『クライ・マッチョ』ニューメキシコで演出するイーストウッド監督に密着したスペシャルメイキング映像解禁!

クライ・マッチョ

クリント・イーストウッド監督デビュー50周年記念作品『クライ・マッチョ』(大ヒット上映中)より、スペシャルメイキング映像が解禁された。

半世紀以上に渡り一線で活躍を続ける名優にして、『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で監督として2度のアカデミー賞(R)に輝くクリント・イーストウッドの監督デビューから50年、40作目となる本作。落ちぶれた元ロデオスターと少年の旅を通して語られる“人生”とは。喜びや悲しみを背負い、なお人生を歩み続ける、生きる上で必要な[強さ]とは何かを温かく、時にユーモラスに時に切なく語りかける。

企画から40年の歳月を経た2020年、「今こそ撮るべき映画」だと確信したイーストウッドは『クライ・マッチョ』に自ら主演、監督すると決めた。全世界を襲った新型ウィルスの渦中で、万全の感染対策を整えたニューメキシコで撮影が進められた。

今回解禁されたスペシャルメイキング映像は、ロケ地に用意された「CLINT EASTWOOD DIRECTOR」と刻印されたディレクターズ・チェアから始まる。

「ラフォがあっちへ歩いていくからこっちから撮れるよ」と手をかざした監督に「素晴らしい絵が撮れそうだ」とスタッフが応じる。カウボーイハットでカメラモニターを見つめるイーストウッドの傍らのスタッフはマスクを着用している。馬に優しく触れる場面やマグカップを手にした主人公マイクを演じている撮影シーンが続く。そして、ニューメキシコの大自然をロングショットで撮影しようとするイーストウッドが撮影スタッフとアングルを確認する姿が映し出される。そのまなざしが見つめる先には何があるのか。その答えは映画の中にある。

イントロダクション
イーストウッド演じる主人公マイクと少年ラフォの旅路を通して、今の時代に必要な本当の「強さ」を問う物語が感動を呼び、「静かでありながら、新たな進化を遂げた作品」「若い世代への優しい眼差しに勇気づけられる」「強さも優しさもただ歳を重ねるだけでは「本物」を得られない気がした。この味わい深い余韻をいつまでも噛み締めていたい」「91歳で監督主演と並大抵じゃない情熱が詰まった作品に胸が熱くなった」など、熱いレビューが続出している。

これまで最新作が全米公開を迎えると、その直後に次に控える新たなプロジェクトが発表されてきたイーストウッドだが、今回は新作の発表はなく、本人が取材に応じたのもアメリカの限られた数媒体だけのみ、プロモーションにも一切顔を出していない。

それでも最前線で映画製作を続けるイーストウッドを心の師と仰ぐ映画監督の李相日は「「ミリオンダラー・ベイビー」の”その後”を観ているような感慨が湧く。全てを失い失踪した男が、この作品では背中を曲げ愛する人とゆったりと踊る。温もりこそ、人生の終着点なのかもしれない」と、91歳を迎えた巨匠の最新作に感慨ひとしおだと語る。

映画ジャーナリスト宇野維正も、「『グラン・トリノ』と『運び屋』ですっかり「遺言」を受け取ったつもりでいたところに届いた、かくも軽やかなイーストウッドによる最後の「懺悔」。過去に一度でもイーストウッドに魅了されたことがあるなら、その姿をスクリーンで見届けなくてはいけない」と、イーストウッド作品をオンタイムで観られる“今を”逃すべきではないとコメントを寄せている。

「クリント・イーストウッドはいつも大切なことを教えてくれる」「これまで撮り続けてきたイーストウッドだからこその回顧的目線と哀愁に浸った」「言動全てにイーストウッドの生き様が宿っていて見応えがある」とファンからも絶賛の声が上がっている。「これで終わりでは無い!まだまだやる!という気概があった」「”最後の映画”に相応しい内容だった気もする。でも、もう一回、あと一回…」「ラストを見て「イーストウッドから届いた、さよならの挨拶だな」と感じた」など、イーストウッド作品への感謝と期待を込めた熱いメッセージが発信され続けている。

ストーリー
誘拐から始まった少年との出会いが、二人の人生を大きく変えてゆく―
アメリカ、テキサス。ロデオ界のスターだったマイクは落馬事故以来、数々の試練を乗り越えながら、孤独な独り暮らしをおくっていた。そんなある日、元雇い主から、別れた妻に引き取られている十代の息子ラフォをメキシコから連れ戻すという依頼を受ける。犯罪スレスレの誘拐の仕事。それでも、元雇い主に恩義があるマイクは引き受けた。男遊びに夢中な母に愛想をつかし、闘鶏用のニワトリとともにストリートで生きていたラフォはマイクとともに米国境への旅を始める。そんな彼らに迫るメキシコ警察や、ラフォの母が放った追手。先に進むべきか、留まるべきか?少年とともに、今マイクは人生の岐路に立たされる――。

作品タイトル:『クライ・マッチョ』
出演:クリント・イーストウッド、エドゥアルド・ミネット、ナタリア・トラヴェン(『コラテラル・ダメージ』)、ドワイト・ヨアカム(『ローガン・ラッキー』)、フェルナンダ・ウレホラ(『ブルー・ミラクル』)
監督・主演・製作:クリント・イーストウッド
原作:N・リチャード・ナッシュ「CRY MACHO」
脚本:ニック・シェンク(『グラン・トリノ』『運び屋』)、N・リチャード・ナッシュ
製作:アルバート・S・ルディ(『ゴッドファーザー』『ミリオンダラー・ベイビー』)、ティム・ムーア(『グラン・トリノ』『アメリカン・スナイパー』)、ジェシカ・マイヤー(『グラン・トリノ』『アメリカン・スナイパー』)
配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:crymacho-movie.jp #クライマッチョ
コピーライト:(c) 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

新宿ピカデリーほか 大ヒット上映中!

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