『せかいのおきく』黒木華が衝撃的なセリフを連発!?個性的で愛すべき登場人物たちを紹介する2種類の特別映像が解禁

阪本順治監督が、主演・黒木華、共演・寛一郎、池松壮亮で贈る最新作『せかいのおきく』(4月28日(金)全国公開)にて、「おかしな長屋!?」編と「せかいって何?」編の特別映像2種類が解禁された。

解禁となった特別映像「おかしな長屋!?」編では、おきく(黒木華)と父・源兵衛(佐藤浩市)が暮らす貧乏長屋の厠が大雨で溢れ、住民たちの排泄物が辺り一面に流れ出して大騒ぎとなる場面をピックアップ。「明け六つになると、おとっさまはなぜ“屁”をたれるのですか?」とおきくが父に尋ねる衝撃のセリフからはじまり「ケツ拭こうにも腿がつりそうでよ」とぼやく源兵衛、そしてくさいクサイと大騒ぎする長屋の住人たちを横目に見ながら「変な長屋だろ?皆おかしいんだよ」と相棒の中次(寛一郎)に耳打ちする矢亮(池松壮亮)など、おきくを取り巻くユニークで人情味あふれる人々の姿がコミカルに紹介される。

また「せかいって何?」編では、寺子屋の子どもたちに「せかい」の意味を教える住職(眞木蔵人)の的外れな説明に首をかしげるおきくのキュートな表情と、命を狙われていた源兵衛が中次に残した「果てなんかねえんだよ。それが「せかい」だ。惚れた女ができたら言ってやりな。『俺はせかいで一番、お前が好きだ』ってな」という最後の言葉、そして降りしきる雪の中でおきくが中次を抱きしめる姿が描かれる。

世界が大きく変わろうとする頃、江戸の片隅。「せかい」という言葉と「愛」を知ることで、おきくと中次の運命が未来に向かって動き出す。

イントロダクション
物語の背景には、糞尿を肥料として農業に用いるなど、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の最先端にあった江戸時代の日本の風景が重ねられている。日本を代表する美術監督であり、本作で企画・プロデュースを務めた原田満生は「この映画で観る人の環境意識が変わるとは思わないが、こんな時代があったことを多くの人たちに、特に若い世代の人たちに知ってもらいたい」と語っている。

ストーリー
日本が世界の渦に巻き込まれていく江戸末期。寺子屋で子供たちに読み書きを教えているおきくは、ある雨の日、厠(寺所有の公衆便所)のひさしの下で、雨宿りをしていた紙屑拾いの中次(ちゅうじ)と、下肥買いの矢亮(やすけ)と出会う。武家育ちでありながら今は貧乏長屋で質素な生活を送るおきくと、古紙や糞尿を売り買いする最下層の仕事につく中次と矢亮。侘しく辛い人生を懸命に生きる三人はやがて心を通わせていくが、ある悲惨な出来事に巻き込まれたおきくは、喉を切られ、声を失ってしまう…。

作品タイトル:『せかいのおきく』
出演:黒木華 寛一郎 池松壮亮 眞木蔵人 佐藤浩市 石橋蓮司
脚本・監督:阪本順治
製作:FANTASIAInc./YOIHI PROJECT
制作プロダクション:ACCA
配給:東京テアトル/U-NEXT/リトルモア

映画公式サイト:sekainookiku.jp
映画公式Twitter:@okiku_movie
「YOIHI PROJECT」公式サイト:yoihi-project.com
コピーライト:(c)2023 FANTASIA

2023年4月28日(金) GW全国公開

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