『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』ファンタジア国際映画祭で受賞!野口監督・山本監督から喜びの声到着

『劇場版 ファイナルファンタジーXIV光のお父さん』が、6月21日(金)より全国公開中だ。本作は、息子である事を隠して父とオンラインゲームをプレイする日々を綴り、累計アクセス数が1,000万を超えるブログが原作。この連載はたちまち人気を集め、連載最終回がYahoo!ニュースで取り上げられるほど話題に。その後、SNSで絶賛の声が爆発的に広がり、ネットの世界を飛び出して書籍化が実現。さらに地上波でドラマ化もされた感動作が、スクウェア・エニックスの全面協力を得て、ついに映画化となった。

そしてこの度、本作がカナダで行われた第23回ファンタジア国際映画祭にて、観客の人気投票による“Bronze Audience Award for Best Asian Film“を受賞した。

昨年度は『カメラを止めるな』が“Silver Audience Award for Best Asian Film“を受賞し、話題になったファンタジア国際映画祭だが、今年は7月11日から8月1日まで開催され、先月行われた上映の際には本作のゲームパートを担当した山本清史監督も現地に赴き、ティーチインイベントにも参加。海外の観客の反応を直で感じていた。

山本監督、そして実写パートを担当した野口監督からは喜びの声が到着している。

野口照夫監督(実写パート)

『光のお父さん』という、自分にとっても思い入れのある作品が、目の肥えた北米の映画ファンの皆さんにもしっかりと受け入れられ、喜んでいただけたことを率直に嬉しく思います。原作者のマイディーさんがブログに綴っていた思いが、書籍となり、ドラマにもなり、やがて映画という形になり、ついには海外の人々の心まで動かしてしまう。あらためて、一人の人間の心の中から生まれる熱量の力強さに感動を覚えます。原作ブログに込められていた熱量をなるべく逃さぬように、全スタッフ・キャストが大切に懸命に作り上げたこの作品が、今回の受賞を機に、さらに国内・海外の一人でも多くのお客さまに届くことを願うばかりです。

山本清史監督(ゲームパート)

遠くカナダの地から素晴らしい報せが届きました。観客賞というご褒美をいただけたこと、本当にうれしく思っております。この作品を上映できてハッピーだと、熱意を込めて語ってくれた映画祭のスタッフさんたち。そして遥か異国の地までこの作品を売り込んでくれた配給会社のスタッフさんたち、それからこの作品に携わったすべての方々に感謝すると同時に、まるで我がことのようにこの作品を応援してくれた日本の観客の皆様にも、あわせて御礼申し上げます。ぼくはクソ暑い日本を抜け出したくて、片道12時間かけ、モントリオールまで『光のお父さん』の魅力を伝えに行ったのですが、なんとカナダも日本同様に暑苦しく、少し後悔したのも、今となってはいい思い出です。上映中に印象的だったのは父親の暁役を演じた、吉田鋼太郎さんのお芝居に何度も爆笑が起き、場内が揺れるほどの歓声が上がっていたことです。その空気を肌で感じたぼくは、そうしたお芝居を引き出した野口監督はもはや世界規模だな…と、人のことなのに勝手に感動していました。もちろん吉田さんのみならず、坂口健太郎さんをはじめとしたキャストの皆さんの化学反応が、父と息子の絆とか、家族の温かさとか、どこか気恥ずかしくてまっすぐには描きづらい、シンプルながらも普遍的なテーマを骨太にしてくれたのでしょうし、我々エオルゼアパートも、CGではない、ただのゲームプレイ画面が、映画として物語を伝えるツールになるのだと世界に知らしめられたことは本当に価値のあることだったと思います。ある映画祭のスタッフが「ゲームはどこかでネガティブに表現されることが多いが、この映画は100%ポジティブだ。こんな映画は見たことがない」と言ってくれたのが本当に心にしみました。またある観客は「レディ・プレイヤー1より好きだ」と言ってくれました。とても勇気が出ました。現実の世界にはガンダムはいません。でも、オンラインゲームはある。オンラインゲームを通じて、この世界では今日もどこかで誰かと誰かがつながり、話し、親睦を深めている。その素晴らしさがより多くの人に届きますように、願ってやみません。


日本では6月21日に公開した本作は、「ぴあ」調査の「ぴあ映画初日満足度」1位(6月22日ぴあ調べ)、国内最大級の映画レビューサービスFilmarksでは、スコア☆4.11を獲得し、こちらも初日満足度第1位に輝いた。さらにFilmarksでは上半期映画満足度ランキングもトップ10入りも果たしており、軒並み高い満足度を得た本作だが、この度の受賞により、海外の観客に方にも楽しんでいただける作品だということが証明された。

情報解禁がされるやいなや日本だけではなく世界のTwitterトレンド入りも果たした本作。公開後もゲームファンのみならず、多くの人の共感を呼び、SNS上でも感動の声が広がっている。

ストーリー
この人が死んだとき、泣いたりするんだろうか──自分が子供の頃から、何を考えているのか全く分からなかった父の背中を見て、心の中でそうつぶやくアキオ(坂口健太郎)。仕事一筋で単身赴任中だった父(吉田鋼太郎)が、突然会社を辞めて家に帰って来たのだ。母と妹も一日中ボーっとテレビを見ている父を、遠巻きに眺めている。父の本音を知りたい、そんな願いに突き動かされたアキオに、ある計画が閃く。アキオの得意なオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」の世界に父を誘導し、自分は正体を隠して、共に冒険に出るのだ。その名も〈光のお父さん計画〉!アキオは顔も本名も知らないゲーム仲間たちに協力を呼び掛け、励まされる。だが、この時のアキオは思いもしなかった。父に家族も知らない意外な顔があるとは──。

作品タイトル:『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』
出演:坂口健太郎 吉田鋼太郎
佐久間由衣 山本舞香
前原 滉 今泉佑唯 野々村はなの
和田正人 山田純大/佐藤隆太 財前直見
声の出演:マイディー役(アキオのゲームキャラ)/南條愛乃 あるちゃん役(ゲーム内フレンド)/寿美菜子 きりんちゃん役(ゲーム内フレンド)/悠木碧
監督:野口照夫(実写パート) 山本清史(ゲームパート)
脚本:吹原幸太
原作:「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」 マイディー
配給:ギャガ

公式サイト:https://gaga.ne.jp/hikarinootosan/
コピーライト:
(C)2019「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」製作委員会
(C)マイディー/スクウェア・エニックス

大ヒット公開中

「ファイナルファンタジーXIV」とは
株式会社スクウェア・エニックスが運営する「ファイナルファンタジーXIV」は、壮大な“エオルゼア”という世界を舞台に、ネットワークを通じて、世界中のプレイヤーと共に冒険ができるオンラインゲームです。冒険は戦いだけではなく、アイテムの製作や、チョコボの育成など様々にあり、その遊び方は冒険者であるあなた次第!お馴染みの召喚獣やモーグリ、飛空艇・・・そして仲間たちが待つ、新たなFFの世界に、さあ旅立ちましょう!
公式サイト:https://jp.finalfantasyxiv.com/


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