映画『スティール・レイン』物語のキーパーソンとなる白竜!大国を裏で操る腹の底が読めない不敵な演技に注目 ―12/3公開

チョン・ウソン×クァク・ドウォン×ユ・ヨンソク共演、『弁護人』のヤン・ウソク監督が放つ、緊迫と迫真の軍事エンターテインメント超大作『スティール・レイン』が12月3日(金)よりシネマート新宿ほか全国ロードショーとなる。

南北に分断されたまま長く冷戦状態が続く朝鮮半島を舞台に、韓国・北朝鮮・アメリカの三カ国の首脳たちが一人の北朝鮮高官の陰謀に巻き込まれたことから、歴史を揺るがす恐ろしい危機に直面するスリリングな骨太作品が誕生!脱出不可能な深海を航行する潜水艦、密室で繰り広げられる息詰まる心理戦と銃撃戦、浸水の危機と急減する酸素など、猛攻撃に晒される潜水艦に取り残された人々の物語が深く熱く交錯していく。

米朝の間で調停役を担う韓国大統領役のチョン・ウソンは、国家のトップとしての卓越した理性と、一家の主である父親としての人間味にあふれた両面を披露。目的達成のためなら無慈悲な行為も躊躇しない北朝鮮高官に扮したクァク・ドウォンは、威圧的な愛国者を熱演。ユ・ヨンソクは、北朝鮮の最年少指導者を瞳に炎を宿したかのような気迫と共に演じてみせた。自己中心的な米大統領に扮したアンガス・マクファーデンや、日本からは白竜なども加わり、実在する各国首脳を彷彿とさせるキャラクターを個性的に演じている。

白竜といえば強面でヤクザなどアウトローな役柄のイメージが強い。元々は1979年にシングルEP「アリランの唄/シンパラム(新しい風)」でミュージシャンとしてデビューし、その後、崔洋一監督にスカウトされ映画『いつか誰かが殺される』(1984年)に出演。役者としても活躍の場を広げ、北野武監督の『その男、凶暴につき』(1989年)で冷徹な殺し屋を演じ、一躍俳優としても注目を集め、それ以降、数々のヤクザ映画やVシネマに出演し、今やヤクザ映画に欠かせない存在となっている。

そんな白竜が本作で演じているのは、日本で強力な権力を持つ大和財団の会長・森。アメリカと手を組み、政治的にも軍事的にも中国を壊滅させる極秘戦略「影武者作戦」を計画し、表向きには同盟国アメリカのシナリオに従って中国を攻撃するふりをしながら、心の底ではアメリカを敵視する森は作戦を利用し、韓国に奪われた領土を奪還する野望を密かに抱いている。森と密会した中国の高官は「影武者作戦」に強い危機感を募らせ、攻撃の矛先を韓国に向かわせるべく、大和財団への裏資金提供を約束するが…。各国の思惑が水面下で複雑に絡み合い、「朝米平和協定会談」の行方は全く先の読めない展開へと進んでいく―。物語のキーとなる重要な役どころで、白竜演じる森の腹の底が読めない不敵な演技にもぜひ注目して欲しい。

ストーリー
全世界が注目する「平和協定締結」に向け、韓国大統領ハン、北朝鮮委員長チョ、アメリカ大統領スムートによる首脳会談が北朝鮮で開催された。米朝間の意見が割れるなか、核兵器放棄と国交正常化に強く反対する北朝鮮の護衛司令部パク総局長による軍事クーデターが突如勃発し、三首脳は弾道ミサイルを搭載した原子力潜水艦「白頭号」に拉致監禁されてしまう。今にも核戦争に発展しうる緊迫状態のなか、国家の威信と野心をかけた者たちの思惑が交戦し、逃げ場のない潜水艦は戦場さながらの激闘へと突入していく─!!

作品タイトル:『スティール・レイン』
出演:チョン・ウソン『藁にもすがる獣たち』、クァク・ドウォン『KCIA 南山の部長たち』、ユ・ヨンソク『愛を歌う花』、アンガス・マクファーデン『ソウ4』
監督/脚本:ヤン・ウソク『弁護人』『鋼鉄の雨』
撮影:キム・テソン
照明:ソン・ジェホ
美術:ヤン・ホンサム
音楽:キム・テソン
2020年/韓国/韓国語/132分/スコープサイズ/5.1ch/英題:Steel Rain 2:Summit(原題:강철비2: 정상회담)
配給:ハーク、配給協力:EACH TIME

公式サイト:https://www.hark3.com/steelrain/
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12月3日(金) より シネマート新宿ほか全国ロードショー

 

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