【レポート】『水上のフライト』室伏広治に絶賛され、中条あやみ「この映画は金メダル!」東京国際映画祭舞台挨拶

水上のフライト

事故で歩けなくなった失意のヒロインが、出会ったのはカヌー。心を閉ざす彼女の新たな夢となるよう、母、仲間、コーチたちが支えていく―。実話に着想を得た奇跡の感動ヒューマンドラマ『水上のフライト』が2020年11月13日(金)より全国公開となる。

監督は『キセキ ―あの日のソビト―』の兼重淳。主演を中条あやみが務め、杉野遥亮小澤征悦大塚寧々らが出演、主題歌はSUPER BEAVERの「ひとりで生きていたならば」。観る者の心の奥底に届く、一人の女性の成長を描いた奇跡の大逆転劇、驚異の感動サクセスストーリーだ。

このたび、第33回東京国際映画祭の特別招待作品に選ばれ、11月4日(水)に東京・EXシアター六本木にて舞台挨拶が行われた
主演の中条あやみ、共演小澤征悦、兼重淳監督が登壇し、さらにはスポーツ庁長官・室伏広治氏がスペシャルゲストとして登場。元アスリートとして、スポーツ庁長官としてエールを送った。

『水上のフライト』東京国際映画祭 舞台挨拶

■日程:11月4日(水)  19:00~19:20
■会場:EXシアター六本木
■登壇者:中条あやみ 、小澤征悦、兼重淳監督、 室伏広治 ※敬称略
■MC:笠井信輔

■中条あやみさんコメント
東京国際映画祭で、こうしてみなさんの前でご挨拶できること、本当に嬉しく思っています。競技用カヌーに乗るためには体育大学の学生でも一ヶ月はかかると言われていましたが、カヌーの迫力は自分で乗ったほうが絶対にスクリーンで伝わるので、早く上達できるよう一生懸命練習しました。室伏長官に褒めていただけて、この映画は金メダルですね!スランプや挫折をした時は日記を書くようにしています。それを見返すことで、客観的に自分を見ることができて「これは自分が成長するために必要なことなんだ」と思えるようになるんです。

■小澤征悦さんコメント
私が演じた宮本コーチは、主人公の遥を受け入れるだけでなく傷ついた子供たちにカヌーを教え、笑顔になれる場所を作っています。今作はそういった愛にあふれる映画です。私が乗っていたカヌーと中条さんが乗っていた競技用のカヌーは全然違うんです。私も一度乗せてもらったんですが、すぐにひっくり返ってしまいました!競技用のカヌーを乗りこなす中条さんは、空を飛ぶ鳥のようでした。スランプや挫折した時は、お酒を飲みますね!冗談です!真面目な話をすると、自分を俯瞰して見るんです。100メートル上から自分を見るイメージで。すると街が見えてきて、そこに行き交う人々が見えてきます。そうやって想像することで、辛い思いをしているのは自分だけじゃない、この街には頑張っている人が沢山いるんだと、自分を奮い立たせています。

■兼重淳監督コメント
東京国際映画祭に出ることが、ひとつの夢でした。今年はコロナ禍で公開延期になったり、いろいろと大変な年でしたが、それがあったので、この舞台に立つことができ、とても嬉しく思っております。
自分の作品は、観た人みんなの背中を押せる作品であってほしいと思っています。
スランプや挫折は、小さい事なんだと考える様にして、客観的に見て乗り越えます。後は小澤さんと一緒で、たくさん飲む事です(笑)

■室伏広治さんコメント
スポーツの映画を取り上げてくださって、ありがとうございます。この作品は、人生の苦難を多くの仲間と乗り越え光が見える。スポーツの素晴らしさが印象に残るシーンがたくさんあり、とても感動しました。多くの人に見ていただきたいです。
中条さんはカヌーの経験がないと仰っていたが、バランス感覚も良く本当に未経験なのかと驚きました。
カヌーだけじゃなく、ハイジャンプのシーンも素晴らしく、才能もあって努力されているのだと感心しました。
この映画は、新たなチャレンジで可能性を見い出した例ですが、スポーツ庁では、その人に適した競技を探り、競技転向を促したり、発掘・育成支援をするJ-STAR プロジェクトと言う取り組みを行っていて、パラ競技でも多くの人の新たなチャレンジが始まっているんです。ぜひ、みなさんもスポーツに触れあってみてください。

水上のフライト

ストーリー
自分の実力に絶対の自信を持つ高慢な遥は、走高跳で世界を目指し、有望スポーツ選手として活躍していた。だがある日、不慮の事故に合い、命は助かったものの二度と歩くことができなくなってしまう。将来の夢を絶たれた遥は、心を閉ざし自暴自棄になるが、周囲の人々に支えられカヌーという新たな夢を見つける―。きらめく水面を背景に、母の愛、淡い恋心、恩師との約束・・・そして、大切な人の想いを乗せて、どん底から道を切り開いていく。

TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017 審査員特別賞受賞作品
第33回東京国際映画祭 特別招待作品部門 正式招待

作品タイトル:『水上のフライト』
出演:中条あやみ / 杉野遥亮 高月彩良 冨手麻妙 / 大塚寧々 / 小澤征悦
監督:兼重淳『キセキ ―あの日のソビト―』
企画:土橋章宏
脚本:土橋章宏『超高速!参勤交代』・兼重淳
主題歌:「ひとりで生きていたならば」SUPER BEAVER
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:KADOKAWA

公式サイト:https://suijo-movie.jp/
公式Twitter:@suijo_movie
コピーライト:(C)2020 映画「水上のフライト」製作委員会

11/13(金)全国公開

 

 

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