ラッキー

2018-02-09
2016 FILM TROOPE, LLC All Rights Reserved

90歳の気難しい現実主義者ラッキーがたどり着いたある答え
名優ハリー・ディーン・スタントン最後の主演作

神など信じずに生きてきた90歳のラッキーは、今日もひとりで住むアパートで目を覚まし、コーヒーを飲みタバコをふかす。いつものバーでブラッディ・マリアを飲み、馴染み客たちと過ごす。そんな毎日の中でふと、人生の終わりが近づいていることを思い知らされた彼は、「死」について考え始める。子供の頃怖かった暗闇、去っていったペットの亀、「エサ」として売られるコオロギ―小さな街の人々との交流の中で、ラッキーは「それ」を悟っていく。

【introduction】
2017年9月に亡くなった名優ハリー・ディーン・スタントン(『パリ、テキサス』『レポマン』『ツイン・ピークス』)最後の出演作。名バイプレイヤーとして知られるジョン・キャロル・リンチが、全ての者に訪れる人生の終わりについて描いた初監督作品。現実主義で一匹狼、すこし偏屈なラッキーというキャラクターはハリー・ディーン・スタントンの人生になぞらえて当て書きされており、劇中に登場するエピソードはスタントンの体験に基づくもの。また、ラッキーの友人として映画監督のデヴィッド・リンチが出演。実際、長きにわたる友人である彼らの”素”を思わせるやりとりを見ることができる。

2018年3月17日(土)新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほか全国順次公開
公式サイト

キャスト

ハリー・ディーン・スタントン、デヴィッド・リンチ、ロン・リビグストン

スタッフ

監督:ジョン・キャロル・リンチ(『ファウンダー ハンバーガ帝国のヒミツ』)
2017/アメリカ/88分/英語/1:2.35/5.1ch/DCP
配給:アップリンク

レビュー

この作品のレビューを投稿する
「みんなの映画レビュー」に投稿いただくには、アネモのメンバーになる必要があります。投稿いただいた内容は、一旦、編集部にて目を通した上で掲載させていただきます。詳しくは『みんなの映画レビュー利用規程』をご確認ください。

この作品の投稿レビューは現在ありません

anemoメンバーに登録して、映画レビューを投稿しよう!メンバー登録(無料)はこちら 》