ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男

2018-02-23
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「嫌われ者」から「伝説のリーダー」になったチャーチル
ダンケルクの戦いの裏で下された、歴史的決断とは──。

1940年、第二次世界大戦初期。ナチス・ドイツの勢力が拡大し、フランスは陥落間近、イギリスにも侵略の脅威が迫っていた。連合軍がダンケルクの海岸で窮地に追い込まれるなか、ヨーロッパの運命は、新たに就任したばかりの英国首相ウィンストン・チャーチルの手に委ねられた。嫌われ者の彼は政敵に追いつめられながら、ヨーロッパのみならず世界にとって究極の選択を迫られる。ヒトラーに屈するのか、あるいは闘うのか――。

【introduction】
アカデミー賞最有力!
ゴールデン・グローブ賞主演男優賞<ゲイリー・オールドマン>受賞!

「世界のCEOが選ぶ、最も尊敬するリーダー」(2013年PwCJAPAN調べ)に、スティーブ・ジョブズやガンジーを抑えて選ばれた伝説の政治家チャーチルは、最大の国難に直面したその時、いかにして人びとに勇気と希望を与えたのか?チャーチル没後に公開された戦時内閣の閣議記録によって明らかとなった実話を基に、チャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる27日間を描く、感動の歴史エンターテインメント。
ウィンストン・チャーチルを演じるのは、抜群の演技力で多くの俳優仲間からも尊敬を集める名優ゲイリー・オールドマン。本作では、姿形、声、話し方に加え、まとう空気までもチャーチルになりきった超絶の演技を披露。チャーチルを支える妻クレメンティーンに扮するのは、『イングリッシュ・ペイシェント』のクリスティン・スコット・トーマス。秘書エリザベス役に『シンデレラ』『ベイビー・ドライバー』のリリー・ジェームズ、英国王ジョージ6世に『ローグ・ ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のベン・メンデルソーンが扮するなど、演技派たちが脇を固め見事なアンサンブルを奏でている。
監督は『プライドと偏見』『つぐない』が高く評価されたジョー・ライト。『博士と彼女のセオリー』のアンソニー・マクカーテンが、脚本を手がけた。
また、ハリウッドで活躍しながら2012年に現代美術家に転向した辻一弘が、ゲイリー・オールドマン直々のオファーにより数年ぶりに特殊メーキャップアーティストとして参加。すでにアカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞候補になっている、合計200時間以上もかけて作り上げたゲイリー・オールドマンの“変身”ぶりに注目してほしい。

2018年3月30日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
公式サイト

キャスト

ゲイリー・オールドマン、クリスティン・スコット・トーマス、リリー・ジェームズ、スティーヴン・ディレイン、ロナルド・ピックアップ、ベン・メンデルソーン

スタッフ

監督:ジョー・ライト
2017年/イギリス/125分
ユニバーサル作品
配給:ビターズ・エンド/パルコ

レビュー

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テンポのいい良作

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:TAIYAMA2018-03-16

試写で鑑賞。静かな映画なのかと思ったら、笑いと涙が満載のアップテンポな作品でした。強烈な性格のチャーチルが段々、可愛らしくみえてくる不思議。がっつり”ダンケルク”の話なので、『ダンケルク』を観た人は倍、面白いと思う。 試写後のトークショーで『ウィンストン・チャーチル』と『ダンケルク』コインの裏と表だと言ってたけど本当にそう。『ウィンストン・チャーチル』の画面にワイプで『ダンケルク』を出してて欲しいくらい。