしれません」という話を披露。いつもと雰囲気の違う笑えるエピソードを語った島田に対し、スギ。は「普段はもっと怖い話がうまいのに…調子悪いのか!?」とツッコミを入れ会場は笑いに包まれた。

次にゆっきーが本作に登場する「できものができても病院に行かなかった女の子」にちなみ、「病院にいかなかった男」のエピソードを紹介。超巨大なイボが手足にできてしまう男の運命をリアルな描写で語り、会場はゾクゾクとした雰囲気に包まれるも、病院に行かない男性は非常に多い、特に歯医者に行かない男はいやだ!というの主観が入った話も飛び出し、和む一幕も。その後は本作のストーリーに沿って「呪い」や「死」に関係するトークを展開するも、いつの間にか脱線。ことあるごとに「ナイス!スケアリー!!」と連呼し、映画と無理やり関係づけようとアピールを続ける登壇者たちへ会場から常に笑いが起き続けた。

イベントは2部構成。第一部の終盤には、オカルト研究家の吉田が「ギレルモ・デル・トロがストーリーをすべて考えたわけではなく、全米で語られていた都市伝説や怖い話から作り出したストーリーは味わい深い」と本作の魅力を語り始めると、角は「最後の大どんでん返しは素晴らしい。大人が観ても楽しめる上質な作品です」とすべての人が楽しめるホラーだとべた褒めした。

第二部には吉田悠軌角由紀子も参戦。その後も「なんでもわかっちゃうノート」「捨てられた日記」「謎の女の声」「今年良くも悪くも注目を集めてしまう名前」ほか、なぜ都市伝説はyoutubeで流行るのかなど、ここには書けないようなディープな数々の逸話を披露した。さらには「生卵を使って呪われているかどうか調べる方法」を披露。その方法は卵の殻をくるくると肌の上を転がしたあと、卵を割って濁りを確かめるというもの。映画を観た後、“呪われているかも”と不安に感じたらぜひ試して欲しい。とアピールした。

時には観客をゾクッとさせ、時には大爆笑を届けたその巧みな話術に会場から万感の拍手が贈られ、大盛況の中イベントは幕を閉じた。

イントロダクション
『パンズ・ラビリンス』のペイルマンやパン、『シェイプ・オブ・ウォーター』の半魚人など、数々の奇怪で美しい名モンスターを生み出してきた、クリーチャー愛に溢れるギレルモ・デル・トロ。そんな彼がオスカー受賞後はじめて企画・製作し、ストーリー原案を担当した作品が『スケアリーストーリーズ 怖い本』だ。基になっているのはデル・トロが若いころ多大な影響を受けた同名児童書。選りすぐりの怖い話が詰まったその本は、子どもたちの恐怖心と好奇心を掴み瞬く間にベストセラーになった。しかし、スティーブン・ガンメルの描いたおどろおどろしい挿絵と道徳的でない内容に親や教師から批判が殺到。全米の学校図書館に置くことが禁じられたいわくつきの短編集だ

ストーリー
読むな危険。その本は、絶対に開いてはいけない―

ハロウィンの夜、町外れの幽霊屋敷に忍び込んだ子供たちが一冊の本を見つける。そこには噂に聞いた怖い話の数々が綴られていた。持ち帰った次の日から子供がひとり、またひとりと消えていく。そして、その“怖い本”には毎夜ひとりでに新たな物語が書かれていくのだ。
主人公は消えた子供たち。彼らが“いちばん怖い”と思うものに襲われる物語がそこにあった。次の主人公は誰なのか?子供たちはどこへ消えたのか?“怖い本”の呪いからはだれひとり逃げられない―

作品タイトル:『スケアリーストーリーズ 怖い本』
出演:ゾーイ・コレッティ、マイケル・ガーザ、ガブリエル・ラッシュ、オースティン・エイブラムズ、ディーン・ノリス、ギル・ベローズ、ロレイン・トゥーサント
監督:アンドレ・ウーヴレダル(『ジェーン・ドゥの解剖』)
ストーリー原案・製作:ギレルモ・デル・トロ
原作:アルビン・シュワルツ「スケアリーストーリーズ 怖い本」シリーズ(1月16日岩崎書店より発売)
2019/アメリカ/英語/108分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:Scary Stories to tell in the dark/字幕翻訳:金関いな
配給:クロックワークス

公式サイト:scarystories.jp
公式ツイッター:@scarystoriesjp
公式インスタグラム:@scarystoriesjp
コピーライト:(c) 2019 CBS FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.

2月28日(金)新宿バルト9ほか全国公開

 

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