『スケアリーストーリーズ 怖い本』ラナ・デル・レイの「魔女の季節」が彩るモンスター満載ミュージックビデオ解禁!

スケアリーストーリーズ 怖い本

人間の女性と異形の生き物との愛を描いた『シェイプ・オブ・ウォーター』で第90回米アカデミー賞(R)監督賞を受賞し、名実共に世界的フィルムメーカーとなったギレルモ・デル・トロ。彼がオスカー受賞後はじめて企画・製作し、ストーリー原案を担当した『スケアリーストーリーズ 怖い本』が、2月28日(金)より全国で公開となる。

この度、エンディング曲に乗って、ガンメルのイラストやモンスターたちが総出演している特別MVが解禁となった。

デル・トロたっての希望でエンディング曲「Season of the Witch」を提供したのは、アメリカ人シンガー・ソングライターのラナ・デル・レイ。第62回グラミー賞の「年間最優秀アルバム」部門と「年間最優秀楽曲」部門の主要2部門にノミネートされ、2月12日に開催された英国の音楽誌『NME』が主催する<NME Awards 2020>では、Best Album In The World受賞し、今最も勢いにのるアーティストの一人。

スケアリーストーリーズ 怖い本

ラナ・デル・レイ Photo: Pamela Cochrane

今回エンディング曲として採用された「Season of the Witch」のオリジナルは、ドノヴァンの「魔女の季節」。過去にはアル・クーパーやロバート・プラント、ジョーン・ジェット、ホールなどなど錚々たるアーティストにカバーされてきた名曲だ。

デル・トロはラナを起用したことについて、「以前から彼女のファンだったけど、この映画の企画が進んでいるときに直感で彼女に『魔女の季節』を歌ってもらいたいと思ったんだ。彼女ならきっと魔法をかけたみたいにこの曲を歌ってくれるって。彼女に頼んだのは大正解だった。 彼女は素晴らしいアーティストで、彼女に参加してもらったことはとっても誇らしいよ」と語っている。

スケアリーストーリーズ 怖い本

また過去にレオナルド・ディカプリオ主演の『華麗なるギャツビー』やティム・バートン監督の『ビッグ・アイズ』などに楽曲提供してきたラナも、デル・トロへの想いは格別のようで、彼がハリウッドの殿堂入りを果たした式典でも敬意を表すスピーチを行い、アメリカでの公開時には「『スケアリーストーリーズ 怖い本』とともに、私の歌が広がっていくなんて感激!」(出典:https://twitter.com/LanaDelRey/status/1158447107377754112)とコメントし、互いに信頼を寄せていることが伺える。

今回解禁されたMV映像内に流れる彼女の歌は、本作の物語とリンクし、ガンメルの不気味なイラストや本作に登場するモンスターたちとも相性抜群。また1950年代と1960年代のアメリカーナを取り入れたラナのスタイルや哀しみを帯びた声は、1968年のアメリカ郊外を舞台にしたレトロな雰囲気にぴったりとマッチ。1966年に発表された本楽曲を使用することで、映画の舞台が現実と地続きのような錯覚を覚えてしまう。何度も“♪~魔女の季節がやってきた”と繰り返す抽象的で不穏な歌詞も、呪われた本がひとりでに書いた物語に沿って次々と人が消えてゆく不可解な恐怖に拍車をかけている。

デル・トロからの熱いラブコールで実現した今回のコラボレーション。エンディング曲にも注目しつつ、是非劇場で観ていただきたい。

アルバム未収録の「Season of the Witch」はデジタルで配信中。

イントロダクション
『パンズ・ラビリンス』のペイルマンやパン、『シェイプ・オブ・ウォーター』の半魚人など、数々の奇怪で美しい名モンスターを生み出してきた、クリーチャー愛に溢れるギレルモ・デル・トロ。そんな彼がオスカー受賞後はじめて企画・製作し、ストーリー原案を担当した作品が『スケアリーストーリーズ 怖い本』だ。基になっているのはデル・トロが若いころ多大な影響を受けた同名児童書。選りすぐりの怖い話が詰まったその本は、子どもたちの恐怖心と好奇心を掴み瞬く間にベストセラーになった。しかし、スティーブン・ガンメルの描いたおどろおどろしい挿絵と道徳的でない内容に親や教師から批判が殺到。全米の学校図書館に置くことが禁じられたいわくつきの短編集だ

ストーリー
読むな危険。その本は、絶対に開いてはいけない―

ハロウィンの夜、町外れの幽霊屋敷に忍び込んだ子供たちが一冊の本を見つける。そこには噂に聞いた怖い話の数々が綴られていた。持ち帰った次の日から子供がひとり、またひとりと消えていく。そして、その“怖い本”には毎夜ひとりでに新たな物語が書かれていくのだ。
主人公は消えた子供たち。彼らが“いちばん怖い”と思うものに襲われる物語がそこにあった。次の主人公は誰なのか?子供たちはどこへ消えたのか?“怖い本”の呪いからはだれひとり逃げられない―

作品タイトル:『スケアリーストーリーズ 怖い本』
出演:ゾーイ・コレッティ、マイケル・ガーザ、ガブリエル・ラッシュ、オースティン・エイブラムズ、ディーン・ノリス、ギル・ベローズ、ロレイン・トゥーサント
監督:アンドレ・ウーヴレダル(『ジェーン・ドゥの解剖』)
ストーリー原案・製作:ギレルモ・デル・トロ
原作:アルビン・シュワルツ「スケアリーストーリーズ 怖い本」シリーズ(1月16日岩崎書店より発売)
2019/アメリカ/英語/108分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:Scary Stories to tell in the dark/字幕翻訳:金関いな
配給:クロックワークス

公式サイト:scarystories.jp
公式ツイッター:@scarystoriesjp
公式インスタグラム:@scarystoriesjp
コピーライト:(c) 2019 CBS FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.

2月28日(金)新宿バルト9ほか全国公開

 

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